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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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死の刑務所必死の脱出

オープニングがシーズン2と微妙に違います。ハンニバルは胡散臭さ100%の謎の中国人クリーニング店主に扮してるシーンとか、フェイス、モンキーも違うシーンが入ってます。コングはあんまり違わんような。シーズン1だから当然ですかね。どーでもいいのですが、久しぶりにエンジェル復活、5人のAチームに違和感ばりばり。別にエンジェル嫌いというわけではないんですけど。

コングの友人、ジョーイ少年の父、ジェイスが刑務所から脱走してきた。死の決闘を強要され、勝ったジェイスは脱走も強要されたのだ。しかし追っ手が現れ、ジェイスはまた刑務所へ戻される。コングはジェイスを助けようとAチームとフロリダへ出発する。フェイスが刑務所改革について処女作を執筆したドクター・ペッパーになりすまし、エンジェルは刑務所改革を取材する記者、ハンニバル、モンキー、コングは無理に逮捕され、刑務所へ入れられることに。コングがジェイスの新たな相手に選ばれたのまではよかったが、決闘の場所は別のところだった。連れていかれてしまったコングとジェイス、このピンチ、どう脱する?

なぜかおかまの美容師になりすますハンニバル。今回は字幕もそうだったんで、ほんとにおかまになりすましたものと見た。美容師ってそういうキャラなんですか? でもラスト、決闘場に奇襲をかけてマシンガンをぶっぱなしてたハンニバルは、いつもの飄々としたリーダーでない、修羅場をくぐり抜けた凄みを感じさせて格好良かったざんす。
フェイス、ペッパー博士になりすましたものの、刑務所内の精神科医に見破られそうになり、たぶんアドリブで切り抜け。いや〜、こういうところはフェイスならでは。なんちゅうか口から先に生まれたっていうんですか。一応、本の中身は読んだのかしらん?
モンキー、ロールシャッハテストからゴミ袋欲しいを連呼、まさか脱走にまで関わっているとは思わなかったよ。この奇抜さはフェイス、コングにはない発想だな。
コングの聾唖という設定はなんか意味があったんか? ハンニバルを通訳にしたんで、できるだけ離されないようにということか。冒頭、子ども好きなコング、子どもたちの工作のお手伝い。ジョーイ少年にも、「僕にできることをするよ」と言われて、「明日は真面目に灰皿を作れ」ときたもんだ。実は保父さん志望?

今回は刑務所にいるもんで、Aチーム同士の掛け合いはなし。それはそれで寂しい。そういう意味ではイレギュラーな話ともいえる。

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絶体絶命! モンキーのご臨終

物騒なタイトルがついてますが、実は重傷を負ったモンキーとの絡みをAチームの面々がしみじみと思い出したり、久々に登場のデッカー大佐もAチームとの腐れ縁を思い出したりと、総集編的な内容でやんした。

モンキーがハンニバルを庇って肩を打たれ、デッカー大佐に負われてピンチのAチーム。逃げ込んだ山を包囲され、ひとまず山小屋に逃げ込んだものの、治療道具を求めてフェイスとターニャがレンジャー基地へ向かう。だがそこもMPの監視下にあった。MPの制服を奪い、侵入するフェイス。消毒薬さえなく、徐々に弱っていくモンキー。このピンチ、Aチームはどう切り抜ける?

逆にモンキーの出番、ほとんどなしっちゅうことですね。ラスト、病院に見舞いに来たデッカー大佐にモンキー節が炸裂するぐらい。しかも、デッカー大佐、モンキーは病院にいると思い込んでるし。どこか抜けてるよね。
フェイス、今回は山小屋の調達に始まり、レンジャー基地への潜入と見せ場多し。しかもいつも腕っ節ではいいとこなしなのに、見張りのMPは一発KO。フェイスだってこれぐらいやるんだよ、本気出せば。山小屋では色男フェイスらしからぬワイルドな熊狩りの猟師に変身。眼帯までしちゃって念入り。さらにラストもMPに化けたまんまのフェイスがいなかったら成り立ってない作戦、ぴゅーぴゅー。
コング、メカの改造がない上に腕っ節を振るうところもなくて目立たず。いつも悪態ついてるモンキーに優しいのが見せ場といえば唯一の見せ場。回想シーンでもモンキーの輸血を最後までごねるコング。しかもモンキーが煽る煽る。でもモンキーが死にそうな時には涙目、いい奴だよな、コングって。
ハンニバル、今回は地味な活躍。フェイスほど目立ってないんだけど、山小屋の周囲にワイヤーとラップ仕掛けて、本当の持ち主(フェイスにだまされて、いない熊を狩りに出かけてしまった)が帰ってくるのを知ったり、レンジャー基地に行ったフェイスとターニャを迎えに行ったり(山小屋から廃坑に移動してるから)、と裏方に徹したお仕事。いや〜、こういうね、目立たないんだけど必要な仕事ができる人ってプロだなと。TRPGでもいるんですよ、目立たないんだけど、ちゃんと見張りしてるとか。パーティに必要な行動のできる人。ハンニバルってとことんリーダーなんだなぁと思う。
久々に登場のターニャ、目立つことなし。前々回のが役立ってました。フェイスの基地潜入も助けにならんし、最後も捕まってるだけだし。

