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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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第7回 悪の手先 鉄人暴れる

三話完結なんで長いです。まぁ、正太郎が鉄人との絆を得る話なんで、じっくりと。

鉄人に宝石店を襲わせたり、銀行強盗もやらせらりして、やりたい放題のスリルサスペンス一味。とうとう号外まで出されてしまいます。
その新聞を手に入れて苦々しげな村雨健次。自分のやったことは棚に上げてですか?

一方、入院中の正太郎。腕を撃たれたんですが、点滴つきって… どれぐらい重いんだろう? 頭脳はともかく身体は子どもだから、重傷の範疇なんでしょうが、車いすまで出るのは大ゲサなのか? 妥当なのか?
心配そうな顔で新聞を読んでますが、高見沢さんがKYな台詞を吐きます。よりによって鉄人が宝石店を襲撃している写真を見て、「あたしもこんな宝石がほしい」なんて、そんなことを言っていいのか考えてくれよ〜
案の定、大塚署長に怒られてしまいますが、当の大塚署長も「早く捕まえればいいんじゃないですか」と反撃されて、鉄人の凄さを強調したもんで、結局、どっちもどっちです、この2人…
まぁ、即座に謝れるのが大塚署長のいいところだと思うんだ、わしは。
しかし、正太郎は「僕が悪いんだ」と反省しきりです。確かに、狙われているのがわかっていて鉄人に頼ったのも事実ですし、盗まれた鉄人が悪いことをさせられてもいます。ただ、だからといって正太郎一人におんぶにだっこというのは大人として恥ずかしくないのか、大塚署長。

お見舞いから帰る大塚署長と高見沢さん。バス停が「病院坂」になってるのは「病院坂の首くくりの家」のパロディか? 今川監督、実は横溝正史好きなんかッ?
それはそれとして、操縦器を取り戻そうと誓う大塚署長ですが、誰に盗まれたのかわかってません。あれ? 前回、スリルサスペンスが正太郎んち来たんだからわかってたんじゃないのか? というか、容疑者として疑いを向けないか?

その頃、スリルサスペンス一味は鉄人を使っての荒稼ぎに歓声です。
そこに、まだつるんでいた村雨健次、元はと言えば自分が招いた事態ですので、いい加減にたまらなくなって喝を入れますが、スリルサスペンス一味はまだまだ日本で稼ぐつもりですので、村雨との約束を違えていると主張しますが、ふざけていると一笑されたどころか、ジルバ(やっと名前出た)に銃を向けられてしまいます。
それを止めたのがスリルサスペンスです。
スリルサスペンスは戦争に負けた日本が自分たちに占領されたとうそぶきます。そして「日本はこれからずっと負け犬だってレッテルを貼られたんだ」と言って、「飼い犬は俺たちご主人様にイエスって言わなきゃならねぇ、永遠にな」と断言します。
さらにジルバに「黙って見てな。日本が鉄人に荒らされていく様子をな」とだめ押しされちゃう村雨。
それでも抵抗しようとすると、3人がかりで殴る蹴るの暴行を受け、海に捨てられそう(スリルサスペンス一味の隠れ家は孤島です)になったところを海に飛び込んで逃げ出す村雨でした。
部下たちは逃げた村雨にとどめを刺そうとせず、彼が溺れることを期待してますが、どっこい生きてる村雨。あの孤島がどれだけ陸と離れているのかわかりませんが、どっかの港町にたどり着いていました。
救急車は彼のために呼ばれたのか?

