監督:ロン=ハワード
原作:ダン=ブラウン
出演:ロバート=ラングドン(トム=ハンクス)、ヴィットリア=(アイェレット=ゾラー)、カルメレンコ(ユアン=マクレガー)、ほか
見たところ:茅ヶ崎ワーナーマイカル
例によってトム=ハンクス・ファンの妹さんに勧められて行きました。前作「ダ・ヴィンチ・コード」は未見です。しかし、一応、前作が実はキリストに奥さんがいて云々という話だということは知っておりましたんで、宗教臭い、しかもキリスト教はいやだな〜と思って敬遠し、先日のテレビでかかった時も見ませんでした(「マジンガーZ」にかかっちゃうというのもあったし)。
しかし、今作はカソリック、しかも法皇決定のコンクラーベなどを背景にしており、謎解きにもガリレオ=ガリレイが登場するなど、ヴァチカン色がふんだんに盛り込まれておりますが、上質のミステリーに仕上がっておりました。こういう、マニアックな知識を盛り込んだ謎解きって、わし、好きなんすよ。知的な感じがして。で、そこに、冒頭の反物質が関わってまいりまして、曲がりなりにもSF漫画とか小説をかじった人間にゃ、いまさら反物質ってのも「ああ、あれね」みたいなのりで見られるんですが(使い古したとまでは申しませんが)、その結びつきと、怪しい秘密結社にまつわる謎解きというのはなかなか楽しく見られました。
個人的には、ファンタジーというかゲーム・マニアのたきがはには、地水火風にまつわる謎解きは以前「水の女」で手垢がついてると言ったんですけど、ヴァチカンの施設にからめて楽しませてくれました。
「手垢ついてる」とか言う時点で、すれたファンタジー・ファンだと思いますたorz
真犯人はこういっちゃ何ですが、
あんまりびっくりしなかった(伏せ字)んだけど、伏線の張り方もなかなかおもしろかったっす。
こうなったら、「ダ・ヴィンチ・コード」も見る。
たんぽこ通信 映画五十音リスト
[0回]
PR