忍者ブログ

されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

鉄人28号 第5回

用水路に逃げ込んだ村雨と人造人間。人造人間が敷島博士に撃たれたのですが、医者に診せようという村雨はいい人です。うなり声しか上げられない人造人間とも意思疎通ができてるっぽいし、すごいよな、村雨健次。

一方、不乱拳博士を大塚署長に預けた敷島博士は、鉄人を見つめて物思いにふける正太郎に話しかけます。正太郎は戦争の道具として作り出された人造人間や、自分の名を冠された鉄人に複雑な思いを抱いていますが、「仕方がなかったんだという言葉で片づけるしかないこともある」と敷島博士。説明になってねぇ〜 親子の情とかもからむのは、毎度「父と子」というテーマを持たせる今川監督ならではの演出ですな。
そして、敷島博士が破った「鉄人計画」の1ページから、衝撃的な事実を知ってしまう正太郎。前回の墓参りといい、何となく予想はつく展開です。金田博士と鉄人がもう1つの親子であったように、不乱拳博士と人造人間も親子関係にあるわけですから。

ところが、不乱拳博士がまたしても行方不明になってしまいました。警察、無能すぎ… 大塚署長がネタキャラ化している。

謎の男に助けられた不乱拳博士は、人造人間がまさか生きていたとは、とつぶやきます。人造人間を消すためにオックスを出さなければならないと言う不乱拳博士。前回登場したロボットが、今回のサブタイトルにもなっているブラックオックスです。角のある頭部がマスターガンダムの元祖だってんだから、今川監督の好きさ加減も想像がつくというものですネ。
ところが、謎の男は不乱拳博士のロボットよりも人造人間を残したいと言い、不乱拳博士と対立、人造人間を戦争に利用すると言い出されて、不乱拳博士は謎の男を刺殺しますが、自身も撃たれてしまったようです。謎の男の「本国」という言い方から、彼が日本人ではないことが判明、当時のソビエトかアメリカか、までは明かされませんが。

うちに帰った敷島博士は、門のところで不乱拳博士に再会します。

その頃、用水路では村雨健次が人造人間の弾を抜いてやってました。手慣れた様子が荒っぽいことになれてるって感じで、格好いいぞ、村雨。しかも、人造人間を「可愛くない」だのなんだのと、すっかり手なずけた模様です。意思疎通しあってるっていうか。すっかりダチ気分っていうか。しかも、相手がフランケンシュタインまがいの怪物でも普通に話しているあたり、ただ者じゃありません。
その村雨、「鉄人計画」の書類を読み始めます。

敷島博士は、前回、不乱拳博士の人造人間開発に携わったことがあると言ってたので、不乱拳博士を助手席に乗せて、どこかへ向かう模様。
金田博士がうらやましいと言い出す不乱拳博士。生物学にも精通していた不乱拳博士は、鉄人を開発する第一計画でなく、人造人間を開発する第二計画にまわされたと言います。不乱拳博士は人間の脳を参考に、ものを考えるロボットを作ろうとしていましたが、そっちは戦争のために取りやめになったそうです。なんか、金田博士と不乱拳博士を見ていると、こんなにすごい博士がいたのに戦争に負けたのが不思議っていうか… 資源ないしな。
神にも背く人造人間を作ってしまったと言う不乱拳博士の言葉に、「鉄人計画」の書類を読む村雨がオーバーラップします。今川監督らしい演出ですな。
不乱拳博士の告白が続きます。来る日も来る日も戦争のために死体を切り刻んでいた博士は、最終的にあてがわれた死体を見た時、己の罪の大きさにおののいたのでした。でも作っちゃったわけね。ていうか、罪を償うために作ったつもりだったと言うべきでしょうか。
罪の償いを手伝ってくれと不乱拳博士に頼まれて敷島博士も同意しますが、人造人間に誰を殺すよう命じたのかと尋ねます。不乱拳博士に最後まで言わせないで敷島博士に「ああ、やはり」と言わせちゃう演出も今川節〜 今川節が満載のアニメです。

