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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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Episode 3 & Episode 4

俺は世界のためにここに残るんじゃねぇ。ロボのためでもねぇ。わかるだろう?

相変わらず興奮しっぱなしのたきがはです。

わかりました、戴宗の兄貴〜! 楊志のためだと言いたかったんですね?! と、のっけから戴宗と楊志の夫婦にはぁはぁしてます。

しかし、大作の暴走で始まるEpisode 3は、やはり、中条長官の作戦ミスと言わねばなりません。本作で、大作ただ一人が子ども、それ以外はみんなエキスパートであり、エージェントであり、プロフェッショナルであることは周知の事実でありますが、それならば、子どもには子どもへの言い聞かせ方があったのであり、それができなかったことは、やっぱり長官のミスだと思います。ええと、最高司令官として、責任とれや、おら、っちゅうことです。
そのために、上海を失い、戴宗を、楊志を、大勢のエキスパートたちを失ってしまったのです。まぁ、ここら辺の痛恨の極みっちゅうやつが、静かなる中条をして、大怪球に挑ませたとも言えなくもありませんが。

それにしても、どー考えても、やっぱり電磁ネットワイヤー作戦てざるですな。だって、大作と鉄牛がグレタガルボでやってきたから、退避のしようもあったものを、来なかったらどうなってたんだ、ちみたち。最初から考えてないとしか言いようがありません。電磁ネットワイヤーが26機どころか大量に置いてあったのは良かったですが、作戦が失敗して、みんなで逃げなきゃいけないってことも考えねーと。
そして、呑気に梁山泊で実験してる誤先生。思うにここからだな、呉先生が誤先生になったのは。ちゅうか、「作戦実行責任者の誤先生は司令室まで」とか呼び出されてるのもどうかと思います。
まぁ、いちばんの問題は、名のあるエキスパートが北京支部の4人しかおらず、鉄牛と大作&ロボが抜けてるってことですけど。

しかし、戴宗の兄貴、何で「フォーグラーと戦うなぁっ!」と言ったんでしょうか。かなわないのがわかってて言いましたか? だったら、「もしも俺たちがやられたら、その時はおまえとロボの出番だ」って、あり得ませんが?
やっぱり、わしとしては、鉄牛にも大作&ロボにも上海に行かせて、とするのが良かったように思いますが、それで作戦が成功したらしたで問題なんで、しょうがないのか、この場合。(´Д⊂ヽ

リマスター版DVDにもありましたが、「続けてみる」を選択すると、オープニング、エンディング、アイキャッチがかかりませんので、Episode 3 & Episode 4がまるで続けて見てるかのようで、あっと気づいたら、もうロボが落っこちて、Episode 4になってました。そうだな、銀鈴の初テレポートもEpisode 4だったし、楊志の姐さんの「うちの亭主」発言もEpisode 4だったんでした。(´Д⊂ヽ
一清道人に「坊主は厄介だ」とか言っておきながら、しっかりその術にはまってしまったアルベルトは相変わらずお茶目な人です。加えて、銀鈴のテレポートに巻き込まれそうになって狼狽えている小物っぷりが最高です。
逆に、イワンは一人で電磁ネットワイヤーをつぶし、ロボと戦い、と大活躍。あそこでフォーグラーが近づいていなければ、もう少し頑張ったのに、と思うと、もったいないキャラですな。電磁ネットワイヤーが残ってたので、幻夜には「イワンの馬鹿」と罵られてますが、そんなことないじゃん。イワン、有能なのに。

さて、グレタガルボはヒマラヤに墜落してくわけですが、このEpisode 4とEpisode 5のあいだで、銀鈴が動揺するのがよくわかりますね。彼女、大作に謝ってるんですよ、「私のために」って。だから、銀鈴はこの時、父親が世界の破壊者となろうとしていると疑っていたんでしょう。それを、Episode 5で、兄から初めて父の死を知らされ、心が揺れ動く。
でも、大作は違った。Episode 3ではさすがに「フォーグラー博士、許さないぞ!」と言ってますが(で、大怪球に負けちゃったんだが)、銀鈴とともに事実を知ってからの大作はぶれない。誤先生も、銀鈴も幻夜も、世界中の誰もが疑ってなかったのに(孔明は「知ってましたよ、むふふ」とか言いそうですが)、大作だけフォーグラー博士のことを信じてた。その信頼感はすごいと思う。