ちゅうわけで、ひとまずシーズン2鑑賞終了。ばらばらなようで、まとまる時には強いAチーム、プロとして憧れるものです。

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大勝利! ハンニバル式非暴力

迫害されている教団は非暴力を推奨、ちゅうか頑なに言いつのっているけど、モデルはクェーカー教徒ですか? 町にも牧師さんがいるのだが、その関係は? 単なる移民で教団ではない?

カールに率いられた移民たちは非暴力をよしとし、町の有力者サイクスに脅されても最小限の抵抗しかしない。そんな仲間を助けようとエリックがAチームに接触、集会所を建てる手伝いをすることに。だが集会所を建てるための木材がない。早速、フェイスが役人に扮して木材を押収するが、これに気づいたサイクスが邪魔立てしようとし、この時は煙幕弾で事なきを得る。そして集会所を潰そうと企むサイクスも追い払うことに成功するが、カールは煙幕弾を使うことさえ否定的だ。業を煮やしたサイクスは、とうとう町に出た移民たちからオリー少年を人質に集会所を焼き払おうとする。サイクスの手を逃れ、集会所に放置されたモンキーとコングを救うオリー。だが、煙を吸いすぎた彼を病院に連れていくとまたしてもサイクスの邪魔が入り、オリーと仲良くなったコングはとうとうサイクスの部下たちをぶちのめしてしまう。Aチームの暴力を否定するカールは契約の破棄を言い出し、彼らのもとを去るハンニバル。だが、Aチームの面々は納得しておらず、サイクスの報復を案じていた。どう出る、Aチーム?

頑固なカールじいちゃん。ハンニバルにも「さすがの俺も」と言わせるほど。しかし暴力を否定し続けて、果たしてAチームが助っ人に帰らなかったら、流浪の旅を続けるのもやぶさかではないと言ってますが、仲間としてはどうなんでしょう? それもまたしょうがないと諦めるのか? 一人ひとり去っていくのか? 彼ら平和主義者を守るために兵士がいると言うハンニバルのスタンスは、日本語版タイトルに反して「七人の侍」で勘兵衛が「勝ったのは農民だ」と言ったように、それでも暴力を否定しきれない世界のあり方と、逆にAチームの面々がその中でしか生きられないのを暗示しているようでもありますが、そこらへんはアメリカていすと。「七人の侍」でとうとう勝四郎が農民の中に入っていけなかったような深刻さは微塵もございません。まぁ、深刻になっちゃうとAチームらしくないとも言えますが。こういうカラーの違いは「七人の侍」に対する「荒野の七人」でも言われるところなんでねーかと。
フェイス、調達はともかく、釘を打てば曲げる、オリーが襲われればボディガードにもならんときてはいいとこないぜ。でもそれがフェイスだぜ! そういや今回はロマンスもないとは。冒頭、Aチームを雇おうと町にやってきたエリックと変装して近づくハンニバル、観光客の振りをして自転車で二人の近くを走るフェイスやローラースケートのモンキーといったシーンがありましたが、観光客のねーちゃんに色目使うぐらいか。
コング、今回も子ども好き発動。しかしわしとしてはハンニバルに「コング、この板長い」と言われて、頭で真っ二つにしたシーンに驚いたよ。なんちゅう怪力というか石頭っちゅうか。さらになんだかんだとモンキーとの絡みが多いコング。モンキーが突然始めたナッツの病院にすっ転ぶ、ナッツをふんづぶす、しまいにはナッツを食ってるからいい(と、さっさと逃げよう、腹減らないのと言うフェイスに返した)とラストではむしゃむしゃ。もしもし、それはどんぐりとは違うんですか? そんなもの食うんですか? 前回、牛乳を5リットル飲んだコング、もしや鋼鉄の胃袋をお持ちでは?
そしてモンキー、今回はナッツの病院を開いちゃうわ、ナッツを両目に当ててかっこつけるわ、モンキー節久しぶりに炸裂、と思いきや、ちゃんとワイヤートラップを仕掛けてるAチーム、音がすればちゃんと行動、うーん、このギャップがモンキーはたまらんとファンは思い、コングは「ふざけやがって」となるんだろうかと。それにしてもコングに踏み荒らされたナッツの病院(しかし、人様の集会所に勝手に病院を開くのはどうか。それ以前にそういう問題か。いやモンキーだし)で、「殻がついててもいいことがある。踏みつけられても割れないことだ」と言った矢先にコングに踏みつぶされるとは、悲しそうなモンキー、かなり本気と見ましたよ。

