監督:ブレイク=エドワーズ
出演:ホリー(オードリー=ヘプバーン)、ポール(ジョージ=ペパード)、ほか
原作:トルーマン=カポーティ
1961年、アメリカ
何回も言っておりますが、たきがは、オードリーに格別の興味はございません。で見たのはペパードさんが出ていたからです。ジョージ=ペパードさんといったら、
「特攻野郎Aチーム」のリーダー・ハンニバルに決まっておろうがぁぁぁ!!! というぐらい、ほかの出演作を見たことがなかったのでした。
自由奔放な女性ホリーに振り回される小説家ポールが、ホリーをゲットするまでを描いたラブコメ。
ホリーを見ていたら、「風と木の詩」のジルベールを思い出しました。あっちは悲劇に終わりますが、こっちはハッピーエンド。しかし、原作ではホリーの最後はのたれ死にか、原作者の意向はのたれ死にさせるだったかと読んだので、かなり甘い映画となりました。まぁ、オードリー主演でホリーをのたれ死にさせるわけにはいかなかったんじゃろう。
そして、肝心要のペパード氏はというと、
全然面影がねぇぇ〜ッ!! ガ━━━(゚Д゚;)━( ゚Д)━( ゚)━( )━(゚; )━(Д゚; )━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
わたくし、ペパード氏演ずるハンニバルの何が好きって、あの、いつでも余裕を忘れない、人を喰ったような笑顔なんですよ。にやっていうの、にかっていうの。あれがないとハンニバルと認めん!ってぐらい、ハンニバルといったら、あの笑顔でないといかんのですよ。
笑顔にちょっと面影があった… 真っ青な目もペパード氏だった。ただ、「Aチーム」のころはけっこう腹も出ていたんですね。
で、ペパード氏の後ろにいつもハンニバルが見えるもんで、彼がホリーに熱く愛を語るところなんか違和感ばりばりっていうか、そこまでハンニバル固定させなくてもいいだろうっていうか、ホリーに振り回されるポールは、チームのメンバーを振り回して「いちばん危険なのはハンニバルだ」と言わせるような危険さはなく、まぁ、言ってしまえば、オードリー主演だから有名だけど、実はこれ、オードリー主演じゃなくして、原作者の意図どおりにホリーをのたれ死にさせちゃったら、そっちの方がずっとすごい映画になったんじゃないかと思ったり。
大昔のテレビの録画なもんで、CMもそのまんま。我が家の愛車オプ子ちゃん(オプティ・パルコ)のコマーシャルが流れて、ちょっと感動した。ちょっとだけな!
たんぽこ通信 映画五十音リスト
[0回]
PR