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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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超級! 第19話

すっかりさぼってしまいました。

表紙が安彦さんで固定じゃなくなったということは、今後、「Gガン」の出番もあるのか?

発売が2週間ちょい先と迫っておりますが、長いんで、続きは下へ。 アニメではわりとあっさり(と言っても命をかけているので、重厚なものなんですが)済んだ新旧シャッフル同盟の交代ですが、漫画ではみっちりとっくりオリジナルな展開も含めて描かれます。きっと今川監督の頭の中ではこんな風だったんだと。

というわけで、今号は叫び声をあげるジョルジュたちと、それを熱く見つめるシャッフル同盟の皆さんからスタートです。んでタイトルはシャッフル同盟のMF。

その頃、その場を離脱した師匠とドモンでしたが、コクピットの計器がエラーを起こしていました。ドモンは「莫大なエネルギー電波を受信しそこねているのかっ!?」と言ってますが、シャイニングだけでなくマスターガンダムも、のようです。
師匠は残してきたシャッフル同盟とチボデーたちの戦いの干渉を受けているのかと推測しますが、シャッフル同盟の皆さんが何をしようとしているのかはわからぬ様子です。

するとシャイニングガンダムにシャッフル同盟から通信が届き、「これが最後の戦いになる!!」と告げられました。
驚くドモンに「しかと見届けておけい!! あとは…頼んだぞおっ!!!!」と託されて、止めようとしますが、ドモンをひよっこ扱いした皆さんですので、聞く耳など端から持ち合わせていません。

まずはクイーン・ザ・スペードさんの荒療治で、DG細胞に感染した箇所を次々に剥ぎ落とされるガンダムマックスター。その目にも留まらぬナイフさばきは、マックスターを破壊しそうな勢いです。
思わずドモン、「残虐な」と驚きますが、クイーン・ザ・スペードさんは「こ奴の肉体(「ボディ」とルビ)と機械部分(「モビルパート」とルビ)から邪悪な部分を根こそぎ… 力ずくで洗い落として 剥ぎ取っているのだあっ」と答えます。
しかしドモン、チボデーたちは体中をDG細胞に侵されているので「全部が無くなってしまうのでは!?」と案じ、レインも素人療法(「民間療法」とは言ってますが)の無謀さを訴えますが、ブラック・ジョーカーさんも意に介さず「研究など後からついてくるがよい!! まず我々が 結果から出そう!!」と、やっぱりボルトガンダムに無数のチェーンを浴びせかけています。
DG細胞を次々に剥がれ、チェーンに絡み取られ、叫び声をあげるアルゴに、ブラック・ジョーカーさんは「可愛らしい悲鳴をあげて… これがたまらぬ!!!」とサドっ気を出した上、「お姉さんが新しい綺麗な体にしてあげるゆえ 何も心配せずに身を任せるがよいいいーっ!!!」とノリノリです。いいなぁ、ジョーカーさん。

一方、DG細胞のコードに巻かれたジョルジュは、ジャック・イン・ダイヤさんによって炎に巻かれておりました。曰く「焼かれた中から生まれかわって…… よみがえるのだっ!!! それがフェニックスの宿命!! 一度燃えて灰になって死を受け入れよ 我が後継者よっ!!」だそうで、MFジャック・イン・ダイヤから上がる炎は、まさに不死鳥そのものの姿だったのです。かっこいい〜

さて、シャッフル同盟の皆さんに赤子のようにあしらわれてしまったことがショックだったサイ・サイシー。クラブ・エースさんによってバラバラにされていました。まぁ、やってることはみんな、一緒なんですな。

自分が手も足も出なかった4人が、太刀打ちもできずに倒されたことにショックを受けるドモン。シャッフル同盟の強さに息をのみます。そして、DG細胞を破壊されたことで、「彼ら自身ももう…命はあるまい…」と諦めちゃってまして、相変わらず、諦めの早い奴なようですネ。シャッフル同盟の皆さんがさっき言っていたことを聞いてなかったんかい。
しかし、ドモンは考えを改めます。「今…命が絶たれたのではない… 奴らはすでに死人だったのだ…!! DG細胞に体中が侵されてしまった(冒されるでは〜?)時から…」と。そして、一回、師匠に「よく知らないで物を言うな」的に戒めをされたにも関わらず、「キョウジの…狂った科学の犠牲になってしまった その時から…!!」と考えてしまうのです。

ところが、死人のように倒れた彼らの中にシャッフル同盟から新たな力が注ぎ込まれていました。代表にジョルジュ。

そうとも知らず、彼らの「死」に涙するドモン。どうやら、ここら辺から兄への信頼が失われていく伏線なんでしょうか、これは。

しかし、ここでようやくアニメの1シーンとリンク。それぞれに後継者を抱えて、シャッフル同盟の皆さんが微笑みながら現れたことにドモンは気づきます。彼らは新しい時代をドモンたちに託し、ついに去っていくのでした。