ところが、敷島博士の車がライトアップされ、不乱拳博士は敷島博士の裏切りに気づきます(初見で、今川監督の演出になれていない視聴者にはちんぷんかんぷんな展開ですかな、これは)。こうして見てると、敷島博士のが悪く見える…
「これ以上、誰にも邪魔させんわ〜!」と言ってブラックオックスを呼び出す不乱拳博士。辺りが暗いので、ブラックオックスの全体像が見づらいのが難点ですなぁ。

「鉄人計画」を読んだ村雨は、人造人間を殺そうとしますができません。
そして、警官隊に見つかってしまうのですが、この時、村雨は「兵器として作られたおまえにも生きる権利はある!」と言って、人造人間(どーでもいいのだが、名前がついてないので言いづらいですな)を庇い、逃がそうとします。どこまでいい奴なんだ、村雨健次! ( ´Д⊂ヽ
ところが、人造人間を、現われた鉄人28号が捕獲、まぁ、警官隊がいるんだから、誰かいるよね、大塚署長か、正太郎は。で、大塚署長では人造人間には対処できないんだから、鉄人連れた正太郎がいたと。
確か、前回では人造人間は、一度捕まった鉄人の手から脱走してたはずなんですが、今回は逃がさない模様。

ブラックオックスを追う敷島博士と大塚署長。敷島博士の言う「最悪の事態」は、しかし、不乱拳博士の言う「償い」と=な気がする。
人造人間は檻に閉じ込められてしまいました。しかし、なぜかそこに現われた不乱拳博士に村雨が共闘を申し出ます。ていうか、不乱拳博士、いつの間に… ブラックオックスと一緒じゃなかったのか。大塚署長が後で「不乱拳博士に一杯食わされた」と言ってますが、物理的にどうやって…
この時、不乱拳博士は、村雨に衝撃的な事実を打ち明けたようですが、それは敷島博士がちぎった紙に書いてあったのだな。

しかし、不乱拳博士が父親の立場で見ているのに対し、正太郎は息子の立場で見ています。ですから、戦争のために作られた鉄人や人造人間に対し、同情の気持ちもあるわけですね。

でも、そこへ霧とともにブラックオックス登場。サブタイトルどおり鉄人28号対ブラックオックスとの戦いが「蘇る無敵の兵士」の音楽と共に始まります。格好いい〜!
ですが、銃で撃たれた傷を押してブラックオックスを操る不乱拳博士の独白は、悲愴感も漂ってきました。「この世に生まれてはいけないもの」を言われて、涙を流す人造人間。生前の記憶があるとは思えません。でも、不乱拳博士が命じたことを成し遂げようとしていて、それはここまできたら、博士の命を奪うことだとしか思えないわけで。
父が子を思う心に打たれた正太郎は手を止めようとしますが、敷島博士は「2人を会わせることだけは」とかたくな。しかし、だからといって、敷島博士のやり方では問題を先送りにしているだけとしか思えないわけなんですが…

そこへ、村雨がトラックを運転して乱入、人造人間を解放します。鉄人もオックスのパワーに押され気味。ですが、不乱拳博士はついにオックスのリモコンを手放してしまいました。もう、心情的には圧倒的に不乱拳博士だったり。
不乱拳博士のもとへ急ぐ人造人間。それを止めようとする警官隊の突撃は無謀すぎる…

ところが寸前で鉄人28号に止められる人造人間。

ここで正太郎も、人造人間が不乱拳博士の息子、不義久(不が名字かよ!)だったことを知っていたと明かします。戦地で亡くなって死体が帰ってきたんでしょうけど、あの時代にしては奇跡的なことじゃね? ということは病死か? 村雨も知っていて、それで2人を会わせようとしていたわけなんですが。
人造人間が鉄人の手から脱出、一心不乱に不乱拳博士のもとへ向かいます。

しかし、今や堂々と「息子よ」と呼びかける不乱拳博士を、人造人間は殺しにかかりました。自分が作り出した存在してはならないものに殺される、それが博士の罪の償いの仕方だった。しかも、自分が殺された後で人造人間が何者にも利用されることがないよう、不乱拳博士は殺されながら、人造人間にも銃を向けるのでした。

