ノロイとの決戦に備えてガンバたちは見張りに隠れて食糧を探しに行く。ガンバ、ヨイショ、長老の3匹だ。しかしその帰りに長老がイタチに襲われて怪我をするが、間一髪、ツブリが助け、食糧も空輸してもらう。そして攻め込んできたイタチたちに対抗すべく、ガンバたちは出入り口を1ヶ所にし、できるだけ狭くして戦うが、次々にネズミが倒されていき、とうとうふさいだ穴が破られて長老が重傷を負ってしまう。死を悟った長老は潮路に早瀬川の歌を唄ってくれるよう頼み、息を引き取る。その歌を聴いたガクシャは歌に秘められた先祖代々のメッセージに気づき、この岩場と沖の小島を隔てる渦潮が、ちょうど今夜消えてしまうことを確認するのだった。渦が消えているのは今宵限り、ネズミたちの逃避行が始まった。
忠太、長老のことを「長老さん」ておかしくね? 潮路が「おじいさん」って言ってるんだから、実の弟ならば「おじいさん」が妥当であろう。いきなり義理の弟説浮上。どーでもいいけど。
で、ガクシャが気づくのも今夜ならば、渦が消えるのもちょうど満月、ご都合主義とは言いますまい。ネズミが勝てる最後の機会ですしな。しかしノロイ、粘りが足りんもんで、ネズミを攻めきれず。いくらオオミズナギドリが食糧を空輸してくれたって、イタチが上に張りついていれば、無駄なわけで、そこまでせんのはしょうがないっちゅうかなんちゅうか。それこそタイトルに相応しく「地獄の岩穴」になったろうしな。
で、出ました。たきがはが何でボーボが嫌いになったか、ちゅうワンシーン。7匹で食糧を探しに行こうってことになって、長老と潮路が出しゃばるわけである。島には詳しいとか食糧のあるところを知ってるとか。いや、君たちいらんから。素早い忠太がいれば足りるから。なんで誰も言わんかな。もう長老、死亡フラグ立てまくり。で、案の定、帰りにイタチに見つかって、ツブリに助けられて岩穴に戻ったガンバたち、と相変わらず見張りさせれば居眠りぶっこいてるボーボ、忠太に起こされれば「今、ジャガイモ食べてる夢見てたのに」って、
おまいが「ブッダ」((c)手塚治虫)の兎のようにみんなのために餌にならんかい、われ。とか思って見てると、手ぶらで帰ってきたガンバを出迎えて、まず心配するのはご飯。あのさ、思ったんだけど、ボーボって、他のネズミに呼びかけたことなくね? 何でもガンバガンバって、おかしかね? で、手ぶらのことを知ると「ガンバだけが頼りだったのにぃ〜」とふて寝。思わずふつふつと湧き上がる殺意。ちゅうか、一説によると、7匹の主役ネズミのうち、1匹ぐらい殺そうという話もあったそうなんだが、続編の話が出て、ぽしゃったらしい。で、その候補がボーボだったんすよ。もう、たきがは「指輪物語」のガンダルフの台詞がありますんで容易に言いませんが、ボーボには言いたい。おまえがみんなの餌になれ。
兎のように火に身を投じて餌になりやがれ、こんちくしょう(そういや、「ガンバ」では兎もうざいのがおったなぁ。もう、ほんとにあの回、見てて、腹立ったもんなぁ)。しかし、ノロイ島到着までが長すぎるので1匹死なせるには尺が足りんと思う。もう少し早くノロイ島に着いておれば… たきがは、こういうキャラ、嫌いなんす。別に役立たずとか大食いとかがいかんとは申しません。でも、腹が減ってるのはみんな同じなのに、自分がさほど努力もせんで空腹を主張するような馬鹿は嫌いです。
ノロイ、だんだん口数が少なくなってきました。いよいよ次は最終回だし。
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