野沢さん追悼で「Gガンダム」より、第37話を見ることに。野沢さんはこの話のスペシャルゲストとして、サイ・サイシーの父・龍白役で出演、少林寺再興という悲願を抱きながら、途半ばで病に倒れ、幼いサイ・サイシーも恵雲・瑞山という腹心の友に預けなければならなかった龍白の遺書が、同じように病に倒れた野沢さんに重なって、号泣必須です。
何と言っても、一話限りでありながら、サイ・サイシーのファイトや少林寺再興への態度を一変させた父の存在感が、作画の良さも相まって、傑作揃いの決勝戦の中でもピカ一の魅力を放っております。
そう言えば、ドモンがここで、第3話のサイ・サイシーとの相打ちを印象深く思い出しておりますが、
漫画ではああいう展開になっちゃったから、どうするんだろうなぁ。
ここら辺からサイ・サイシーが遺書を読むんでなくて、龍白父さんの独白に変わるんですけど、もうね、自分の命がいくばくもないと悟っての遺書なもんですから、ここら辺から泣けるわけですよ。
で、龍白父さんって、この回だけの登場で、今まで伏線らしい伏線も何もなくて、それなのに声の力だけでちゃんと「Gガンダム」世界に居場所を作っている野沢さんの力量に感服。
さらに、このシーンで「断腸の思い」とか言われると、もう野沢さんと龍白父さんが重なって、泣ける。ひたすら泣ける。
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そして、両腕を失い、弁髪刀も失って、まさに満身創痍のドラゴンガンダム。でも「死んでも負けるわけにはいかない!!!」と父の思いに答えようとするサイ・サイシーに、わしの目頭はさらに熱くなるのでした。
父への思いを語るサイ・サイシー。今川監督お得意の父と子の絆です。ドモンとカッシュ博士、ドモンと師匠はかなり濃密に描かれたので今更言うまでもありませんが、わずか1話きりの言及ながら、山口勝平さんの演技も迫真で、顔も覚えていない父の姿(未来世紀なんで、ホログラムとかせめて写真の1枚でも残ってると思うんですが… ネオチャイナの人びとは素で「水滸伝」とかに出てきてもおかしくないクラシックな格好なんで、写真とか貴重品かも!)、でも、夢に向かって、ひたむきに生きた父の姿が見えると言うサイ・サイシー。
しかし、ドモンも容赦なくゴッドフィンガー(の応用技? まだ石破天驚拳は習得していないはずなんですが…)をたたき込み、サイ・サイシーがその圧倒的なエネルギーの前に屈しようとした時、幻の父が励ましてくれるのです。
ここでたきがはの涙腺決壊。
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で、前にも上げた気がするんですが、アップロードしたファイルからそれを探すのはさすがに1000件ともなりますともういやんなので、またアップしなおしちゃいますが、
父の笑顔に最後の力を振り絞ったサイ・サイシーは、タイトルロールにもなっている少林寺の幻の最終奥義・真流星胡蝶剣を繰り出すのでした。
ああ〜、熱い話だった。
改めて、野沢さんのご冥福をお祈りしたいと思います。また日を改めて、今度は暮れなずむ幽鬼も見たいんだけど、暇があるといいなぁ。
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