さて、手動コーヒーミルちゃん(となんでもかんでも「ちゃん」づけで呼ぶのはたきがはの癖である。半分くらいは擬人化しているので、そのうちに「ミル→略してみっちゃん」とか言いかねない。いや、まじで)のリベンジは続く。
ねじをめいっぱい巻いて、粉にするように設定されたみっちゃんで、またしてもコーヒー豆をごりごり挽いてみた。しかし力がいりますね、これは。廻す方も大変だが、押さえている方も楽じゃない。1万円出して電動ミルを買いたくなるが、ここはえこな精神で頑張ってみよう。ちゅうか、こういうのを楽しむのも贅沢ってもんだと。しかし、いまは無職だから贅沢できるが、果たして就職してまでそんな余裕があるのか大いに疑問である。
まぁ、それはそれ、これはこれ、ごりごり廻すのはなんかレトロで楽しいです。
で、飲んでみた。
う〜〜ん、なんかいまいち。これはこのフィルタというのがよくないのではないだろうか。だっていままで、コーヒーはずっと紙のフィルタで飲んでいた。しかし紙だからといってすぐに環境によくないと思ってはいけない。確かに最初は捨てていたんだが、コーヒーの粉には脱臭作用がある。フィルタごと乾かして、粉がこぼれないようにしてやれば、簡易脱臭剤に早変わりだ。たきがは家ではかなり重宝して、あちこちにばらまいてあった。なにしろ安い上にコーヒーの匂いがいいもんで、かなりお薦めである。しかし乾かさないとだめっすよ。
さて、今回は二段構えの記事なのだ。フィルタを疑って、紙フィルタとドリップを取り出したたきがはは、あることに気がついた。
スプーンの大きさ、違くね?
いや、まさか。だって、コーヒー1人分なんてそんなに差のあるはずがない。わしはいままでフェアトレードのコーヒーを飲んでいたが、すり切り1杯で1杯分、いつでも美味しいコーヒーが飲めたんだぞ、このスプーンだって同じくらいの大きさのはず!
だが、またしても豆をごりごり挽いて、飲んでみたところ、やはりコーヒーが薄い。なんか不味い。ちくしょ〜! 安いコーヒー豆じゃないんだぞ、なんだ、この味のなさはッ!
疑え、たきがは。怪しいと思ったら、スプーンの大きさの違いを比べてみろッ!
果たして、たきがはがみっちゃんと一緒にもらったスプーンは、いままで使っていたスプーンの約半分の大きさしかなかったのだ。ががーん!
は、半分…そいつは薄いはずだぜ。どう考えてもおかしな話だぜ。
しかし、なんでスプーンの大きさがこんなに違うのか? コーヒーの1人前ってそんなに地域差があるものなのか? なんか知らないが、差があるものなのか? なんでこんなに違うんだッ!
ひとまず、スプーンを取り替えることにした。しかし、豆の量も約2倍。ちゅうことは挽く手間も2倍。うーん、手動での美味しいコーヒーへの道は険しい。
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