見る気がなくなったとか言いつつ、家族が見ているもので一緒にながら見です。ひとつには鳥羽上皇を演じる三上博史がけっこうはまってるのと、平忠盛を演じる中井貴一さんがかっちょいいからです。逆に主役2人と語りがいまいち。特に語りは、こんなところに頼朝を出す必要があったんだろうか?と思うほどで、いちいち「清盛に義朝は必要だった」とかなんとかかんとか、うるせー解説が見ていて白けます。だから登場人物に語りなんかやらせるなっちゅーの。ちゅうか、最近の某国営放送はなにしろ語りのうざさが半端ないので、それで「坂の上の雲」も1回目でやめたぐらいなんで、もうどうしようもないのかもしれません。あと、主役2人は、相変わらずで、正直、源氏の御曹司にも平家の若様にも見えません。上川さんも相変わらず鱸丸(って漁師)のまんまなんで、上川さんが平家を名乗れるぐらいまで、興味が持続するかどうかが肝です。その前に、間違いなく忠盛父ちゃん死んじゃうだろうし…。
今回は、忠盛が「王家の狗で終わるつもりはない」と言って、ようやく清盛が父と信頼関係を築くようになる回なんですが、なんというか、そこまではっきり言われないとわからんのか、薄らぼけと思いました。嫡男・家盛という存在がありながら、あえて清盛を嫡男とし、武芸を教えてきた父の苦労がこいつは何もわかってないのかと… で松山ケンイチがどうにも松山ケンイチにしか見えないので、最終回まで引っ張れるかどうか疑問です。
今回はあと、日本怨霊史のスーパースター、崇徳帝が清盛と同時代とわかったのが収穫でした。すげぇ〜 いずれ、崇徳帝が都を呪うという回は出てくるんだろうか〜と、興味は主役2人からずれているたきがはなのでしたw
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