いよいよギアナ高地編もクライマックス。
第21話はまず、ドモンの幻影から。精神的なダメージが小さくないと思われるマスターの嘲笑。しかも顔だけたくさん。よほど追い詰められていたのであろう。1つ欲しいと思ったけど、ずっと笑われてるのだけってのも嫌かも…
さらにすっかり1話=2カットが恒常になってるが、ドモンにスパルタ修行を施すべく、ガンダムファイトを宣言するシュバルツ。こういうどうでもいいところでかっこつけちゃうのがシュバルツだ。
「そんなことはどうでもいい!」あ、そうすか。しかもこの時の堀さんがえらい語尾を延ばしてくれるもんで「レディ・ゴォォォォォォォォォォォォォッ!!」ってぐらいなので、たきがはがシュバルツはテンション高いという由縁である。ほんとだってば。キョウジはすごく落ち着いているんだよ。
第22話はとても好きな話。シャイニングの修理に半日ぐらいかかるというんで、皆は先に脱出すべきだと言うドモンにチボデーが「5機のガンダムが力を合わせりゃ」と言ってから照れちゃうカット。ドモン、こんな台詞は予想してなかったらしいのだが、さらっとそんな台詞の出るチボデーが好きだ。
さらにやればできる、いままででレインにいちばん優しいドモン。いつもこうなら最終回の展開もまた違ったものになったであろう。
さらに、「勝利者達の挽歌」の前奏をバックに部下をしかりつけるナスターシャ。「おまえはネオロシアに恥をかかせる気か!」って、くぅーっ、惚れますぜ、姐さん。ギアナ高地編はメイン・キャラクターとそのクルーたちしかほとんど出番がない(ミラボーが例外なぐらい)話ばかりなので、その分、あんまり描かれないクルーたちが描き込まれているのは嬉しい限り。そうは言ってもナスターシャはアルゴとの絡みがあるんで、第38話といい、第47話以降といい、他のクルーに比べると圧倒的に出番は多いと思うが、ここではGファイターなみの扱いで格好いいの一言。
第23話はドモンに「東方不敗」と呼ばれて怒りにはぁはぁしちゃうマスター。なんて素敵な小物っぷり。ちゅうかなんちゅうか。
さらに見るとこ間違ってないか、たきがは、うんにゃ、間違ってねぇ。明鏡止水の時にドモンに見えたカッシュ博士なり〜。基本的に冷凍刑なもんだから、6話と40話と48話以降しか色つきの登場がない。
第24話は逢坂さんの絵ではないと思うのだが、常々書いている、シャイニングをお姫様だっこするゴッド。しかもシャイニングのおなかにはマスターの手が突き破っている。絵的にすごく好きなカット。
で、ストーカーさんが本編と競演した唯一のカット。
さらに、6枚目ときちゃあこれは外せねぇ。DVDの発売は2002年であるが、ジャケット・BOXともにすべて書き下ろし。ジャケットが逢坂さんでBOXが佐野浩敏さんであった。で、6枚目のカットがこれ。
きゃあきゃあきゃあ! お下げをほどいたマスター。本編では第45話以外見られぬ図。逢坂さん曰く「髪をほどいたマスターを描いたことがなかった」ので描かれたそうである。逆光の効果もあいまって、すさまじく格好いい絵に仕上がっている。しかもギアナ高地編はマスター、とことん悪役なもんで凄みも倍増。特典画像として各ジャケットの壁紙とか欲しかった(しかし6枚目と4枚目しか飾らぬくさい。マスターがいるので。アルゴがいるから2枚目は飾るか。シュバルツだから5枚目は飾るか)のはたきがはだけではあるまい。
いよいよ話も折り返し。
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