報われない親子の死。戦争というものの罪深さが、ここまで重くのしかかるアニメも珍しいですなぁ。最後にどんな形でも、「親子だから会いたかった」と言う正太郎の言葉が、わずかな救いと言えなくもありません。正太郎もきっと金田博士に会いたかったろうし。その分、金田博士の愛情を独り占めにしたとも言える鉄人28号への思いは愛憎入り乱れていそうだし。そういうところが、「ジャイアントロボ The Animation 〜地球が静止する日」の草間親子と違うのは、今川監督なりのこだわりなんだろうなぁと思います。

次回に続く。

拍手[0回]

PR

鉄人28号 第4回

前回の緊張とはうってかわって、コンサートのシーンから始まります。わしは知らなかったのですが、指揮者の方は実際の「鉄人28号」の作曲者のようですか?
でも、正太郎と一緒の高見沢さん、居眠りです。何か、キャラがだんだんおたかちゃんに近づいてきました。そのうちにショタコンになったら決定的です。彼女はクラシックよりもジャズの方がいいんだそうです。歌声喫茶に行こうとか、時代を感じさせる台詞も満載。明らかに子ども向けじゃありません、このアニメ。昭和30年なので、まだロックも出てきてないので、新しい音楽といったら、ジャズだったらしいです。歌謡曲はあったはずなんですが、やっぱり彼女の好みではなかったらしい?
しかし、正太郎は行方不明になった不乱拳博士らしい姿を見かけました。あんな特徴的な頭はそうそうあるまい。でも見失ってしまい、大塚署長にも高見沢さんにも人違いじゃないかなんて言われちゃってます。少年探偵、実力が疑われています…

不乱拳博士は、鎌倉の墓地に墓参りをしていた姿が確認されたそうです。しかし、そこの和尚さんは、戦後になってやってきたので、不乱拳博士が墓参りをしていた墓に誰が眠っているかは知らないと言います。「義久」って名前が見えるです。でも、墓石が上半分破壊されているのは直さないのだろうか? 精神病院に入ってたから、無理か。

墓を訪れた正太郎は、埋められたばかりの瓶を見つけ、その中に例の水槽に入っていたのと同じ緑色の液体を見つけて持ち帰ります。なんか、これ見よがしに置かれていますが、罠ではないのか?

で、中には人間の細胞が入っていたけど、分析してくれた科学者曰く「そんな細胞の持ち主がいたら化け物だ」そうです。それでどこらへんが人間?
まぁ、正太郎が顕微鏡でのぞいていると、細胞が注入された何かを食べちゃってますから、人間の細胞といっても、それだけで生命のある存在のようです。何をもって人間と言うのだ? DNAが類似している?

車で帰る正太郎は検問に引っかかりました。警察官にも「少年探偵の」とか言われてるってことは、かなりの有名人の模様。まぁ、義務教育やってる少年が探偵だし、車も運転するし、銃も撃つし、大塚署長とも仲いいし… 有名人にならない方がおかしいか。

検問の先では事件発生。大塚署長が出向いています。アグレッシブです、署長さん。
そして、酔っぱらいが化け物が出たと騒いでおり、何か壊されたようなんですが、どうも画面が暗くてよくわかりません。
そこで、正太郎は前回見つけた地下の研究所へまた行くことにします。

鏡を見つけた正太郎は、その奥の隠し金庫も見つけますが、謎の覆面男に襲われます。こいつ、前回も出ていたか…
地下研究所の発見された現場にいた怪しいグラサンも正太郎の周りをうろついているのですが…
で、覆面男を撃退した正太郎は、隠し金庫から「鉄人計画」と題された資料を発見、読んでしまいます。

その頃、村雨健次が緑の水槽から出てきた怪物と行動をともにしていることが判明、検問の原因となった騒ぎも彼らのせいでした。
しかし、明らかに化け物って感じなのに、「相棒」なんて言っちゃって仲良くしてる健次、順応性が高すぎるだろう… それとも、村雨一家は国籍人種を問わないグローバルな活動がモットーだったのかも。まさか、布をかぶっているので、素顔を見ていないとか? だったら間抜けか。

また一方、敷島博士。鉄人のリモコンを直しています。鉄人の開発に携わっただけに、鉄人の世話をするのが楽しそうです。ここら辺、映画だと人格者っぽい描かれ方をしていただけに対比がおもしろいです。まぁ、全26話ぐらいあるから、キャラもいろいろとあるんでしょう。大塚署長だけ変わらなさそうですけど…