涙で見送るドモンに、師匠の叱咤が入ります。どうやら、ドモンは立ち止まってシャッフル同盟の最後の戦いを鑑賞していたらしく、師匠に「なぜ ついて来ん!?」と怒られてしまいました。どうも師匠には今の戦いはまったく見えなかった(単に遠ざかったので見てなかったとも言えますが)らしく、ドモンは師匠がシャッフル同盟から最後のメッセージを受け取っていないと気づきますが、ここで「ぽち」らしからぬ行動をとります。ちゅうか、師匠に今の戦いも、シャッフル同盟から託されたことも言わないで、マスターガンダムを追うのでした。

一方、生き残ったチボデーたちは、都庁に収容され、当然、レインの看護を受けます。もちろん、アニメでも非難囂々だったように、今回も防衛隊の皆さんに責められる市長さん。
まぁ、レインは基本姿勢が医師なんで、「DG細胞に侵された人を見逃すわけにはいかない」と言ってますから、レインが市長に頼んだのかもしれませんな。

それにしてもジョルジュの前髪すごいな。立ってるよ、これ。

すると、さすが、唯一の未成年というか、サイ・サイシーが真っ先に目を覚まし、レインのスカートをめくります。手が早いな、こいつ。
でも、まだDG細胞に侵されていると思ってたレインに返した反応は、いつものサイ・サイシーのものでした。

で、順当に残る3人も目を覚ましたようで、ページをめくると自分たちのしでかしたことに驚く4人。話が早い。
ところが4人は、DG細胞に感染していた間のことは何も覚えていないそうで、「ノイズがひどくて」とか「雲がかかったようにボーッとして」とか言ってます。
で、百聞は一見にしかずと言いますように、記録映像を見せてあげるレイン。用意周到ですな。たぶん、レインの意図で撮ったものじゃないんだろうけど。

そこで彼らは驚くべき姿を見せられ、驚愕し、落ち込み、それぞれにショックを受けます。チボデーが自分のことを「ミー」と言ってるのは、いかにもアメリカンらしいんだけど、まぁ、それもありか。大丈夫、たきがはの脳裏には大塚芳忠ボイスで再生されてるから! ジョルジュもせっかく騎士道に励んできたのに土足で踏みにじった行為にショックを受け、サイ・サイシーは「あれはオイラじゃない! オイラじゃないよ! オイラなわけがない…!!」と三段構えで否定しようとし、アルゴは叫ぶことしかできず、そのとき、彼らの中でシャッフルの紋章が爆発するように光り輝いたのは、「それでも生きていけ」というシャッフルの皆さんからの、最後のメッセージのようにも思えるのでした。

その頃、どっかの地下にたどり着いた師匠とドモン。

師匠は「少し休む」とらしからぬことを言い(前のページでシャッフルの皆さんの力を認め「さすがのわしも4人と同時に戦うのは無理」と言っているんですが)、ドモンは辺りを探索にかかります。やがて見つけたのは、例のゾンビ兵が収納されたカプセル群。と言っても、ドモンには何の用途かわかっていないようで、「墓…なのか?」と言ってますが、カプセルの中にまだナスターシャもレイモンドもシャリーもいるんですがーッ?! アニメのようにレインに助けられるとはご都合よくいかないらしく、解放はまだ先のことになりそうです。とほほ…
もっとも、さすがのドモンも彼女らのことは覚えていたらしく、「なぜ ここに?」と疑問を発しますが、その時、物音がし、誰かいると感づきます。さすがにそういうことには敏いようです。
姿を現さぬ相手に「お師匠ではない… この感じは…」と推測するドモンは、気配が兄のものに似ていると気づき、胸を高鳴らせます。ここで「兄さん」と言っちゃう辺り、まだ兄を信じていたい気持ちも半々のようですな。まぁ、隠れている人物が人物(シルエットで判明〜vv)だから、しょうがないんだけど。というか、ぶっちゃけ、ビンゴなんだけど。

ドモンの前に見開きで現れたのは、シュバルツ=ブルーダーでありました! キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゜゚・* !!!!! しかも堀秀行ボイスつき〜vvv

