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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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第14回 怪盗ブラックマスク

一話完結の「怪盗ブラックマスク」です。帝銀事件をモデルにした事件があったり、シリアスな面もありますが、怪盗ブラックマスクのキャラとか、ラストもあって、コミカルな印象が強いです。

最初は戦後の復興が語られます。久しぶりです、こういう展開。でも輝かしい復興の影で起きる不気味な事件。そのひとつに日國銀行事件があげられます(帝銀事件がモデルです)。

残務整理に追われる豊島区の日國銀行・椎名支店にやってきた保健所の職員を名乗る人物は、赤痢の予防薬と称して行員たちに劇薬を呑ませ、現金や有価証券などを奪って、煙のように姿を消したのです。それは鉄人が初めて日本に来た年の年末のことでした。

ここでタイトル。

どこかの美術館が舞台です。そこには数多の宝石で飾られた宝冠がガラスケースに収められ、展示されていました。
それを盗みに来た者がいます。
しかし、ガラスケースを破るとたちまち警報が鳴り響きました。
逃げ出す犯人。
追いかける大塚署長。
この犯人は最近、世間を騒がせている怪盗ブラックマスクでした。
ところが完全に包囲されたはずのブラックマスクは大塚署長の目前でまんまと逃げ失せてしまいました。居合わせた警官もただ驚くばかりです。

その翌日、大塚署長の執務室に遊びに来たらしい正太郎。高見沢さんにお茶を入れてもらい、「高見沢さんの入れてくれたお茶がいちばん美味しい」とかお世辞を言ってますが、どうやら、目の前で怪盗ブラックマスクを取り逃がしてむっつり顔の大塚署長を笑わせるための策か?

高見沢さんが「署長、暗いですよ。犯人に逃げられたの初めてじゃないんですから」って言ってるの、問題発言では? 大塚署長は有能なのか? 無能なのか?
でも、それで怒っちゃった署長は机をたたき、せっかくのお茶がこぼれてしまいます。
そこで正太郎、怪盗ブラックマスクについて訊ねます。
大塚署長曰く怪盗ブラックマスクとは「予告状を送りつけて堂々と盗んでいく」んだそうです。まぁ、包囲されても逃げられるからな。
すると高見沢さんが「姿を現したなら、簡単に捕まえられるだろう」と言うと、目前で取り逃がしたもので大塚署長。否定します。そう、それができれば苦労はないわけで…
大塚署長も「消えるんだ」と言います。確かに… あれは、それ以外に説明のしようがない…
しかもブラックマスクは大胆にも再会を予告していきます。
それでも高見沢さんも正太郎も否定しますが、大塚署長も同意。「この目で見るまでは」です。
とにかく警官になって初めて、こんな不可解な事件に出くわしたと言う大塚署長。おや、そうすると20歳で警官になったとして、それから30年だから… 50歳ぐらいか、署長は! そうすると敷島博士も同じくらいと考えた方が良さそうなんで、金田博士の年齢がぐっと上がりますなぁ… 個人的には60歳くらいか、金田博士? あ、亡くなったのが10年前だから、50歳ぐらいでいいのか… じゃあ、正太郎は歳を取ってからの子どもなので、それは失ったら慟哭もんだろう…
すると高見沢さん、今度は「こっちには少年探偵、金田正太郎がついている」と慰めてるんだか、本職の警官がいくら優れた少年とはいえ、正太郎にそんなに頼り切りなんかと思ってますと大塚署長は「いつも正太郎くんに頼ってるから、この事件は自分で解決する!」と認めちゃってますよ、高見沢さんの言うことを… いいのか、警官?!
ところが正太郎も憎いことを言う奴で、「大塚署長の手腕を学びたいから見学させてくれ」と来たものです! こいつ、天性のたらしや! 親父ほいほいや!
もちろん正太郎を可愛がる大塚署長がこれを断るはずがありません。恐るべし、少年探偵…
元気になった大塚署長は現場検証に行こうと言いますが、高見沢さんと正太郎の内緒話は聞いてない様子。「いざとなったら助けてあげてね」(高見沢さん)「わかってますよ」(正太郎)。ひいぃぃぃぃ (((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブルガタガタブルガタガクガクガクガクガク

正太郎と大塚署長がやってきたのは日國銀行の現場です。ありゃ、これもブラックマスクの仕業かいな。泥棒やってるならまだしも人を殺してはいかんだろう。しかもだまし討ちなんて屑のやることだ。
大塚署長は一生懸命調べましたが、結局、何も見つけられませんでした。