そこへ正太郎が登場、彼は「鉄人計画」の書類を博士に見せて詰め寄りますが、そこへ謎の覆面男が登場。銃を向けます。その前に不乱拳博士に会うシーンが入ってまして、前回登場のサングラス男と同一人物らしいです。何が目的なのだ…
彼は「鉄人計画」の書類を取り戻そうとしていましたが、屋根の上には健次と例の怪物が。健次は、さんざん正太郎に煮え湯を飲まされたもので、怪物を使って逆襲しようとしていますが… それはそうなんだけど、大人げないですネ。

ところが、覆面男の正体が、今度は不乱拳博士であったことが判明。
屋根の上の怪物が割って入って、床をぶち抜いてしまいました… 言葉を解せない怪物と健次がどうやって意思の疎通を図っているのか、興味深いところであります。ジェスチャー?

そして、この怪物こそが「もう1つの鉄人計画」で作られた怪物であったことが判明、しかも不乱拳博士の口ぶりから、墓参りをした義久という人物も無関係ではなさそうですよ。たぶん、息子かなんかで、その死体をもとに作ったとか… そして、怪物の方も博士のことを覚えているっぽいです。健次がインプリンティングされたわけではなかった模様です。

ところが、怪物には怪物と鉄人28号を正太郎がぶつけたところ、怪物は鉄人に捕まったものの、自力で逃げ出してしまいます。すごい力です。これを見ても健次、怪物と一緒です。順応度高いなぁ! 化け物じゃなくて便利な仲間とは!

さらなる悲劇を予告して、次回に続く。次回は、前回登場した不乱拳博士作成のロボット・ブラックオックスと鉄人の戦いのようです。

拍手[0回]

鉄人28号 第3回

複雑な思いで正太郎改め鉄人28号の操縦者になった少年探偵・金田正太郎(ああ、ややこしい)。鉄人が壊した東京の町の復興を、鉄人を使って手伝っていますが、まだうまく操れません。ていうか、そのリモコンで複雑な動きってすごすぎ。
そして、正太郎にうまく操縦してもらえず、転んじゃったりしてる鉄人が可愛いです。中身は全然可愛くないんですが。丸っこいフォルムが可愛さを強調っていうか。

その時、発破作業をやっている現場で怪しげな緑色の液体の入った瓶とかが発見されて、正太郎と大塚署長は早速、地下を探険に行きます。そう言えば、敷島博士がいませんが、どこかへ行ってるようです。

やがて二人は、地下に広がる研究所らしきところを発見し、さらに奥に向かった正太郎は無数の緑色の液体の入った瓶を見つけ、最奥部で緑色の液体の中にうごめく物を発見し、悲鳴を上げて飛び出してくるのでした。と言って大塚署長と秘書の高見沢さんにからかわれていたので、したんでしょう。わりと大人顔負けの度胸の良さを見せる少年探偵にもかわいらしい一面があったということで。
それにしても、映画ではショタコンでおきゃんなキャラだった高見沢女史が大塚署長の秘書とは… 映画から入ると違和感ばりばり。テレビから入った人も違和感ありすぎで、何であんなにキャラを改変したんでしょう? 今川監督の趣味? でも眼鏡かけてないし…
でも、正太郎をびっくりさせた緑色の液体の中に何か浮いている(画面が暗くてわからない)瓶は瓶ごと持ってこられました。腐った臭いと言っていたのは、口が開いちゃった方で、これは大丈夫なんだろうか?

さて、謎の、いかにも怪しい物体の正体を突き止めるべく、正太郎、大塚署長、高見沢さんは、瓶に貼ってあったという「不乱拳(ふらんけん)」という名前を探します。ちなみに「ジャイアントロボ The Animation 〜地球が静止する日〜」のフォーグラー博士の原型ですな。でもフォーグラー博士よりずっとマッドそうですけど。
で、不乱拳博士の名を突き止めた正太郎は、大塚署長と精神病院に入院している不乱拳博士に会いに行きますが、なんか話をはぐらかされて、ろくなことは教えてもらえませんでした。

