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辺見庸著。

先に読んだ「もの食う人びと(コミック版)」の原作です。

いろいろな主人公を据えた「コミック版」に比べ、こちらはルポルタージュの体裁をとっており、ずいぶんと翻案したんだなとわかりました。
残念だったのは「コミック版」でいちばんいいと思っていた元従軍慰安婦の方の話が原作の半分以下のエピソードしか取り上げられておらず、むしろ、それ省いたら駄目やろ!なレベルになっていたことです。たとえば以下の部分。

自殺しようとする元慰安婦の方々(「コミック版」では1人でしたが原作では3人)にご飯をおごることになり、その体験を聞くだけの「コミック版」と異なり、原作版では著者がひたすら「死なないでください」と言い続け、その間にご両親の墓参りをしたりしています。この墓参りのシーンがわし的にはいちばん胸を打たれました。ご両親が亡くなってから、初めて言えたという「自分は日本軍の慰安婦だった」という言葉、生きているうちには決して打ち明けることができなかった壮絶な過去、そんなものを朝鮮に限らず、台湾やフィリピン、インドネシア、オランダなど、数多くの国々の女性に負わせた日本という国。そこから来たジャーナリストである辺見さんは、直接の加害者ではないにしても「あの日の記憶を殺してしまいたい」と言って自殺を図ろうとする女性たちに、ただ「死なないでください」としか言うことができない、その無力さ。そして、いまもなお、解決しようとせず、真摯に向き合おうとせず、反省もしない日本という国の愚かしさ。そんなものを代表させられることになってしまったジャーナリストの無力さ。そういうものが「コミック版」にはなかったのでした。

そこがいちばんショックだったんで、わりとほかのエピソードは忘却の彼方(爆

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また、あの日が巡ってきました。

忘れがたい鎮魂の1月です。

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当方、日本海に面しておらぬ茅ヶ崎在住です。

こんなチラシをばらまいて朝鮮民主主義人民共和国への憎悪を煽る日本という国は、しみじみ過去の加害を反省できない国なのだと思います。

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六花亭のマルセイバターサンドをこよなく愛するレーズン大好きのわしですが、それを上回る感動を与えてくれたのがこちら。
清月の甲州レーズンです。ばばーん

通常のレーズンではなく、ピオーネのレーズンを挟んであるのが特徴。そのため、食べ応えがあります。まさに究極のレーズンサンドです。山梨行ったら是非お試しあれ。




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江戸川乱歩著。青空文庫刊。

土曜ワイド劇場の「○○の美女」シリーズは見ていても一回も読んだことのない「少年探偵団」シリーズ。青空文庫にあったので読んでみました。

TVシリーズだと明智探偵の宿命のライバルという位置づけのキャラクターは特におらず、唯一、「黄金仮面」だけ、2回ぐらいやったような記憶がありますが、なにしろ30年以上前の話なんで記憶が曖昧です。
小説だと怪人二十面相というのが探偵のライバルだったようなんですが、この話はその続編にて二十面相との戦いに決着をつけるものでした。
ただ、元来が子ども向けのシリーズのため、正直、内容が幼すぎて途中で飽きちゃいましたが、一応、最後まで読みましたが、一作読んだら、あとはもういいかなと思いました。
まぁ、そもそも、わしが「少年探偵団」シリーズに手を出さなかったのは子どもっぽいんじゃないかという先入観のためでしたが、間違ってなかったことを再確認。
やっぱり明智さんは天知茂さんのちょい悪な色気がええですわい。

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日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。
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