あと気になるのが、アルベルトなんですけど、Episode 6で、十傑集がビッグファイアの登場でぐうの音も出なかったことがありますが(実はサニーちゃんだったけど)、ビッグファイアの前ではないとはいえ、堂々と「地球静止作戦」を批判しております。この真意は何? アルベルトというのは、元来、そういうキャラなのかもしれません。漫画版でも最後にBF団から除名されてますんで、反骨精神旺盛っちゅうか。気に入らなかったら、絶対に「うん」て言わないとか。改めて、やっぱり格好いいな、と。
まぁ、アルベルトの場合、他の十傑集と違って、作戦に参加してますんで、いろいろと見えたところもあるんでしょうけど。Episode 6では十傑集が疑念を述べあってますが、ビッグファイアが出てくると何も言えないですからね。アルベルトがいたら、言ったくさい。

さぁ、いよいよ後半戦だ!

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Episode 1 & Episode 2

この美しい夜を!

のっけから興奮しております、たきがはです。
久々にEpisode 1 & Episode 2見ましたが、いや〜、やっぱりおもしろいや。鳥肌立てつつ、興奮しつつ、興奮冷めやらぬうちに「つづく」って、相変わらずかっちょいいです。いや、たまにしか見ないもんで、すごく新鮮でした。
で、勢いでオーディオコメンタリー(本編に関係者がコメントを入れる)まで聞きましたが、Episode 1しかついてないのがもったいないくらいでした。第1巻は大作&銀鈴で、山口勝平氏と島本須美さんなんですが、2人とも「かっこいい」を連発しつつ、出演者でもあるのに、ファンの視線で見ていたり、出演者ならではの裏話を聞かせてくれたり、これが楽しいのです。いや、この調子で、声優さんにずーっとコメンタリーしてほしかったっすよ。ほんとにおもしろいんだもん。

改めて、やはりEpisode 1とEpisode 2は、大作も鉄牛も子ども子どもしてる代わりに、戴宗とかアルベルトが格好いいな〜と感動。ですが、たきがは、やっぱり「ジャイアントロボ」は、最初のトレインチェイスですっかりはまった口なもんですから、あの時、ロボの登場シーンの印象深さがなんちゅうても、その後の全てのキャラを凌駕してしまったんですわ。だから、ロボ一番!というのが基本のようです(←どこらへんが緻密かと小一時間…)。
そう、あのシーンが何の変哲もない登場だったら、わし、こんなにこの話にはまってないかもしれない。アクションに次ぐアクション、荒唐無稽なアクションの最後にまさに主役としてロボ&大作を持ってき、その登場シーンのこり方が並みではない。あれこそ、このアニメについて、わしがいちばん印象深かったシーンなんです。だから、ロボ最高。多くは語るまい。ロボ最高、いえ〜!

効果的なのは、実はあのシーンの後、全エピソード中でもここだけ、という息抜きシーンが入るじゃないですか。大作、銀鈴、戴宗、鉄牛の丘の上のシーン。ここもいいよね。あんまり語らないけど、わし、このシーン、好きです。後の展開がシビアであればあるほど、このシーンは貴重だ。Last Episodeの後で戴宗と銀鈴はいないのです。大作、銀鈴とデートしなかったこと、ほんとに後悔してないかッ?!
で、この後にアルベルトの襲撃と戴宗の反撃とアクションが入るわけなんですが、この静と動の対比とでもいいますか。最初に動があって静が来て、また動で占めるEpisode 1は、やっぱり傑作であり、他のエピソードにも劣らないおもしろさなんですよね。

そして、Episode 2では語られるはバシュタールの惨劇。この時、シズマ博士は大作たちと行動をともにしとるわけですが、どうやら、国際警察機構の呉学人が、フォーグラー博士の第1助手だった呉学究だとシズマ博士、気づいてるんですな。だから、「助けてくれ」と繰り返したりするのはそういうわけでねーかと。でも、銀鈴がファルメールだとは気づいてないっぽいけど。
あと、Episode 1で、アルベルトが「バシュタールの惨劇」のような本を読んでましたが、表紙にAD2029とあったのは、西暦2029年にバシュタールの惨劇が起こったと解釈してよさそうな感じですね。で、シズマ博士たちがノーベル賞を受賞したのがAD2025年っぽい。そう考えると、意外と近未来なんですよ、この話。あと30年も経ったら、「ロボ」の2039年がやってくるんですよ!
この2点が今回の新たな発見でありました。