そこへマッドな敷島博士が帰還。どうやら、金田博士の遺産を捜しに出かけていた模様。って、南方ですか? でも見つからなかったと言ってます。鉄人の資料を捜しに行ったんでしょうか。たぶん、秘密を守るために爆破されちゃって残ってないんじゃないかなぁ。
で、緑色の瓶を見た博士は大塚署長と総理大臣に会いに行くと言って飛び出していき、高見沢女史も定時だからって帰っちゃって、正太郎だけ残されます。
瓶は、村雨健次が入れられた牢の向かいに安置されます。何で捕まったんだろう? 前回、そんなシーン、あったっけ? ていうか、罪状は何だ? でも、相変わらずピンクのコートがおされです。

でも、いつまでも大塚署長たちが帰らないことを心配して、迎えに行くと言う正太郎。少年探偵なので、銃も撃てるし、車も運転できます。小学生が…とか突っ込むのは野暮ってものです。ここら辺、大作(「ジャイアントロボ The Animation 〜地球が静止する日〜」版)との違いがおもしろいです。同じ横山光輝さんなのに。まぁ、原作の大作は、もっと大人なんだけどな。

ところが、途中で霧に巻かれた正太郎は謎のロボットに遭遇します。
ロボットはそのまま警視庁へ向かい、正太郎の呼び出した鉄人と戦いますが、どうもロボットが発生させる霧の中では鉄人がうまく動きません。

そして、ロボットが来たのと同じ頃、村雨健次の向かいでも瓶から何者かが出現、逃げ出します。健次、災難です。不死身の人は「ジャイアントロボ The Animation 〜地球が静止する日〜」の方なので、この人は普通の人のはずですが… 今川監督だからなぁ。

結局、ロボットは何者かが逃げ出した瓶を確認すると、また去ってしまいました。目的は瓶の中身だったのでしょうが?

そして、大塚署長と敷島博士が帰ってきて、不乱拳博士が逃げ出したことが判明。謎のロボットと不乱拳博士を巡る事件はまだ続きそうです。

相変わらず音楽が渋くていいです。あと、予告が映像だけで何もナレーションがないのも新鮮ですなぁ。
正太郎は鉄人のせいでうまくいかないと言ってますが、そこら辺の少年らしいやんちゃさがこの後、どう出るか。このアニメはキャラクターデザインが全体的に丸っこいので、正太郎も大作よりずっと幼い感じなんですけど、やってることは大人顔負けだからなぁ。

拍手[0回]

鉄人28号 第2回

「まりメラ」の次は「鉄人28号(2004年版)」ですよ〜!

原作もまだちゃんと読んでないのですが、こうなったら今川監督版から入るでいい!

前回は少年探偵・金田正太郎と、もう1人の正太郎が出会うまででしたが、その続き。

村雨一家の辰を殺した正太郎(鉄人)は、そのままどこかに歩いて行きます。弟分を殺されて頭に血の上った健次は、ヘリコプターで正太郎を追う敷島博士、大塚署長、正太郎たちを追って、ヘリコプターにしがみつきました。それを追う、村雨竜作。三輪車ってのが時代を感じさせます。「ジャイアントロボ」のクールな印象が強い不死身の村雨健次に比べると、けっこう熱血漢です。

町を破壊し、国会議事堂を破壊した正太郎が目指すのは敷島重工。そうと気づいた敷島博士は、正太郎の狙いを知り、先へ急ぎます。
前回、27号の起動実験をしていた建物へ行くと、そこには正太郎の腕があり、その中には正太郎が求めるリモコンが隠されていました。

そして、真実を知るべきだと言うもう一人の正太郎(「白昼の残月」もそうなんですが、どうしてこうややこしいネーミングなのか…)少年に請われて、敷島博士は正太郎、すなわち鉄の巨人を巡る物語を語るのでした。ていうか、先にリモコンリモコン!

