「Gガンダム」がよく潔いと言われる理由の1つにタイトルで完全にネタバレというのがあるのだが、今回もいきなりばればれです。「第45話 さらば師匠! マスター・アジア、暁に死す」でも、いきなり師匠が死んじゃう!って予告しておいて、でも、あれだけ見せるというあたりとか、「最終話 Gガンダム大勝利! 希望の未来へレディー・ゴー」とかもそんなばればれなタイトルだけど、石破ラブラブ天驚拳まで予想し得た強者はおらんという話である。
でも、今回のサプライズは手が込んでますよ〜
1 マスターの怪しげな動き。レインを罠にはめ、ドモンには嘘をつく。
2 マスターの変貌。前回登場のマスターガンダムが師匠の物だった。
3 チボデーたちも罠にはめられたことが判明。
4 シャイニングフィンガー破れたり(タイトル)
5 ドモン絶体絶命のところにシャッフル同盟登場。
6 最強の武闘家同士の戦いになるかと思いきや、ドモンの懇願でマスターが引く。しかしドモンは破門される。
と6つくらいびっくりが詰め込んであります。まぁ、1がわかった時点で2とか3はそれほど珍しいものでもないかもしれませんが、先が予測できない展開っていうの、新宿編はさすが隙がないな〜と思います。
それにしても、今回はマスターの真意っちゅうところに注目して見とるわけなんですけど、レインを罠にはめ、チボデーたちやクルーたちも罠にはめたところを見るにつけ、マスター、地球上にいる限り、誰でも皆殺しの対象みたいですネ。でも、その中でもドモンだけは違っている。マスターはドモンが味方にいれば良かったんだと思います。
では、なぜ催眠術をかけてドモンを操ろうとしたのかといったら、そりゃあ、弟子思いのマスターのことです。ドモンがそのままでは自分に味方することも、父を助けるためにデビルガンダムを倒すこともできなくなってしまうことをマスターは第12話で知ったではないですか。その時の事情から、ドモンが苦しまなくて済むような措置を執ったんでないかと思うのです。ええ。レインたちは使い捨てのゾンビ兵にするつもりだったけれど、チボデーたちも使い捨ての駒にするつもりだったけれど、ドモンだけはともに地球再生のために戦ってほしかったのではないかと思うわけです。ええ、たきがは、大のマスター贔屓ですから、悪役顔しているんだけど、ここはマスターの善意を主張したい。馬鹿な子ほど可愛いといいますが、マスターにとってのドモンもまさに馬鹿弟子。そうなるとマスターがドモンを「こ〜の、馬鹿弟子がぁッ!!」と罵るのも愛ゆえか… たきがはのおつむは腐っていますネ。
そんな腐った頭で選ぶ今回の名台詞、これ!という決定的なのがむずかしかったのですが、こんなこと言われた日には間違いなくふらふらついていく。マスターの勧誘台詞ですv
だからワシを信じろ されば救われる それを打ち破ったレイン。愛の力は偉大だというのが「Gガンダム」のテーマですよv
とは言うものの、ラストのレインのカット、あれはあんまりだ〜! せめて、逢坂さんとか小森さんとか、「Gガン」のイラストを数々描いている人が描かねば、台無しだ〜!
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