唐突に金田一シリーズが読みたくなって、ブックオフをうろつくも、明らかに品不足。映画はそれなりに見たが、原作は実はあまり読んでない。はっきり覚えているのは「女王蜂」ぐらいで、知り合いが「映画は犯人も違っていてだめ」と言っていたので覚えているぐらいなもので、何を読んだかさえ曖昧である。つまり、金田一シリーズが読みたいのだけど、具体的に何が読みたい、というわけでさえなかったりする。
水俣市の図書館は以前にもちょっと書いたが、本はあんまりない。横溝正史で検索しても、金田一シリーズはとてもよりどりみどりというわけにはいかず、平日7時まで、土日は5時までという時間の制約もあり、行きそびれていた(「イシ」「ゲド戦記3」「獣の奏者」を借りた時は金田一シリーズが読みたかったわけではなかった)。
しかし、知っている人は知っていると思うが、いま、図書館の入口で無料・無人の本の交換会をやっておる。要するに要らなくなった本を置いていって、欲しい本があったら持って行っていいという話である。
そこに金田一シリーズが何冊か置いてあった。
ひとまず、全冊もらってきた。
状態がけっこういいと思う(たきがははよほどの古本でない限りは見てくれにはそれほどこだわらん主義であるが。読めればいい。保存用、どうしても手放したくない本は例外)ので、読み終わったら、また戻しておこうと思う。
映画で見て、中盤の首ちょんぱがトラウマになった「獄門島」とか「女王蜂」とか知ったタイトルから、聞いたことのないタイトルまであって楽しみである。
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