監督: アンドリュー・V=マクラグレン
出演:ケーヒル(ジョン=ウェイン)、ダニー(ゲイリー=グライムス)、ビリー・ジョー(クレイ=オブライエン)、ライトフット(ネヴィル=ブランド)、フレイザー(ジョージ=ケネディ)、ほか
音楽:エルマー=バーンスタイン
1973年、アメリカ
久々のジョン=ウェインもの。晩年の作ですが、17歳(ダニー)と11歳(ビリー・ジョー)の父親役だったりします。
連邦保安官のケーヒルが凶悪犯人を捕まえて町に帰ると、長男のダニーは牢屋に入れられていた。しかもケーヒルが町を出た晩に次男のビリー・ジョーの手助けで、ダニーはフレイザーと銀行強盗を働いてしまう。フレイザーに脅されて父に真相を話せぬまま、ダニーは保安官助手としてケーヒルを手伝うことになり、銀行強盗犯を追い、無実と知りながら4人のならず者を捕まえる手助けをさせられる。一方、フレイザーの命令で金を隠したビリー・ジョーは、密かに金を別の場所に移す。フレイザー一味とダニーとビリー・ジョーとの関係に気づいたケーヒルだったが、子どもたちは自分たちで何とかしようとしていた…。
頑固親父と父親に愛されてないと思っちゃった、意外と素直な子どもたちの親子喧嘩って感じの話で、いつものジョン=ウェインものです。しかも今回は本当の親子なんで、どっちかというと「
100万ドルの血斗」に近い話ですか。
ただ、わりと親父が柱にいた「
100万ドルの血斗」と違い、子どもたちの心の動きや活躍にも大いにカメラが向けられ、ダニーもビリー・ジョーも頑張ってるところが、最初は突っ張ってるんだけど、いい感じ。
最後は息子たちを囮にフレイザーに襲わせ、逆襲。どこまでも格好いい父さんでありました。
たんぽこ通信 映画五十音リスト
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