バベルの籠城 第３０話

最近のREDはおもろい漫画がないのぅ…
サブタイトルは「舞い踊る影」。表紙は赤影と関羽です。

逃げ出すヒィッツカラルドと大作。大作は赤影に加勢しようとしますが、赤影は「構うな！！　こいつは俺が片付ける！！」と強気です。

しかし、五虎将最強と思っていた（わしが）関羽、いきなり一撃で赤影を一刀両断！　勝負ついてしまいました。

　　 。　。
　 / ／ ﾎﾟｰﾝ！
( Д )

驚いた大作は、赤影のもとに戻ろうとしますが、ヒィッツカラルドに止められます。

しかし、まぁ、十傑衆ですんで、胴体を真っ二つにされたぐらいじゃ死にません（←暴言）。現に赤影はまだ生きてますが、その命が風前の灯火なことも事実です。

それを見て、ヒィッツカラルドは「赤影は死ぬ気だ！！　すべてはお前を逃がすためにだ！！」と再度強調します。ヒィッツさん、かっけぇ…

圧倒的に関羽に有利ですが、さすがの三獄死、とどめを刺すのにも手は抜きません。「刀は無限！！！」と、どっかで誰かがやったような気がするんですが…　凶悪な顔になっちゃって、無数の武器（刀とか言ってるのに矛とか槍とか、どれひとつとして同じ武器がないんですが…）を赤影に襲わせます。
「飛べ！！　百八式！！！」になすすべもなくやられる赤影。

そのパワーは凄まじく、見ているヒィッツカラルドに「あのまま大地ごと赤影を潰す気か！？」と言わせるほどです。
でも、「とにかく急ぐぞ！！」と大作を促すヒィッツカラルド。
しかし、大作があくまでも抵抗しようとすると、とうとうヒィッツさん、大作を殴りつけました。
「俺の仕事はお前を無事に劉備の下に連れて行き　その生き血でお前の毒を治すことだ！！　そのためには誰が死のうが関係ない！！！」と断言するヒィッツカラルド。最後に「それがお前の戦いだ！！！」と締めます。

前号でビッグ・ファイアの命で大作を助けていることを宣言したので、さすがの大作もこれに異議を唱えるわけにはいきません。

半身で関羽の攻撃を避ける赤影を見て、ようやく毒を治療するのが先決と覚悟を決めたようです。
それに応えてジャイアントロボが復活、大作とヒィッツカラルドを乗せて、バベルの籠城へ突き進みます。

一方、傷ついた身で反撃に出る赤影に、関羽は新たな武器を使います。赤影の正体、影を消してしまう光を発する剣です。
赤影、「地球の燃え尽きる日」では竜作たちに影と同化させられてしまい、今度は強烈な光で岩に焼き付けるって…

ところが、関羽の一方的な攻めだと思っていたのが、次の瞬間に、関羽は自分の腕を切り落としていたのです。
しかも、その影はいつの間にか赤影に乗っ取られていたではありませんか！　赤影の反撃来た━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━!!!!

「言ったはずだろ？　命と引き換えの大技を見せてやると…」と不敵に笑う赤影。

関羽が赤影と思って攻撃していたのは、赤影ではなく、九大天王の影丸だったのです！　影丸も来た━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━!!!!

影丸は大作の守りを離れ、赤影が関羽の攻撃で一刀両断された時、赤影の半身に姿を変えたのです。そうと知らずに関羽が赤影を攻撃する間、当の赤影は関羽の影に入り込み、操ってみせたのでした。
「命と引き換えの大技」と言うだけあって、「術が力を見せるには時間がかかる」んだそうです。
というか、このコマの影丸と赤影って、腐の方々が喜びそうなシチュエーションですネ…

しかも赤影の攻撃はこれだけでは無論、終わりません。関羽の影を乗っ取ったのも、思い通りに操るため、自分の影として動きを支配するためですが、それで満足などしないのです。
赤影は自分の首に刀を近づけます。関羽はそれに逆らうことができません。

赤影が自分の首を切り落とした時、関羽もまた、そうしなければならなかったのです。

しかし、相手は三獄死、しかも関羽ですよ（←しつこい）。これぐらいで死ぬとは思えませんが、こちらにもまだ影丸が残っています。

本当の決着は以下次号に持ち越しか？！

• ジャイアントロボ
• CM(1)
• 2013/09/23 Mon.