また正太郎に戻ります。
正太郎は「一人で歩ける」と言ってますが、高見沢さんに車いすに押し込まれた模様。でも、この話では最後まで車いすです。
そこに通りかかるアイスキャンデー売り。高見沢さんはそういう物に目がないので、「いい物買ってきてあげる」と言って、アイスキャンデー売りの方へ行ってしまいます。
しょんぼりしている正太郎はぶらぶらと車いすを動かします。
その先に洗濯物を干しているところがあって、そこで看護婦と話す村雨健次と再会する正太郎。しかも看護婦がもう2、3日入院していろと言うところを村雨は「こんなことをしている間にも鉄人が」と口走ったもので、正太郎も驚きます。村雨も正太郎と同じ病院だったことに驚きを隠せません。
村雨は自分がスリルサスペンスに鉄人を渡したことを棚に上げて、正太郎に説教モードです。ぶっちゃけ、そういう悪事を知っているので「鉄人は兵器だとわかっただろう」とか「あんなもの(鉄人)はこの世にあっちゃいけないんだ」とか言われても説得力がありませんヨ。
しかし、そういうことを知らないため、正太郎は操縦器を盗まれた自分が悪いと言いつつ、絶対に鉄人を取り返してみせると断言します。
でも村雨はあくまで自分の悪事はおくびにも出さずに「鉄人は兄さんの命を奪ったから、自分の手で始末をつける」と宣言し、去っていきます。
そこに大塚署長と高見沢さんがやってきますが、高見沢さんのアイスキャンデーは溶けちゃった後で、でも一本当たってたってんで、喜び勇んで走ってく高見沢さん。大塚署長は「何のために来ているのかわかっているのか」とため息です。
そして、大塚署長も村雨健次を見つけますが、まぁ、まだ鉄人を奪われた一件の黒幕とは知らないので、正太郎も何も悪さをしていないと答えるしかなく。
さらに大塚署長は、鉄人を取り戻せるかもしれないと言います。

そして夜。
大塚署長の宣伝した偽の秘宝展につられて、スリルサスペンス一味が鉄人を繰り出しました。現場で張ってる警官隊。作戦を第二段階に移す大塚署長。
そうとは知らないスリルサスペンス一味ですが、けっこう遠くから操縦しています。正太郎が基本、鉄人のすぐ近くにいたのとはえらい違いですネ。
ところが、いつものようにお宝盗んでいこうとすると、鉄人のパンチを受け止めたロボットがいました。
実は例の電車を転覆させたロボットなんですが、実は冒頭で敷島博士にインタビューしていたアメリカの視察団が持ってきたバッカスなのです。まぁ、話的には鉄人が盗まれた方が重大な事件なんですが、列車の転覆事故も重大な事件だと思うのだが… 不問にされちゃいます。まぁ、最後はあれだしな、バッカスは…

病院で心配そうに見守る正太郎のもとに敷島博士が帰ってきました。アメリカの第一号ロボットが協力してくれるってんで、急遽帰ってきたんだそうです。フットワーク軽ッ
正太郎は嬉しそうに礼を言いますが、でも悪いのは僕、と陰々滅々な自己批判モードに陥っちゃってます。
でも敷島博士に「今はそんなことを考えてもしょうがないさ」と慰めなんだろうけど、あんまり慰めてるように聞こえないことを言われて、気を取り直して鉄人とバッカスの戦いを見守るしかない正太郎でした。

バッカスとの戦いで不利になり、慌てるスリルサスペンス一味。鉄人が見るものと同じものが見えないと性能が落ちるというのはこの話を元にしたPS2のゲームでも再現されているそうで、自分の身の安全を確保するにはいいんでしょうが、鉄人が窮地に陥ったりした時に臨機応変な対応とはいきません。

しかも、そこに駆けつける多数のパトカー。鉄人をバッカスで足止めすることで、操縦者を抑えるのがこの作戦の真の目的だったのです。

そこでジルバが指示を出します。操縦器を動かすロングランに鉄人を飛ばすよう言い、ロックンロールに準備していた服を出させます。

鉄人がバッカスごと飛び立ちます。バッカスには飛行機能はついていないので、不利なことに加え、バッカスにはもうひとつ、致命的な弱点が…

一方、スリルサスペンスがいるビルに近づいた警官隊でしたが、駆け込むとそこはもぬけの空でした。
しかし、大塚署長も無能な人ではないので警官隊に扮装して逃げ出そうとするスリルサスペンス一味に気づきますが、鉄人と戦闘中のバッカスに邪魔をされて、逃げられてしまいました。しかも故障しちゃうバッカス。
アメリカとしてはバッカスの性能がいまいちなんで、鉄人を奪いたいという目的もこっそりあったりするのです。