あと、これは他の方のサイトで見たんですが、Episode 1で大作がロボの左目を拭いているのは、草間博士の傷ついた方の目と対比してるとか、1つ1つのシーンになるほどな〜と伏線張りまくり、というのも楽しいです。このシーンがあのシーンを示唆していたのか!みたいな発見はおもしろいもんですからね。

ふと思いついたんですが、「ロボ」の構造って「ファイアーエムブレム」とか「オウガバトル」に似通ってます。死なない(=死ねない)主人公と、身を呈して戦う脇のキャラクターたち。かつて「エムブレム」のファンブックで「マルス(主人公)を守るため、文字どおり、命をかけるキャラクターたち。これがドラマでなくてなんであろうか」とありましたが、「ロボ」も一緒。史上最強のジャイアントロボというロボットの操縦者であるがゆえに、死なない、死ねない大作と、彼を守る国際警察機構とBF団との戦い。Episode 1でもアルベルトが「あの大作という少年を本気で」と言ってましたが、「ロボ」の基本軸にロボと大作がある。だからこそ、周りのキャラクターたちは命をかけ、まさにこれはドラマであると。
そういう意味では「ロボ」では全編そうなのですね。戴宗が、楊志が、銀鈴が、鉄牛が、一清が、村雨が、そしてLast Episodeでは大作をひっぱたいた黄信や花栄までが、大作のために、大作に道を開くために戦う。そのドラマがわしの胸を熱くし、涙させるのだと。
その大作に対する軸として、幻夜がいる。

この調子で残る3枚のDVDも見る所存。いつ見ても、何度見ても、おもしろいアニメだな〜

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CUSTOM COMPOSITE BOX

とうとうやって参りました。いえ〜!

デジカメがないので、文章のみで勘弁してちょ。

BOXは凝ってます。まずイラストが山下明彦氏の書き下ろし、ジャイアントロボ! で、通常、内部に入れるDVDの基本操作が外側にカバーとして付属、イラストは「ジャイアントロボ完全設定資料集」の表紙ときたもんだ。徹底的にかっちょいいロボっす。ただ、このカバー、ビニールのある時点ではいいんですが、ビニールをはがした途端に落ちます。落ち着きません。何とかしてくれい。まさか、このBOXを買うのが、コレクターばかりでDVDの中身も見ないような購買層を想定してたりしないだろうなッ?!
さて、カバーをはがしますと、BOXの裏面になりますが、なんと、BF団の合言葉「全てはビッグファイアのために(ALL FOR BIG-FIRE)」とともに、BF団マーク。これはなかなか、BF団ファンにはいい仕様かと。これだけのために買うほどのもんじゃありませんが。そして、BOXの底面、Episode 2で一清と楊志が登場した時の「悪漢共に御仏の慈悲は無用」ってあります。画面の文字まんまだと思います。
ちなみに上には、電磁ネットワイヤー作戦時に大怪球フォーグラーを捕獲した図となっております。
さて、気になるDVDパッケージですが、さすがに安いだけありまして、かなり薄めです。ただし、4枚そろってBOXに入れると、大怪球の目が現われる仕掛け。もしや、ラストのアンチ・シズマ・フィールドが世界中を覆っていったきらきらのシーンでしょうか、それともアンチ・シズマ・フィールド発動のシーンか。
DVDパッケージは、なんと、LDと同じ仕様。ちなみに1〜2、3〜4、5〜6、7という分け方なので、リマスター版と同じかな(今、手元にない)。表に奇数エピソード、裏が偶数エピソードのLDパッケージのイラストです。DVDのみ所持の場合、小さいのしか見られなかったあなたも大満足? そして、気になるLast Episodeの裏ですが、なんと! 大作の持つロボ操縦器に、長き眠りから目覚めたビッグファイアの顔が写り、Last Episodeを飾った、「戦いはまだ続く!」として、「バベルの籠城編」の英語タイトルが! これは続編を期待していいんですか、監督ッ?! どんな形でもいいから、期待してまっせ!