次は美術館です。雪が降っており、季節は真冬です。
大塚署長は怪盗ブラックマスクを塀際まで追い詰めたけれど、すんでのところで逃げられたと正太郎に話します。調べたけれど種も仕掛けもありません。
その時、2人の後ろから「知りたいかい」という声がして、怪盗ブラックマスクが現れました。大胆不敵な…
大塚署長は銃を向けますが、無駄だと言われてしまいます。
そして、ブラックマスクは正太郎に「お近づきの記念に」と言われて、封筒を渡されました。「君はわたしを捕まえることができるかな。次に会う時を楽しみにしているよ」と言って消えてしまいます。
正太郎が封筒を開けると、そこには「明日の午前0時、銀座銀行の金をいただく」という予告状が入っていました。

翌日、早速、警備が厳重に敷かれ、鉄人まで出動しました。

店長らしい男が心配していますが、大塚署長は自信たっぷりに「警備は万全」と請け負います。でも、目の前で2回も消えてるのに、その自信はどこから来るのだ?

ところが12時の鐘が鳴ってもブラックマスクは現れません。
大塚署長、「奴もこの警備に恐れをなしたか」は、あまりに脳天気な考え方だと思いますが…
もちろん、少年探偵はそれぐらいでブラックマスクが諦めたとは考えません。一度は頷きかけて、金庫を開けさせます。
果たして、中にいたのは怪盗ブラックマスクでした。
「気がついてくれなければ、このまま金だけ持って帰ろうかと思っていたところだ」とは、舐めきった台詞です。
「どうやって金庫の中へ」と驚愕する大塚署長に、「それは教えられない」とブラックマスク。というか、逃げられるんだから、逆もできると、大塚署長が何で考えないのか、そっちのが不思議ですよ、わしは。
「僕が来たからには逃がさないぞ」と自信満々な正太郎に「並みの泥棒と一緒にしてもらっては困る」とこちらも自信たっぷりなブラックマスク。
廊下へ飛び出したところは普通ですが、もちろん正太郎、操縦器を持って追いかけます。
廊下に立っていたのに、薄らぼんやりと見ている警官のが問題です。

飛び出したブラックマスクは出口ではなく、屋上を目指しました。そうと気づいて、不審に思う正太郎。
とうとうブラックマスクは屋上に出ました。
正太郎が自信満々なわけはもちろん鉄人の存在があってのことですが、鉄人にあっさり囚われちゃうブラックマスク。
でも、それは「鉄人でも、わたしを捕まえられない」を印象づけるためのパフォーマンスだったようにも見えます。
「また会おう」と言って消えてしまいました。
さすがの正太郎も2回も消えられてはブラックマスクの秘密を考えざるを得ません。

そして、さすがに何度もブラックマスクを逃がしているというので、マスコミにたかられる大塚署長。しかし、そこら辺の扱いは慣れたもので、「何も発表できることはない」「手がかりがつかめたら発表」と白を切りとおしてしまいます。
大塚署長が這々の体で執務室に戻ると、正太郎に敷島博士まで来ていて、高見沢さんにもねぎらってもらいますが、署長の言うとおり、警察の面目は丸つぶれです。
謝る正太郎にその責任を否定する大塚署長。まぁ、要は大塚署長がブラックマスクを捕まえられれば済むことですもんネ。
しかしさすがの正太郎にもブラックマスクの消え方はお手上げです。
大塚署長は「何かトリックがあるに違いない」と自信たっぷりですが、高見沢さんに「どんな?」と訊かれても答えられるわけがありません。
しかし、こういう時の敷島博士です。「昔、これと同じ現象を聞いたことがある」と言い出します。
それはとある科学者の論文にあった瞬間移動装置というもので、物体や人を別の場所に移動させられるというのです。

その頃、辺鄙な田舎町にブラックマスクの住まいはありました。まぁ、都会だと「急にあの人、羽振りが良くなって、何してるのかしら?」と疑われてしまいますもんね。
ブラックマスクは金銀財宝、宝石を手に入れてご満悦ですが、奴と言って新聞を引き寄せ、大塚署長と並んで写る正太郎を見ます。どうやらブラックマスクの度肝を抜いたのは正太郎ではなく、一度なりとも自分を捕まえた鉄人だったようです。
しかし「相手が誰であろうと僕にかなうはずがない」と自信たっぷりに円筒型の装置を見上げるブラックマスク。どうやら、それが彼の仕掛け、敷島博士の言うところの瞬間移動装置のようです。
「なぁ、父さん」と言っているのが、敷島博士の言った「とある科学者」か?

