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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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第33話 海賊船

呂宋丸が高砂沖で難破し、助左と按針は高砂甚兵衛と名乗る人物の海賊船に拾われる。両腕を切り落とされ、追放されるところだった助左だが、甚兵衛の鉛玉を摘出し、船にいられることに。その頃、美緒と桔梗はそれぞれ助左の帰りを待ちわびていたが、堺に寄った秀吉が、美緒に一目惚れしてしまう。徳川に荷担する宗薫への罰も兼ねて、美緒を手に入れようと画策する秀吉は、三成の諫める声も聞き入れない。一方、按針が明の官軍に襲われて命を落としたものの、助左は五島列島で甚兵衛たちと別れるのだった。

甚兵衛さん、当時の松本幸四郎さんということは実の親子共演か? しかも、甚兵衛、記憶喪失で、もしかしたら助左の親父かも?と思わせつつ、最後まで答えは出さず。しかし、助左、別れ際に「おとっつぁん」とは、もしや、と思ったのだろうなぁ。1話限りのキャラとはいえ、わざわざ親子を設定するあたり、実は見え見えな展開か。

それはそれとして、いままでいい味出していた按針も、ここで退場。このまま海賊船の按針(というのは職名で、名前はわからない)として余生を過ごすのとどっちが良かったかという気もしますが、ということは、集まると約束していた水夫たちって、みんなおだぶつですか?

さて、今回は海賊船の方が割合多いんで、堺の話は秀吉が美緒に横恋慕したのと、助左を五右衛門が訪ねてきて、桔梗が「助左の女房」と名乗ってしまったのと、エピソードも短め。しかも、助左、甚兵衛への答えで、実はまだ30そこそこなことが判明。うーん、年号をちゃんとメモしてないのでもう40近くだと思っていたのだが、そこまで急激に時間経ってないのか〜 となると、桔梗は10歳ぐらいまで善住坊に育てられた模様です。でも前回、「17年前」とか言ってなかったか? やっぱり30代後半が正しいと思うんですが、助左。
しかし五右衛門、何の意図があって、助左を訪ねたのでしょう? 昔の交友復活? あんまりそういうキャラじゃないと思うんですが、懐かしくなって来たんで合ってるのかも。地獄から這い上がってきたんで、モニカのことも吹っ切れたのかもしれませんな。助左、そういうところは察しなさそうだけど、一応、モニカが死んだことは知ってるはずだしな。

で、宗薫へのお灸も込めて、美緒を奪いたい秀吉ですが、う〜ん、逆効果だと思う。しかし、欲しい物は欲しいと手に入れそうな秀吉ですんで、次回以降波乱の種になりそうな予感。信長と宗易って、何かこういう世俗的じゃなさそうなところが共通してたな、と思ったり。宗久は、桔梗って隠し子がいる時点で、十分俗的です。

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