ノロイの指揮下、イタチに追い立てられて島中のネズミが砦に集まってきた。皆は数が増えたことを喜ぶが、イカサマは腑に落ちないものを感じていた。そしてある夜、米俵が落下し、火口に落ちたばかりか、イチロウまで死んでしまう。その夜、イチロウと一緒だったイカサマは現場で切られたロープをガンバたちに見せ、砦の中に裏切り者がいると告げる。夜を徹して仲間を見張るガンバたちは、砦を飛び出していくタイチという潮路の幼なじみを見る。タイチの弟、ジュンタはノロイに人質に取られており、タイチは仲間を裏切った。しかし、そのまま島を逃げ出そうとしたタイチだったが、ジュンタが高熱を出し、やむなく砦に戻る。砦では飢えたネズミの一群が砦を出ていったが、待ちかまえたイタチにより、惨殺される。イカサマはノロイの恐るべき計画を知って慄然とするが、そこにタイチとジュンタが戻ってくる。イカサマはタイチを殴りつけるが、弟のために仲間を裏切り、弟のために戻ってきたタイチを殺すことはできず、泣き崩れる。ネズミたちは砦を捨てることにした。だが、そのためにはイタチの包囲網を突破せねばならなかった。
悪魔のようなノロイ、来たー!
━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! なんちゅう恐ろしい作戦を立てるんでしょ。さすがノロイ。しかもなんて嬉しそうなんでしょ。わしも嬉しい。
今回はイカサマが主役。ガンバにはどだい無理な知的なキャラぶりがイカサマ人気の高いわけであろう。それにしてもイカサマ、タイチをさんざん殴ってヨイショの胸で泣き崩れるとは、ヨイショのポジションが伺えるワンシーン。なんだかんだ言っても屋台骨はヨイショだなと。ガンバは猪突猛進のエンジンだなや。
しかしそこはノロイ、2話分のフラストレーションを吹っ飛ばすような悪魔っぷりはイカサマよりも1枚も2枚も上手っちゅうのがいかす。しかもジュンタを迎えに来たタイチを部下が殺そうとするとすかさず止めて一言「裏切り者に帰る場所などない」。ぐはぁ。あなたがそれを言いますか。裏切らせた当のノロイが言いますか。ひゃっほー! そうでなくては悪役がすたる。ノロイ、かっちょいい〜!
対するガンバたち、最後の作戦は1匹でも多くイタチの囲みを突破するのみ。次回はいきなり冒頭からネズミ殺戮が予想されますが、そこは適当にお茶を濁すのであろう。しかし何と言ってもタイトルが「白い悪魔のささやき」ときたもんだ。来た来た来た来た!
━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! ノロイの真骨頂でありますよ!
[0回]
PR