それは戦争中(この話の設定は昭和30年です、確か)、南の島に監禁されるような形で秘密兵器を作らされていた金田博士(正太郎のお父さん。声は飯塚昭三さん!)とその助手だった敷島博士は、全てを破壊する鋼鉄の巨人、鉄人を作ろうとしていました。
ところが、空襲で金田博士は妻子(つまり、正太郎少年とお母さん。お母さんの存在感が薄いのは今川監督だ・か・らv)を失ったと誤報を受け、新たに開発したロボットに正太郎の名をつけます(正太郎少年は昭和20年生まれ)。
しかし、実際に海軍から正太郎を動かすよう命じられると、金田博士は正太郎は生まれてきてはいけなかったと気づいて、海軍の使者を殺害、正太郎も封印してしまったのでした。
その後、金田博士自身も亡くなり、敷島博士は日本に戻り、科学者としての才を発揮して、現在の敷島重工を築き上げたようですが、そこまでは語らず。

ところが、南の島で金田博士とともに滅んだはずの正太郎が残されていて、先日の敷島重工での27号の起動実験により、リモコンにスイッチが入り、その電波が正太郎を日本にまで呼び寄せてしまったと敷島博士は推測します。強い電波ですネ。

そして、敷島博士の考えたとおり、リモコンを取りに来た鉄人は、まんまと腕ごとリモコンを奪っていくのでした。ここまで大塚署長は、リモコンを取ろうと奮闘していたが身体が大きいので駄目だったのでした。ていうか、それこそ正太郎少年に頼めよ!

リモコンを奪っても止まらない正太郎。敷島博士は27号を起動させ、正太郎を止めんとします。そして、27号を操りながら28号(=正太郎)について解説。なんか、凄く楽しそうですネ。だからマッドサイエンティストなんて呼ばれるのだな…
しかし、敷島博士が解説するとおり、正太郎沈みません。27号の攻撃もいなしています。

一方、正太郎少年はリモコンを取り返すべく外に出ますが、そこに村雨健次登場、ダイナマイトを投げつけます。正太郎はびくともしませんが。
さらにそこへ村雨竜作が3輪トラックで突撃、潰されます。竜作は「特攻くずれ」で、「今日が俺の終戦だ」と言って死んでしまいます。竜作さん…・゚・(つД`)・゚・
でも、竜作が体当たりをしたために正太郎もバランスを崩し、正太郎少年がやっとリモコンを止めるのでした。

話が渋いです〜
キャラは丸っこくて可愛いのですが、展開はシビアで重いです。ナレーターも女性なのですが、硬派でクールで、かっちょいいです。
音楽も重厚で格好いいし、先が楽しみであります。

正太郎のリモコンが正太郎少年の手に入りました。次回から、いよいよ正太郎改め鉄人の活躍が始まるのかな?

拍手[0回]

鉄人28号 第1回

「まりんとメラン」もまだ半分にもならないというのに、ニコニコ動画で見つけてしまいました。もう近くのTSU○YAにもないし、DVDは高いしで、見てしまえ〜! でも続きは「まりんとメラン」を見終わってからにする〜。

今川泰宏監督作品ですので、前からずっと見たかったんですよ。映画もおもしろかったし。

第1話は日本の敗戦とともに葬られたはずだったもう1人の正太郎(=鉄人28号)が昭和30年代の日本に復活するまで。

おおお〜! 金田博士は飯塚昭三さんだったのか!

そして主役の少年探偵・金田正太郎、村雨一家の竜作兄貴、健次、大塚署長、敷島博士とメインキャストは出そろいまして、そこに現われる鉄人じゃなくて、まだ正太郎(なぜか鉄人の入っているミサイルに正太郎と書いてある)。音楽が格好良くて、キャラクターは丸い原作に近いデザインなのですが、戦後の設定といい、鉄人が戦争の遺産だったという設定といい、大人向けのにおいがぷんぷんしちゃうアニメです。今川監督、かっこええわ〜vv
健次がピンクのコートなのは「ジャイアントロボ The Animation 地球が静止する日」の不死身の村雨健次を意識しているんだろうなぁ。あるいはオリジナルからしてそうなのかしら? CVが同じ幹本さんなので、パラレルワールドちっくです。
竜作は若本規夫さんですが「ごるぁ」キャラでなくて二枚目半なので、「地球の燃え尽きる日」の竜作ほど格好良くないですけど、愛嬌はあります。

続きが楽しみです。もういっそDVD買いたいのですが、絶版な上にオークションに出ても金がないときているのでした。とほほ。

拍手[0回]

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

最新CM

(06/14)
無題(返信済)
(05/29)
(04/27)
甘くない態度(返信済)
(04/26)
謹賀新年(返信済)
(01/04)

プロフィール

HN:
たきがは
HP:
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

かうんたあ

脱原発意思表示Webステッカー

バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン