とうとうやって参りました。いえ〜!
デジカメがないので、文章のみで勘弁してちょ。
BOXは凝ってます。まずイラストが山下明彦氏の書き下ろし、ジャイアントロボ! で、通常、内部に入れるDVDの基本操作が外側にカバーとして付属、イラストは「ジャイアントロボ完全設定資料集」の表紙ときたもんだ。徹底的にかっちょいいロボっす。ただ、このカバー、ビニールのある時点ではいいんですが、ビニールをはがした途端に落ちます。落ち着きません。何とかしてくれい。まさか、このBOXを買うのが、コレクターばかりでDVDの中身も見ないような購買層を想定してたりしないだろうなッ?!
さて、カバーをはがしますと、BOXの裏面になりますが、なんと、BF団の合言葉「全てはビッグファイアのために(ALL FOR BIG-FIRE)」とともに、BF団マーク。これはなかなか、BF団ファンにはいい仕様かと。これだけのために買うほどのもんじゃありませんが。そして、BOXの底面、Episode 2で一清と楊志が登場した時の「悪漢共に御仏の慈悲は無用」ってあります。画面の文字まんまだと思います。
ちなみに上には、電磁ネットワイヤー作戦時に大怪球フォーグラーを捕獲した図となっております。
さて、気になるDVDパッケージですが、さすがに安いだけありまして、かなり薄めです。ただし、4枚そろってBOXに入れると、大怪球の目が現われる仕掛け。もしや、ラストのアンチ・シズマ・フィールドが世界中を覆っていったきらきらのシーンでしょうか、それともアンチ・シズマ・フィールド発動のシーンか。
DVDパッケージは、なんと、LDと同じ仕様。ちなみに1〜2、3〜4、5〜6、7という分け方なので、リマスター版と同じかな(今、手元にない)。表に奇数エピソード、裏が偶数エピソードのLDパッケージのイラストです。DVDのみ所持の場合、小さいのしか見られなかったあなたも大満足? そして、気になるLast Episodeの裏ですが、なんと! 大作の持つロボ操縦器に、長き眠りから目覚めたビッグファイアの顔が写り、Last Episodeを飾った、「戦いはまだ続く!」として、「バベルの籠城編」の英語タイトルが! これは続編を期待していいんですか、監督ッ?! どんな形でもいいから、期待してまっせ!
DVDの映像特典、音声特典はリマスター版と同じようです。ただ、パッケージには、各エピソードから選りすぐった名シーンが満載、なかなか気分を盛り上げてくれます。4枚目以外は2つのエピソードからだから、厳しいですけどね。
さてさて、気になるのがブックレット。大きさはDVDパッケージと同じですが、横です。表紙はロボ対GR2という、中盤屈指の名場面。気になる裏表紙は何と、諸葛亮孔明がただ一人登場、そのバックに九大天王と十傑集の名前が登場するのは、まさに策士の地位を象徴しているかのようです。世界最強の連中さえ手玉に取る策士っちゅう感じです。
さて肝心の中身ですが、2ページ目、著名人のコメントとイラストも。今は亡き石川賢氏まで登場してるのは、2004年にリマスター版が登場した時のものだそうです。
3ページ目、オープニングに登場したBF団ロボットの数々。こんなにいたんだな〜と言っていいのか、これしかいなかったな〜というべきか。やっぱりGR2もいたんですね。Episode 5と違ったように見えたのは、デザインした小曽根正美氏によるようです(クレジットはありません)。わしはEpisode 5のGR2が好きやな〜 もっと言うと「地球の燃え尽きる日」のGR2のデザインがいちばんすっきやな〜
4ページ、5ページ目は作中で使われたアイキャッチイラストのフルバージョンと、2000年リリースのDVD-BOXのフルバージョン。特にアイキャッチイラストは、GR2までしか見えなかったんで、貴重な映像かも。既出だっけ?
6ページ、7ページ目に、歴代の絵コンテ担当者による絵コンテ。今からでも遅くないッ! これだけで出版してくだっせ!って感じです。Episode 1のしか出版されてませんからね。よく読んでみると、台詞が微妙に実際の映像と違います。生々しい現場を見るようですね。特にLast Episode冒頭の銀鈴と大作の会話で、銀鈴が「だって…戴宗さんや楊志さんにも伝えてあげたいから…」と言うのは、雰囲気ぶちこわしって感じです。なくなって良かったです。
そして、8ページ、9ページ目がこのブックレットの目玉だ〜! 何と、登場人物、登場メカの相関図です。九大天王も当然、全員紹介されてます。カットはキャラ設定までされた林冲しかありませんが。ネタばれしまくり。しかもCVつきという豪華仕様。たきがは、これで初めて、Episode 3に出てきたウラエヌスがMK-IIだって知りました。各キャラ、メカのカットにはそれぞれ思い入れもあるかと思いますが、概ね無難な選択でねーかと。
10ページ、11ページ目には、キャラデザインでもある山下明彦氏と、窪岡俊之氏と、小曽根正美氏の手がけたロボのイラストあれこれ。未発表イラストまであるのはなかなか資料価値も高いか? しかし三鷹市、ロボのキャラを水道部とか国民年金のポスターに使うとは、よほど熱心なファンでもいたんでしょーか? こういうアニメ・キャラの使われ方って、特に行政では例がない気がする。
12ページ、13ページは、LD持ってないファン垂涎、ピンナップ集。へっへ〜ん、たきがは、実物で持ってるもんね。
そして、14ページ目は作中で使われたロゴの数々。「つづく」とか、「次回 完結」とか、「ジャイアントロボ」なんてのもありますが、作中未使用のも入ってます。
15ページ目は総キャスト&スタッフと、DVD-BOXのブックレットの表紙(オールスターキャストのサイン入り、というあれです)を収録。
たった16ページながら、なかなか濃密な内容でありますが、やはり、DVD-BOXを買えないファンのために、今川監督のインタビューは入れてほしかったな〜 あれでしか読めないってもったいなさすぎ。あと、LDのQ&Aとかも。
ちゅうわけで、持ってない人にはそれなりに資料価値が高く、持っている人にはなかなか微妙なところ、というのがこのBOXの仕様かもしれません。各イラストも、映像特典とかで入ってますしね。
あと、個人的には、やっぱり銀鈴シリーズが入ってないのは悔しい。やっぱりさ〜、アルベルトに「わしの梅サワー」って必須だと思うわけ。ブルーフラワー団の幻夜とか可愛いと思うわけ。「全員チャイナ惑乱作戦」の戴宗ボイスは必聴だと思うわけ。
どうせそのうちにBDも出るんでしょうが、その時にはぜひ、銀鈴シリーズお忘れなく。
さ、BOX到着を記念して、これから「
ロボ祭り」やっか。
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