敷島博士は作戦の失敗に気づきました。きっと鉄人が逃げ出すのとか見えたんでしょうな。でも、けっこう病院遠いから、避難の必要はないと思うのだが… スリルサスペンスも銀行とか宝石店は狙っても無差別攻撃はしてんし… まぁ、鉄人の場合、歩くだけで大災害なんですが…
しかし正太郎はそれどころではありません。「どうして父さんが鉄人を葬ろうとしたのか」わかったと言い出します。正太郎は不乱拳博士の例をあげて、「息子のこんな姿(町を破壊する姿)を見たくなかったんです。自分の息子の恐ろしい姿を」と言います。ただ、不乱拳博士が化け物さん(モンスターで呼び名が固定されたようですが)を葬ろうとしたのは、兵器として利用されるのを見たくなく、自分が息子を死から化け物として蘇らせてしまった罪深さを知り、神に背くような行為=人造人間の作成を悔いてのことだと思うので、ちょっと違うような気もするんですが…
ところが敷島博士は鉄人を「恐ろしいと思ったことはない」と返しました。そこに近づいてくる鉄人。やっぱり避難の必要性おおあり?
正太郎は敷島博士が鉄人を作った一人だからかと推測しますが、博士の答えは違うものでした。敷島博士は鉄人をよく知っていると言います。彼、という言い方をするのも敷島博士と大塚署長ぐらいな気がしますが、鉄人が何であるか知っていると。それは金田博士との思い出であり、戦争そのものだと言うのです。さらに鉄人を作り上げることが科学者としての夢でもあったと目をきらきら輝かせて語る敷島博士。
だから自分の夢は恐ろしくないのだそうです。うーん… 博士、夢には悪夢というものもありましてなぁ… ここら辺がわしが敷島博士をマッドサイエンティスト呼ばわりする由縁なんですが…
そして、敷島博士は正太郎にとって鉄人が何なのか、答えが出ていないだけだと言うのです。鉄人が正義の味方か悪の手先か、正太郎の不安が鉄人に写し見えるだけなのだと。
そこにやってくる鉄人28号。敷島博士、逃げんでええのん?
「彼も困っているのかもしれないね。自分が何者なのか。その答えを出せるのは君だけかもしれないね」

東京の町が破壊され、鉄人を破壊すべしとの風潮が高まりますが、対抗できる手段があるわけではないので、世論の声が厳しくなったって感じ?

そんななか、チンピラにのされる村雨健次。
どうやら昔の仲間を頼って鉄人を破壊しようとしているようですが、あんな巨人に挑もうとする命知らずはそうそういないでしょう。
さらに竜作の悪口まで言われちゃって、怪我しているせいもあってこてんぱんです。
まぁ、健次としては鉄人がこんなことをしているのは自分の責任もあるので、何とかしようとしているのでしょうが、どうしようもできません。
そこに現れる竜作の幻。どうやら、かつてもこんなシチュエーションがあったようで… この竜作の存在を最後まで引っ張るんですから、そうとうなブラコンですよネ。

場末のバーで(たぶん、閉まってる店を勝手に開けて、勝手に)飲み直す健次。
思い出すのは空襲を受けた町を見下ろして、自分の無力さを嘆いていた戦中のこと。健次は学生服姿ですが、竜作は軍服です。
しかし、健次の「強い武器を持っている方が勝つのかな?」という問いに、「武器をどう使うかじゃないのか」と返す竜作。竜作と敷島博士って案外、仲良くなれね?
健次の持つナイフを指摘する竜作に、健次は「こいつは護身用だ。これで人を殺したりはしない」と答えます。
すると竜作は「決してそのナイフ以外に頼るんじゃねぇ。そして、守れなかった時はおまえの負けだ」と言います。健次がことさらナイフにこだわるのは、こういう理由があったからなんですネ。

そこにアメリカの軍人が現れます。彼、スペンサー大佐は村雨健次に協力を依頼してきました。鉄人を破壊できるチャンスと言うのですから、村雨が載らないわけがありません。

その頃、正太郎は鉄人の夢を見ていました。蘇る敷島博士の言葉、その時、目の前で破壊される鉄人。
飛び起きた正太郎は、看病する高見沢さんがベッドに突っ伏して寝ているのを知ります。というか、署長秘書にこんなことをさせるとは… 高見沢さんの秘書としての能力はいかほどなのか…
正太郎は高見沢さんの「ビフテキ…」という寝言に笑いを漏らしますが、そこに大塚署長と敷島博士の声が聞こえてきました。
そして正太郎は知ってしまいます。スリルサスペンス一味が鉄人とともに軍船島に潜んでいること、アメリカの協力で鉄人が破壊されることを。
正太郎は病室を抜け出しました。
モーターボートを駆って軍船島に向かう正太郎。

次回、ようやく決着です。

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