それと呼応するかのように、正太郎、大塚署長、敷島博士、それに高見沢さんは有本時計店という古ぼけた時計屋の前にいました。
中に入ると時計がたくさん置いてありますが、瞬間移動装置などという稀代の機械が作られた場所には見えません。
しかし敷島博士曰く「有本博士の論文は突飛な内容のために学会でも異端視され、誰も完成品を見ていないのだ」とか。ていうか、店の中でそういう話は失礼だろう、君たち。
しかも大塚署長は三度も目の前でブラックマスクを取り逃がしたくせに、まだ「本当だとは思えん」と、どこまでも石頭です。
ところがその時、店の奥から「できる!」と断言する声がありました。
「わしの研究は絵空事ではない。少なくとも理論上はな」と断言する老いた時計技師こそ、有本博士のようです。しかも、机の上には怪盗ブラックマスクの写真まで置いてあります。
ここで初めて挨拶する敷島博士と大塚署長。礼儀って知ってるか?
すると有本博士はずばり「ブラックマスクのことで来たんだろう」と断言します。
驚く正太郎たち。
しかし「もっと早く来ると思っていた」と言って、4人を屋上に誘う有本博士。
高見沢さんは正太郎に「怖そうなおじいさん」と言ってますが、大塚署長が礼儀知らずなんでわ?
もっとも頷いた正太郎は机の上にある写真に目を止めます。しかし、ブラックマスクは目しか出していなかったので正太郎にはわかりませんが。

有本時計店のあるビルは、両隣をより高いビルに挟まれてとても狭い屋上が日当たりも悪くなっていました。
しかし、その一角に置かれていたのが有本博士の研究、瞬間移動装置の試作品だったのです。
失敗作かと訊ねる正太郎に「理論上は完成している」と答える有本博士。ただ、理論を実証するための金も尽き、スポンサーもなく、有本博士の話に耳を傾ける者はいなくなってしまったとか。うーん… 確かに高見沢さんの言うとおり、偏屈かもしれないけど、敷島博士が「異端視された」と言ったシーンは異端視というより嘲笑されたって感じだったんで、ドラグネット博士みたいに偏屈になっちゃったのかも…
で、ここまできても、まだ信じない大塚署長。「そんな夢のような話」と言って、有本博士に睨まれてしまいます。
敷島博士が「この装置が完成していないとなると、ブラックマスクは別のトリックを」と訊きますと、それを否定する有本博士。
そう、有本博士には協力者がいたのです。一緒になって瞬間移動装置を完成させようとした者が。
そこで正太郎は、さっきの机上の写真の人物こそ、その協力者だと気づきます。ほんとに勘のいい子!

そして始まる過去話。

有本博士と写真の中の若者、つまりブラックマスクは瞬間移動装置の実験を成功させるところまでこぎ着けました。ブラックマスクは有本博士の息子だったのです。
ところが、成功したと思ったのもつかの間、林檎は崩れ落ちてしまい、成功したとはとても言えない状況です。
さらなる実験を重ねる親子。息子の名は影郎と言うのでした。
ところが、ある日、事故が起きてしまいます。瞬間移動装置の終着点を南極にしてしまったのです。それが、どのような結果をもたらしたのか語らないまま、左手に手袋をするようになった有本博士は、実験に終止符を打ち、時計屋になったのでした。
しかし、これに影郎が猛反発します。彼は父親の研究を高く買っていて、研究を止めたことを咎めます。
ですが有本博士は金がなくては研究を続けられないと言い訳をし、影郎はこれにも「装置のすごさを世間に発表してもっと金を得ればいい」と言いますが、博士は同意しません。博士にとって大事なのは自分の研究を続けることで、金儲けではなかったのです。
しかし影郎は「名誉だって金だっていくらでも手に入る」と言いまして、逆に父親に咎められてしまいます。

有本博士は影郎が設計図を持って出ていったと言います。
影郎は一人で瞬間移動装置を完成させ、人間の移動にも成功したのです。
こうして、怪盗ブラックマスクの正体は有本影郎だとわかりました。
ところが影郎の居場所を博士は知らないと言うのです。
それでは捜査は進んだことにはなりませんネ。

これだけ話を聞いても、まだ疑わしそうな大塚署長。どこまで石頭なんだ、おっさん!
しかし、敷島博士はもっと現実的にブラックマスクが消えていることを理由に「そう考えざるを得ない」と言います。ホームズ先生も言うてはった。
ここで高見沢さんが例によってKYな発言。よほど通勤が嫌らしく、ブラックマスクをうらやましがります。まぁ、考え方としては間違ってないか…
ところが、これにヒントを得た正太郎。次こそブラックマスクを捕まえようと意気盛んです。どんな手を思いついたのだ、少年探偵?

