たきがはの大好きな作家、船戸与一さんがお亡くなりになっていたそうです。4月22日に、享年71歳でした ・゚・(つД`)・゚・
Googleニュースで毎日チェックしていたつもりだったのですが、漏れていたようです。それも2ヶ月も前に。
「山猫の夏」を筆頭に「砂のクロニクル」「蝦夷地別件」「猛き箱舟」「蟹喰い猿フーガ」「緑の底の底」「満洲国演義」「叛アメリカ史」と、大好きな大好きな作家さんでした。世界の辺境を舞台に、そこに生きる人びとの戦いと、それを利用とする連中の愚かさと、硝煙とエロスの世界が大好きでした。弱き者、もがきあがく者に向けられる厳しくも優しい眼差しと…
もっともっといろいろな話を書いてもらいたかった。願わくば「山猫の夏」のようなカタルシスや「猛き箱舟」のようなビルドゥングスロマンをもっともっと書いてもらいたかった。「叛アメリカ史」のようなルポも読みたかった。
船戸さんのご冥福をお祈りします。
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