キョウジであることを否定するシュバルツですが、何しろ見かけは3色カラー(ドイツの国旗)の覆面ファイターという怪しさ大爆発の方ですんで、「見たらわかるだろう!」と言われても、突っ込んじゃうドモン。でもシュバルツはあくまで「ネオドイツのファイターだ!」と主張します。
で、一応、納得したというか、それ以上の突っ込みは野暮と考えたのか、ドモン、今まで立ち寄りもしなかったネオドイツがなんでこんなところに現れるのかと疑問を呈しますが、黙っちゃうシュバルツ。
で、やっぱり納得してないらしく、「覆面を脱いでみろ!」と言いますが、シュバルツには即答で断られてしまいます。当然です。「わけがあって着けている」というシュバルツに、わけを訊くドモンでしたが、もちろん「話すわけにはいかん!!」と言われます。ドモン、かなり腹立てたようですが、シュバルツは「すぐにここを立ち去れ!」と言います。その理由が「デビルガンダムと手を結ばせるわけにはいかん!!! 絶対にだ!!」と熱く語るシュバルツに、思わず笑ってしまうドモン。なんか余裕〜? どうやら、ドモンがシュバルツを警戒していたのは、デビルガンダムの味方かと思っていたかららしく、シュバルツがそうじゃないと知り、笑みがこぼれた模様。さらに「初対面なはずなのに… そうじゃない感じがするぜ…」と言っちゃうドモンに、念を押すように「デビルガンダムとキョウジ・カッシュを倒す目的で動いている…… ゲルマン忍者の末裔だ…!!!」と宣言するシュバルツ。なんというか、いちいちポーズを取っているのがシュバルツらしくていい!(・∀・) しかも99%の台詞が堀ボイスで聞こえるのがさらにいい!(・∀・)
もっとも、ドモンはシュバルツの正体について、それ以上詮索することはやめにして、「目的が同じところが… 通じ合っている部分なのかもしれないな…」と納得しちゃいます。むむむ… 

その時、師匠がドモンを呼ぶ声がして、シュバルツは「おっと お師匠様がお呼びだぜ! 行きな!」と姿を消します。こういう台詞廻しはシュバルツはしないと思うんだ…(´・ω・`) 堀さんボイスで再生されなかった唯一の台詞なんで、コミックスでは直してもらいたい(とアンケートにも書いておこう…)。(・A・) シュバルツ=キョウジは、粗暴な言葉遣いはしない人だと思うんだ〜

シュバルツの名を心に刻んだドモン、シャイニングガンダムに搭乗します。
師匠はドモンをデビルガンダムのところに案内してくれるようです。「お前にもすべてを教える時が来たようだ…」と言ってますが、後の台詞を読んだ限りでは、やはりアニメの「第45話 さらば師匠! マスター・アジア、暁に死す!」のように全部とはいかないようです( ´Д⊂ヽ まぁ、後の展開を考えると、ここですべてを明らかにするわけにはいかないのでしょうけど、たきがははなにしろ師匠のファンなんで、その、愛弟子と2人きりになっても、まだ打ち明けきってしまうことのできない師匠の心情を慮ってしまうのでした。孤高の人だぜ、師匠…

ドモンが案内されたのは脈打つ巨大な繭でした。そこに吸い込まれていくデスアーミー軍団。師匠によって、デスアーミーが、デビルガンダムの栄養となっていることが明かされ、さらに師匠は驚くべきことを話し出します。アニメだと第45話まで話さないようなことですが、その裏にある悲しみを明かさないのが、この時点での辛さです。( ´Д⊂ヽ

師匠はガンダムファイトを叩き潰そうとしており、そのために地球の王となろうとしていました。そして、それにはデビルガンダムが必要だと言うのです。

ところが、師匠はまだシャッフル同盟の皆さんが亡くなったことは知りませんので、まゆに入っているデビルガンダムを守るため、シャッフル同盟をここに来させるわけにはいかないと言います。
そこで、ドモン、ようやくシャッフル同盟がチボデーたちを救うために死んだことを語り、さらにドモンは、涙ながらに「それを見て思い出しました…!! 俺も!! あの方たちのように… すでに命は捨てていたのです……!! あの時… すべてを知り… この戦いの旅に出発する決意をした時から!!!」と言い出します。
師匠としては、ドモンが自分の考えに賛同してくれるものと思っていたところを、ドモンがさらに続けて「俺はドモンでありながら もう… 俺自身ではない 兄のしたことを償うために戦い続けて生きている 兄の影!! 師匠と共に修行をした… あの時の… あの時の俺ではないのです!!」と言っちゃったもので、ドモンが実はデビルガンダムを倒すためにともに来たことを知ります。
例によって陰ながらドモンを見守るシュバルツが「ドモンよ…!!」と言ってるのは、まさに兄としての発言にほかならないでしょう( ´Д⊂ヽ 兄さん…!

それにしてもドモン、すごいことを考えていましたなぁ… アニメのドモンは、どっちかというと、ここから悪役モードに入っちゃった師匠にだまされた感じで、師匠に手の平返されたぽちっぽかったのに、自分で師匠と決別するなんて、かっこいいなぁ。何か、今までの軽さが、隠れ蓑に思えてきたわ。

もちろん、師匠がこれを黙って聞き逃すはずがありません。怒り心頭ですが、ドモンは「それでも俺は!! 戦わねばならんのです!!!」と切り返します。

「わかっておりながら ここで散るつもりかあっ」と師匠が言えば、「師匠にならば倒されても本望!!」と返すドモン。「しかし その前に」と来て、「デビルガンダムだけは倒す!!」と悲壮な決意を示せば、師匠は余裕の笑みで「倒させんわあああーっ」歯をむき出しに。ひのふのみのよの… 師匠は虫歯とは縁がなさそうですネ。(`・ω・´)

「この命に替えても」と激突した師弟に、揺れる新宿。

盛り上がりまくったところで次号に続く!!!

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