気がついたら、シーズン2もあと1話。

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復讐に賭ける殺し屋4人組

こんなにピンチに陥ったAチームは初めて見ました。いや〜、すごかった。シーズン2で一押し。「緊急発進! 恋人からのSOS」も好きだけど。

Aチームに痛い目に遭わされた犯罪組織がクレイジー・カイルという凄腕の傭兵を雇う。そうとは知らず、訓練中のAチーム、まずびりっけつの罰に町までジョギングに行かされたフェイスが女にひっかかって捕まり、探しに出たモンキーが犬にひっかかって捕まり、コングも牛乳に仕込まれた毒でグロッキー、捕まってしまう。残ったハンニバルも毒のために倒れる寸前、助けを求めたのはターニャと、かつてともに仕事をした医師マギーだった。囚われたフェイスたちは脱出を試みるが、仕掛けられた地雷をフェイスが踏んでしまい、元の木阿弥。そこへ回復したハンニバルが助けに現れる。カイルたちの正体と目的を知り、待ち受けるAチーム。勝利の女神が微笑むのはどちらだ?

Aチームの弱点を知って個々に捕まえるシーンはお見事!としか言いようがありません。コング、いくら好きだからって牛乳5本(1本1リットルとしたら5リットル! そりゃあ、毒が入ってなくても腹をこわすよ。コングは平気?)は飲みすぎだ。どうやらモンキーは飲んでないようです。しかもコングをお子さま呼ばわり、強いぜ、モンキー。しかしハンニバルはつき合いがいいのか、1本ぐらい飲んだ模様。さすがのハンニバルも脂汗だらだら。なんちゅうピンチでしょう。
でも助ける時は颯爽と!がハンニバル。トラックで突っ込んで、しかも運転しながらハンドルをロープで固定、さらに自分は荷台に乗り移って、屋根へ。冒頭の訓練シーンでもハンニバルの優位さが目立ちました。いや〜、頭脳だけじゃないんだよね、ハンニバルって。身体的にも3人を上回っているんですよ。格好いい! しかもだ、コングを医者に連れていこうとしたけど、医者が傭兵の変装だと腕時計で見抜いてしまう鋭さ。すげ〜、なんかハンニバルの独壇場ですよ、今回は。
逆にコング、いいとこない。最後はみんな1対1で傭兵を倒していくけど、コングといったら暴れ者、腕力自慢なのに、なんか優位じゃなかったし。倒したけど。お約束の改造シーンもないし。牛乳飲みすぎてぶっ倒れてるし。だいいち、モンキーに「お子さま」呼ばわりされて、怒らないコングなんてコングじゃないやい。それだけ調子悪かったってことなんでしょう。しかもモンキーにロープを切るためにアクセサリ取られてるし。
フェイスの女好きはあちこちでピンチに陥ってますが、今回のは特にあいたた!でした。いいんだ、今回はフェイスも見せ場ないんだもん。調達するシーンないんすよ。もう最初の訓練と、さらわれるところと、あとはさらわれた3人を助けるハンニバルと最後の決戦。
と書くと、なんかAチームらしくねーじゃんと思われるかもしれませんが、Aチームの強さは4人の絆にあるわけでして、そこは俄仕込みのチームを組んだカイルと決定的に違うわけだ。金で集まった傭兵じゃない、4人には強い絆とチームワークがあるんだよってハンニバルもラストで言ってたけど、そうであってのAチームでありました。見せ場はほぼハンニバルばかりでしたけんどね。

