今回から主役が松山ケンイチになりましたが、しょっぱなから、父親に反抗しています。確かに前回のラストで「おまえの父親は白河法皇」なんて言われて、反抗期に入ったのかもと思わなくはありませんが、前回までのかわいい平太がいなくなっちゃって、わし、置き去り感が強いです。せめて前回のラストで、もうちょっと平太が反抗してくれればつながるのですが、前回のかわいい平太がいきなり反抗期の松山ケンイチになっちゃってて、おいてけぼりです。
反抗期の松山ケンイチは、無理くり元服させられ、清盛になりましたが、自分が平家の御曹司だから鱸丸のように明日のご飯の心配もしないで遊んでいられるご身分だという自覚がまったくないので、単なる駄々っ子にしか見えません。その上、白河法皇が「生類憐れみの令」ばりに殺生を禁止したもので、鱸丸たち漁師は魚が獲れなくなってしまい、とうとう鱸丸のお父さんが禁を犯して漁をしたため、捕らえられてしまいましたが、そんな事情も知らないなんて、何をやっているんでしょう、この人。清盛は鱸丸のお父さんを釈放してもらおうと白河法皇に直談判に及びますが、格の違いを見せつけられただけで敗北、戻って鱸丸に会って、すでにお父さんが死んでいた(処刑された?)と知らされます。
で、一転して、忠盛に舞を習う清盛は、白河法皇や貴族たちの前で舞うことになりますが、鱸丸に剣を投げ入れさせたり、白河法皇に剣を突きつけたりしたのも、鼻であしらわれた感じで終わってしまいました。
ここで玉木宏が登場、たきがはの見る気ががたんと失せます。うーん、別に嫌いなわけではないのだが、何か、見る気にならんのだ… というか、予告を見たら、なんか、ますます「見ない」に傾いてしまった…
その上、たきがはのお気に入りの白河法皇までラストで死んでしまい(76歳の高齢なんで無理もないんですが)、次回からの視聴は怪しくなってしまいました。鱸丸は上川さんだったんだけどなぁ… なんか玉木宏がやだなぁ…
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