DVDの映像特典、音声特典はリマスター版と同じようです。ただ、パッケージには、各エピソードから選りすぐった名シーンが満載、なかなか気分を盛り上げてくれます。4枚目以外は2つのエピソードからだから、厳しいですけどね。

さてさて、気になるのがブックレット。大きさはDVDパッケージと同じですが、横です。表紙はロボ対GR2という、中盤屈指の名場面。気になる裏表紙は何と、諸葛亮孔明がただ一人登場、そのバックに九大天王と十傑集の名前が登場するのは、まさに策士の地位を象徴しているかのようです。世界最強の連中さえ手玉に取る策士っちゅう感じです。

さて肝心の中身ですが、2ページ目、著名人のコメントとイラストも。今は亡き石川賢氏まで登場してるのは、2004年にリマスター版が登場した時のものだそうです。
3ページ目、オープニングに登場したBF団ロボットの数々。こんなにいたんだな〜と言っていいのか、これしかいなかったな〜というべきか。やっぱりGR2もいたんですね。Episode 5と違ったように見えたのは、デザインした小曽根正美氏によるようです(クレジットはありません)。わしはEpisode 5のGR2が好きやな〜 もっと言うと「地球の燃え尽きる日」のGR2のデザインがいちばんすっきやな〜
4ページ、5ページ目は作中で使われたアイキャッチイラストのフルバージョンと、2000年リリースのDVD-BOXのフルバージョン。特にアイキャッチイラストは、GR2までしか見えなかったんで、貴重な映像かも。既出だっけ?
6ページ、7ページ目に、歴代の絵コンテ担当者による絵コンテ。今からでも遅くないッ! これだけで出版してくだっせ!って感じです。Episode 1のしか出版されてませんからね。よく読んでみると、台詞が微妙に実際の映像と違います。生々しい現場を見るようですね。特にLast Episode冒頭の銀鈴と大作の会話で、銀鈴が「だって…戴宗さんや楊志さんにも伝えてあげたいから…」と言うのは、雰囲気ぶちこわしって感じです。なくなって良かったです。
そして、8ページ、9ページ目がこのブックレットの目玉だ〜! 何と、登場人物、登場メカの相関図です。九大天王も当然、全員紹介されてます。カットはキャラ設定までされた林冲しかありませんが。ネタばれしまくり。しかもCVつきという豪華仕様。たきがは、これで初めて、Episode 3に出てきたウラエヌスがMK-IIだって知りました。各キャラ、メカのカットにはそれぞれ思い入れもあるかと思いますが、概ね無難な選択でねーかと。
10ページ、11ページ目には、キャラデザインでもある山下明彦氏と、窪岡俊之氏と、小曽根正美氏の手がけたロボのイラストあれこれ。未発表イラストまであるのはなかなか資料価値も高いか? しかし三鷹市、ロボのキャラを水道部とか国民年金のポスターに使うとは、よほど熱心なファンでもいたんでしょーか? こういうアニメ・キャラの使われ方って、特に行政では例がない気がする。
12ページ、13ページは、LD持ってないファン垂涎、ピンナップ集。へっへ〜ん、たきがは、実物で持ってるもんね。
そして、14ページ目は作中で使われたロゴの数々。「つづく」とか、「次回 完結」とか、「ジャイアントロボ」なんてのもありますが、作中未使用のも入ってます。
15ページ目は総キャスト&スタッフと、DVD-BOXのブックレットの表紙(オールスターキャストのサイン入り、というあれです)を収録。
たった16ページながら、なかなか濃密な内容でありますが、やはり、DVD-BOXを買えないファンのために、今川監督のインタビューは入れてほしかったな〜 あれでしか読めないってもったいなさすぎ。あと、LDのQ&Aとかも。

ちゅうわけで、持ってない人にはそれなりに資料価値が高く、持っている人にはなかなか微妙なところ、というのがこのBOXの仕様かもしれません。各イラストも、映像特典とかで入ってますしね。
あと、個人的には、やっぱり銀鈴シリーズが入ってないのは悔しい。やっぱりさ〜、アルベルトに「わしの梅サワー」って必須だと思うわけ。ブルーフラワー団の幻夜とか可愛いと思うわけ。「全員チャイナ惑乱作戦」の戴宗ボイスは必聴だと思うわけ。
どうせそのうちにBDも出るんでしょうが、その時にはぜひ、銀鈴シリーズお忘れなく。

さ、BOX到着を記念して、これから「ロボ祭り」やっか。

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地球の燃え尽きる日 第29話

ふぅぅぅぅ〜 と思わず、持ってもいない煙管をぽんぽんたたきたい気分です。

林冲さんの衝撃の告白が始まったわけなんですが、やってくれたぜ、今川監督。さすが、わしらの斜め上の事実だったよ。

以下、ネタばれしまくりなので、隠し。

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マスク・ザ・レッド

たきがは的に、美形で残酷というカテゴリのマスク・ザ・レッドって全然、燃えないキャラなんすよ。でも、今日は追悼・市川治さんなんで、レッド語りもしてみようかと思ったんです。あんまり語りませんが。

