いよいよ最後のBOXだぁ〜
第33話はまずこの話きりなのが勿体ない、ウィリアム卿(左)、とホイットニー卿(右)。殺されちゃったウィリアム卿はともかく、ホイットニー卿まで出番がないのは、もはやチャップマンに国という概念も失われたものと考えられる。生前はともかく死んでるしな。
さらに実は珍しいレインとアレンビーの気があってるところ。二人とも、そんなに鼠が嫌いか? お笑いも少なくない「Gガン」であるが、二人の目のような崩し方は実は案外少ない。
とか言っておいて、第34話は、2話連続で崩れたレイン。すまん、もっと美人なのに。コクピットにアレンビーを入れた無神経なドモンに怒り狂う直前のレインの図。しかし、結果的にこのアレンビーのアドバイスがドモンを救うわけだから、レインとしちゃ複雑であろう。
さらにウォンに拳の魂を解いてしまうマスター。無駄ですってば。しかし、逆にマスターは心底武闘家なもんだから、そうでない者の心はわからんのかもしれん。不器用な武闘家の常で。そんなマスターにも燃え(たきがは、「燃え」ることはあっても「萌え」ることはありません。つーか「萌え」アニメに興味ねーし)。
さらにさらに、ちまたで評判の良くない腕を組むガンダム。中のドモンとアレンビーならば全然おっけーなポーズなんだが、こうして止め絵で見ると、確かにきもいかも。
今回は4カットの暴走だ〜!! 超重力フィールド。わかりやすすぎて、なんだ、あれは、という意見を聞くが、逆に子どもにもわかるストレートな表現こそ、今川演出の真骨頂であると言いたい。持って回った言い方でわかりにくくするのなんて簡単なんだよ、逆に。大人にも子どもにもわかる演出、それでいておもしろいこと、アニメにはその方がよほど大事だし、だからこそ、「Gガン」は子どもにも受入れられた正統派のアニメとなったのだ。わかりにくい演出をありがたがってちゃいかんでしょ。エンターテイメントなんだからさ。
第35話はドモンに久しぶりに「師匠」と呼ばれて嬉しそうなマスター。マスターにとって、ドモンの事実上の破門がいかに身を切られる思いだったか、よくわかるエピソード。まさに第45話の「おまえと新宿で出会わなんだら。おまえがガンダムファイターにならなんだら」を彷彿とさせて、切なくなる。この直後に初咳き込みだし。
さらに像に隠れ身のシュバルツ。その前にチボデーの新必殺技の披露でいくつもの像が壊されているわけであるが、壊されないでよかったよね。しかし、わざわざポーズまで真似ているのがシュバルツのシュバルツたる所以である。
第36話は薔薇を拾うストーカー。ん〜、マンダム。はチャールズ=ブロンソン。
で、国家の代表といっても、実は「Gガン」ではウォン首相とネオチャイナの総師さまぐらいしか出てないんだが、ネオフランスの元首さま。悪賢いだけでない、老獪さと元首という肩書きの重さを感じさせるキャラクターだ。
元首さまに国家反逆罪と言われてショックを受けるジョルジュを慰めようとするマリアルイゼを止めるレイモンド。長い。ジョルジュの性格をよく知っているスーパー執事レイモンドならではの反応。
ネオ香港ではやってるんですか、かんにん虫。右の男の胸元に注目〜。もしかしたら、第29話のチンピラかもしんない。いや、それだけ。
元首さまに「ジョルジュが反逆罪で処罰されてもいいのか?」と言われて、「あの人がそれを望むなら」と答えるマリアルイゼ。んん〜、こういうところ、好きだ。しかし、将来は絶対にジョルジュが尻に敷かれるであろう。
ふと気がつくとDVDも残すところ、あと3枚。毎度のことながら、「Gガン」が終わりに近づいているのはさみしいものだなぁ。
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