一人、有本時計店の奥でたたずむ有本博士。その目は自然と息子の写真に向けられます。
「このうつけ者めが」と呟く有本博士。「おまえも、あの南極テストの失敗は見ていたはずなのに」と言うのは、よほどひどいことになったのか…
「己を過信した愚か者が受けた報いをな」と言うのは、おそらく自分が受けた失敗の代償を言っているのでしょうが…
その時、博士の左手、手袋をしている方の手が痙攣し、写真を落としてしまいます。「おまえは何を失えば、それがわかるのだ」と呟いた有本博士は、何かを南極で失ったようです。

一方、警察に戻った正太郎のもとにブラックマスクの予告状が届きます。しかも今度は鉄人の操縦器を狙うというのです。確かに… スリルサスペンスではありませんが、鉄人を手に入れれば、瞬間移動装置と合わせてブラックマスクは怖い者なしです。

早速、敷島重工の周辺に敷かれる厳重な警備。それが無駄だといつになったら気づくのだ、大塚署長?
「警備は万全だ」と言う大塚署長に、敷島博士はブラックマスクは来ると言います。そんなことは何回も失敗してわかってるはずなんですが… どこにでも現れられるんだから…
「そこで僕の考えた作戦を」と言い出す正太郎に大塚署長は「正太郎くんにそんな危険なことはさせられない」と反対します。
ところが、そこにもうブラックマスクが現れました。
とっとと盗まれる鉄人の操縦器。ブラックマスクもとっとと消えていきます。
それを追おうとした正太郎を止めて、大塚署長がブラックマスクに突っ込み、ブラックマスクと一緒に消えてしまいます。
作戦では正太郎が消える予定でしたが、敷島博士は「彼に任せよう」と正太郎を慰めます。
そして、作戦どおり動き出す鉄人。
こうすることでブラックマスクの家を突き止めようとしたのでした。

一方、目論見どおりにブラックマスクの家に現れた大塚署長。慌てて転がった操縦器を拾います。
銃の撃ち合いになりますが、影郎も自宅ですんで無茶はしません。でも「こんな野蛮な手で来るとは思わなかった」って、どういう手なら野蛮ではないのだ?
そして大塚署長に名前を呼ばれて、父親の裏切りを知る影郎。
そこでたたみかける大塚署長。「父親の研究を悪事に使う親不孝」とまで言っちゃいます。
ところが影郎は「装置を完成させたのは自分だ」と言って、悪びれた様子もありません。父親が手に入れようとしなかった名誉と金を手に入れて、影郎はまだまだ貪欲です。
その時、家の外に鉄人の足音が響きました。
正太郎たちが鉄人を追ってきたのです。
さらに操縦器の誘導電波が鉄人にここまで追わせ、ブラックマスクの自宅を突き止めたのです。
到着するパトカー。
とうとう影郎は自らの敗北を認めました。ですが、影郎はまたしても瞬間移動装置に入って逃げ出そうとします。ここの装置は失われても、逃げた先で新しく作り直せばいい、くらいに思ってそうです。一度は完成させた装置ですしネ。
逃げ出す影郎。そこに鉄人のパンチが降ってきました。
怪しげな光を発する瞬間移動装置。
敷島博士は正太郎や大塚署長に逃げるように促し、鉄人もそこから離れます。
爆発音とともに全ては消え去ってしまいました。後にはブラックマスクの家も残っていません。

影郎と瞬間移動装置の行方を案じる正太郎たち。ですが、敷島博士の言ったとおり、家も影郎も無事とは思われません。
大塚署長は「みんな夢みたいに消えてしまった」と呟きます。

その頃、影郎の家の近くにある海岸を、歩く者がいました。有本博士です。
彼は息子の愚かさを嘆きます。もしかしたら、その家の場所も知っていて、息子を説得しに来たのかもしれません。でも時遅く、影郎は家ごと消えてしまいました。
博士の左手は機械仕掛けでした。これが南極テストで彼が失い、自らの実験を辞めさせた理由だったのでしょう。
それでも有本博士は嘆きます。影郎、たった一人の息子を失ったことを。

有本博士の上に雪が降ってきたころ、影郎の上にも雪が降ってきました。空は灰色にどんよりと曇っています。
目覚めた影郎は「こんな場所に移動するはずが」と呟きますが、最後の最後に鉄人が装置をぶっ壊しちゃったから、事故ったんだろうかな。
そして周囲を見回して、影郎は気づくのです。氷に埋もれた人の手に。
それこそ南極テストで有本博士が失った手でした。
そう、影郎が飛ばされたのは、有本博士がかつて飛ばされた南極だったのです。
しかも、今度は何もありません。家は鉄人28号に壊され、装置も残っていません。影郎はたった一人で南極に放り出されてしまったのです。しかも、極寒の地に、身軽な服装のままで。
その悲鳴を聞いた者は誰もいなかったでしょう。

次回は2回完結の「京都編」です。

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