登場はEpisode 6の後半、初登場でいきなり濃ゆいオヤジっぷりを前面に打ち出して、わしら視聴者をのっくあうつした十傑衆の中では後手ですな。ヒィッツカラルドとか怒鬼と一緒。ネットで「ロボ」を検索してると、ファンサイトがありまして、その中にレッド好きさんは多いんですが、やはり、ぽいんつはその冷酷さなんでしょうかね、美形っぷりと。



確かに、ハンサムですもんね。キャラ・デザインの山下さんが、「完全設定資料集」で2枚目すぎてコメントない、みたいなこと言うてはりましたが、わりとオヤジの多い「ロボ」では珍しく、正統派の2枚目っす。
しかも、CVが市川治さんで、市川さんといったら、「ダイモス」のプリンス・ハイネルとかが有名なんだそうですが、すんません、たきがは、実はこの方のアニメってほとんど未見なもんで、ほんとに「ロボ」だけなんす。でも、「ダイモス」のハイネルって言われたら、ああ、あれね、と思うぐらいには知ってます。一世風靡したお声なんでしょうな。

で、このレッドも、「よよよ」と、ビッグバン・パンチを放つ中条長官を想像して嘆く誤先生の背後から高笑いとともに登場。顔より先に高笑いってのが、このキャラのぽいんつを表現してるんじゃないかと思ったり。思いませんか?

たきがはがレッドで好きなポーズはこれ。



「わたしだけではないぞ。それ!」と言って、ヒィッツカラルドにシーンが変わるんだけど、この無意味にぴしっと伸びた腕と指先が、やっぱりこのキャラを如実に表わしていると思うんす。いつでもピシ! と背が伸びてそうな感じ。

フィギュアスケートとか見てても、なにしろたきがは、いまだにカタリーナ=ビットさんを越えるスケーターはいないとか思ってるもんで、あの動作が1つ1つ美しい、なんちゅうかな、指先まで行き届いた神経とでも言いますか、もう髪の毛まで行き届いてるっていうんですか、あの所作の美しさはいまだ、どんなスケーターも真似できねーよと思うし、誰も真似できないからこそ、唯一無二の美しさであり、だからこそ、当時のフィギュアスケートはおもしろかった。片や技術でメダルを取る者もあり、片やビットさんのように美しさでメダルを取る者もいる。それぞれの個性がぶつかりあって、いろんなスケートが見られたからこそ、当時のスケートはおもしろかったのだとわしは思うんすよ。今、何ですか、ジャンプしてればいいのかよ、ってつまらないよ。どいつもこいつもジャンプしてるだけで、4回転だの3回転半だの、見飽きちゃったよ。それよりも何だよ、そのだらしない指先は。何だよ、そのだれっとした滑り方は。神経行き届いてねーだろ、おまえら、ほんとにそんなスケートだけ見てて楽しいのかよ、と言いたいっす(わぁ〜、どさくさに紛れて、何て暴言吐いてるんでしょ)。

閑話休題。

だから、マスク・ザ・レッドには、その美しさがある。たとえば、Last Episodeにて銀鈴のテレポートに巻き込まれて岩に取り込まれたヒィッツカラルドに助けを求められてさっくり殺すところなんて、彼の美学を感じる。「生きて恥をさらすのも辛いだろう」なんて台詞にそれが現われている。



そうだよね〜 これは「地球の燃え尽きる日」にて、衝撃のアルベルトが眩惑のセルバンテスにとどめを刺した美学に近いのだな。あ〜 だから、レッドって人気あるのか(←何をいまさら)。しかし、どっちかというと、Webでのレッドって、圧倒的にあっち系の人気が高いような…見なかったふり、見なかったふり。



また、ヒィッツカラルドをさっくり殺して立ち去るレッドの後ろ姿も背筋がぴしっと伸びてて格好いいと思う。
無惨にばらける手は、レッドに刺されて、報復しようと思ったのに、その手もばらばらにされるヒィッツカラルドの。

で、これがLast Episodeの前半、それもほんとに頭だけなものですから、レッドの登場って短いんだよね。でも、これだけキャラが立ってるのはやっぱり市川さんの声あってのもので、それはEpisode 6のみ声のあった十傑衆も同じことで。
そんな、演じるということを肌でわかってる声優さんばかりを使った「ジャイアントロボ」というのは、改めて贅沢なアニメだなぁと思いました。

市川さんの冥福をお祈りします。

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