しかしハンニバルが葉巻を加えて、倒れたジープから漏れたガソリンが爆発!というのが日本語版の終了だったらしく、ラストに吹き替えがまったくありません。ううん、この軽妙さもAチームなんだけどなぁ。もったいない。
あと、毎回日本語タイトルでいちゃもんつけてますけど、「復讐に賭ける」のは殺し屋4人ではなくて犯罪組織の方なんだよね。逆に4人が「復讐に賭ける」ほどのチームワークを見せていたら、Aチームも苦戦したかもとか思ったり。そんなAチームもおもしろいかも。なんか最後ぼろぼろになって、それでも祝杯揚げてるのはAチーム、という展開の話、ありませんか。スペシャル版であったっけな。

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邪悪の神に魂を売った男

パイロット版見たので、そのままシーズン1を見ました。なんともあっさりフェイス登場。ただ、パイロット版と違う役者のためか、紹介シーンがちょっと凝ってるような気がする。で、全然気づかなかったんですが、エミーってシーズン2のエンジェルと同一人物だったんですね! いや、髪が長かったもんで全然気づきませんでした。

Aチームの今回の任務は狂信的なジェイムズ牧師に率いられた宗教集団に囚われた娘を助け出すこと。だが、娘は無事に助け出せたものの、モンキー以外は囚われの身となってしまう。恐れるエンジェルを励ますコング、フェイス、ハンニバル。一行にジェイムズが下した罰は、荒野を逃げ、途中で撃ち殺されるというものだった。だが、追っ手をまいて、一行はジェイムズに脅える一軒家に逃げ込んだ。モンキーは仲間を助けに戻る。Aチームはこの危機をどう乗り越える?

思うんですけどね、Aチームの敵って基本的に素人が多いじゃないですか。だから、素人ってなんかライフル持ってるだけで自分たちが強くなったように勘違いしてるように見えるんだよね。でも、Aチームって言ってみればプロでしょ? だからライフルだけで戦うこともあるんだけど、なんちゅうかそれ以外の武器の使い方がやっぱり上手いなと思うんす。まぁ、お約束の改造シーンもあるんだけど、なんちゅうか、ライフルがなくても、ライフルがあっても、ライフルに頼りすぎないのがAチームの強さじゃないかなって思う。なんて思いながら見てました。
モンキーが単独行動が多くて、それがハンニバルたちに有利に働くことが多いのはパイロットという特性もあるんですな。しかしシーズン2では脱走が当たり前だったのに、パイロット版も今回も外出許可ときたもんですよ! お行儀いいな。しかしいつもなら調達はフェイスの仕事だけど、今回はモンキーがダイナマイトを強奪。Aチームというのはどれか1つだけが得意でもなんとも務まらんのだなぁと思った。モンキー節はおとなしかったけどね。
プロフェッショナルAチーム、囚われても周囲の観察は怠りなく。フェイス、コングの鋭い観察眼にプロの顔を見たよ。さらに脅えるエンジェルを励ますコング。優しいなぁ。さらにハンニバルに「エンジェルを励ましてやってくれ」ときたもんだ! いい奴だなぁ。
ハンニバル、今回は変装なし。でも600ドル(6万円!)ものブーツにこだわり。珍しいね、物に執着するハンニバルって。コングならバン、フェイスならコルベットとかあるけど。最後はしっかりブーツを取り返したハンニバルで幕だったので、相当こだわっていたのだろう。しかしそういうブランド物を持ってたのってシーズン2では見られなかったかも。
フェイス、助けられた一軒家の娘と早速いい感じ。しかし改造タイムにハンニバルの召喚、「中尉!」と言われりゃ逆らえない。ベトナム時代からの癖なのか、ハンニバルに一恩あるのか。でもラストでもまだまだ未練たっぷり。このすけこまし! フェイスはこーでねーと。

毎回思うのだが、英文タイトルに比べて和文タイトルが大袈裟な気も。「邪悪の神に魂を売った男」とか言ってるけど、Aチームに負けたら「夢が破れた」とかなんとか。まぁ、Aチームは徹底して死者が出ないもんで、あんまり狂信的なキャラにして、殉教とかさせちゃうのも違うと思ったのか。Aチームの面々も人を撃つことって滅多にないもんね。

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