Episode 4の主役は戴宗の兄貴と楊志の姐さんです。異論は認めまちぇん。だからロボ&大作語りも2人合わせてです。だいたい、ロボは半分以上、動いてないし、ラストまでほとんど動きませんからねぇ。大作はけっこう頑張ってますが、ここは主役を譲ってます。まったく早すぎる退場です。せめて、戴宗の兄貴がいくんなら、楊志の姐さんにはもうちっと頑張ってもらうとか。なんて思ったりしますが、Episode 5から国際警察機構側も新キャラがいっぱい出ますんで、頑張ったけど、主役だったけど、退場してしまいます。うるうる
でもロボ&大作語りなんで最初はすっ飛ばす。前回のおさらいだし。改めてロボの右手が壊れていくプロセスが痛そうだな〜!と。
ロボとともに墜落した大作。高めのビルに突っ込んで上海の町並みをぶっ壊したロボだったが、大作だけは守ろうとするかのように墜落しても左手は高く突き上げたまま。大作が無事だったことに安堵するも、戴宗と楊志は電磁ネットワイヤー作戦を続行しようとし、イワンに壊されていないメカを集結、銀鈴と一清道人は大作救出に走る。
前回で電磁ネットワイヤー全部壊されたかと思っていたら、ちゃんと予備があったんすね。そのわりには派手にばんばん爆発していたが、きっと隠してあったんだ。で、楊志がここぞと怪力を発揮、戴宗はこの場に残ることに。この時、初めて二人が恋仲、ちゅうか夫婦であることが示唆される。姐さんのこのEpisodeだけっちゅう切ない表情が色っぽい。
ま、そこらへんはすっ飛ばしまして、気づいた大作は大怪球が近づいているのを知り、ロボに立ち上がるよう命令。
涙のあとも痛々しいロボ。
大作の言葉にも「がお〜〜ん」と反応するのがいじましい。
が、一度は飛ぼうとしたものの、地に堕ちてしまうロボ、さらに返事もしなくなってしまう。そうと気づいて号泣する大作。
この素直な反応が可愛いではありませんか。
しかし追い打ちをかける十傑集、衝撃のアルベルトの出現に追い詰められる大作。
この回、全話をとおして、いちばん大作の泣きが多いっす。話的にはしょうがないんだが。
で、一転して大作を助けに走る銀鈴と一清道人が目撃したのは、なぜか気絶している大作と衝撃のアルベルト。
いったい、何をやったんですか、アルベルト様?!(なぜかイワン口調)
で、大作を人質に取られるも取り返す銀鈴とか一清道人とか置いておいて(イワン相手に銀鈴、鉄牛、呉学人で大作を逆に人質に取られたのとは大違い! さすが、アルベルトに「坊主は厄介だ」と言わせるだけのことはある)、梁山泊に話が移り、作戦参謀のくせに司令室にも行かないで呑気に実験してる呉学人とそれにつき合う長官が写り、前回で長官が大作を止めた理由を呉学人が推測、しかし、結果は裏目に出たわけで、なんでそう簡単に請け負うかな、君たちは。戴宗、楊志、それに無名のエキスパート大勢、グレタガルボという犠牲は、多少暴走気味の大作を上海に行かせてもむしろよかったんじゃないかと思ってしまいますぞ、長官。だって長官の言うことより戴宗の兄貴のが言うこと聞きそうじゃん、大作って。
さらに銀鈴のテレポートとか置きまして、やっと合流したグレタガルボで銀鈴に「安心してロボを呼んで」と言われて、また泣いちゃう大作。
だってロボが動かないんだもん。だって僕が命令違反したからロボはもう僕の言うことなんか聞いてくれないんだもん。だってだって…
そこへ楊志が現れ、大作を一喝。さらに戴宗が一人で上海に残ったことを告げる。
ここで「うちの亭主」って、初めてなんだよね〜、こういう台詞。なにしろ楊志というキャラは女性らしさがまったく描かれない上に、旦那より体格がいいし、でかい(北京支部では鉄牛に次ぐ)。それがいきなり「あんた…」とか「うちの亭主」とか言われると、弱いんだよなぁ。ずきゅーーん!
で、気を取り直した大作はロボに語りかける。自分たちは一人じゃない。みんなと一緒だ。だからもう一度立って戦おう。僕のところに帰ってきておくれ、と。最後に「ジャイアントロボ〜!」と絶叫。
ここ、いいっす。なにしろ全話中、大作の言うことをロボが聞かなかったのはここだけ。そこで命令するんじゃなくて語りかける大作、大事なパートナー、いままでもそういう絆は伺えたけど、それがより強い深いものになっていく大事なエピソード。物語中、重要なターニングポイントでやんす。
で、大作に応えてついに飛び立つジャイアントロボ。もはやエネルギー切れって感じでへろへろですが、判断がフレキシブルなロボ、グレタガルボのコクピットにしがみつきます。バランス悪そうですが。
しかしほっとしたのもつかの間、楊志はグレタガルボに上海から遠ざかるよう命令、戴宗を置いていくっていうんですね。さらに戴宗対アルベルト、最後の戦いがあって、電磁ネットワイヤーを守った戴宗は敗れ、大怪球が上海そのものを爆破してしまいます。戴宗の死にうちひしがれる大作たち。
そこで明かされる銀鈴の素性と、国際警察機構の面々が背負った過去がちょっぴりばらされますが、まぁ、ここらへんは鉄牛の見せ場なんで大作は驚くぐらい。
で、さらに追い打ちをかけるコ・エンシャクの奇襲。打って出ることを決めた楊志は銀鈴と大作に最後の別れ。楊志曰く「あんたは亭主とあたしの子どもだった」って。そんな姐さん(´Д⊂ヽ
楊志は豪快に笑って飛び出しますが、なにしろBF団の中でも反則級に強いコ・エンシャク。あっという間に残るは楊志と一清道人だけ。圧倒的に不利な死闘が続く。
銀鈴はフォーグラー博士の仕業と確信してるようだが、まだ「お父さまを愛しているの」と言い、大作にも同意を求める。
複雑な大作。一歩間違うと、大作は草間博士の遺児ということでRED版のように命さえ狙われかねない存在なわけで、でも誰よりもお父さんを尊敬しているんだけど、ロボの封印とかいろいろあって、以前のようにジャイアントロボ=最高!という図式が成り立たなくなっちゃってるのかな〜と思う。ここらへんの心の揺れがEpisode 5につながるんだけど。
そして、ついにブリッジに現れるフォーグラー博士。彼は大作と鉄牛の動きを止め、銀鈴に迫る。楊志&一清道人対コ・エンシャクの死闘が続いてるもんで、揺れるブリッジ。でも動けない大作。銀鈴の手から離れたケースに迫るフォーグラー博士。幻夜だってばれかけてますが。
それを止めようとする大作。久しぶりに大作らしい大作が帰ってきました! ちゅうか、戴宗の死により、成長した大作は、もはやEpisode 5以降の大作に近いんでしょう。ひゃっほー!
でもあっさり取られちゃうケース。高笑いする幻夜に切れる大作。に応えるジャイアントロボ。
なんか手も顔もぼろぼなのが痛々しいよ、ロボ。
幻夜、とっとテレポートで逃げればよかったんに。という話は置いておいて、楊志が最後の力を振り絞ってブリッジを分離。グレタガルボは大破。そしてブリッジも墜落。大作の運命や、いかに?
またしても引きまくってEpisode 5へ。
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