ドモンとシュバルツ対マスターとデビルガンダム。ギアナ高地最終決戦。
濃い、もともとGガンは一話当たりの密度が半端じゃないが、この話、第40話ばりに濃い。前半にドモン対マスター、さらにコロニーのウルベたち、ドモンを諭そうとするシュバルツ、だだっこドモンを見捨てるシュバルツ、ネオロシアの輸送機の中で目覚めてドモンを案じるレインに兄弟の再会。とてんこ盛りの内容、15分でこんなに詰め込んでいいのか。いや、こんだけ詰め込んでも展開がちゃんとわかるのがGのすごいところ。とげっぷをする間もなく後半、無謀にも一人でマスターに突撃するドモン、軽く迎え撃つマスター、キョウジの挑発に怒りのスーパーモードを発動するドモン、それを捕らえるマスター、ドモンを庇うシュバルツ、ついに明鏡止水に達しマスターを軽く撃破してデビルガンダムを倒すドモン、マスターに素顔をさらしてしまうシュバルツ、コロニーに連絡したレイン、発射されるゴッドガンダム、以下次回。と書いてるととても15分で終わらなさそうな濃ゆい内容。一瞬たりとも画面から目が離せんですたい。
それにしても、なんで明鏡止水に達したばかりのドモンにマスターが手も足も出ないのか、第45話のが具合悪いのにドモンに勝ってたじゃん! マスターの「足を踏ん張り腰を入れんか! そんなことでは悪党のわし一人倒せんぞ!」って叱咤がなければドモンは負けてたかもしれないじゃん! よほどマスターにとってドモンが明鏡止水に目覚めることは予想外だったのか。そうだ、そういうことにしておこう。「そんなことはどうでもいい!」か。いや、いくない。やっぱり最後の瞬間までマスターはドモンにとって越えるべき壁であってほしいもん。
それにしてもネオジャパンの発信は高性能、広いギアナ高地のドモンの近くにゴッドを着陸させるんだから。でもドモンの行方を把握してない。発信機説はどうなったのか。レインの特製だったりして。「そんなことはどうでもいい!」けど。
そして声優さんが同じだし当時のファンにはばればれだったというシュバルツの正体、ドモンは懐かしみ(レインもやっとったな)、マスターは驚愕。でも、第6話以外まともな台詞のないキョウジは今回も狂気をはらんだ嘲笑のみ、抑えてるんだけど熱いシュバルツとは対照的だと思う。でもこれで最後じゃないんだよなぁ。ラストまで引っ張ったのはラスボスだからしょうがない。でも第44話のシュバルツの心境をを思って一人切なくなるたきがはだった。
DG細胞に冒されてないけどマスターの白髪ってどうして治ったのか? それこそ「そんなことはどうでもいい!」か? キョウジと違ってマスターは全部本物説が濃厚。ギアナ高地からどうやってネオ香港に行ったのかも、マスターだからで済む。当然だねっ! マスターなんだから!
ドモンを庇ったおかげでファイティングスーツが破れてしまったシュバルツ、素足がのぞいてるだと~? 第41話以降だとDG細胞だったのに~。それとも第41話ではドモンに受けたダメージが大きすぎて素足も偽れなくなったか? そういうことにしておこう。「そんなことはどうでもいい!」なんちて。
次はいよいよゴッドガンダム登場。ドモンを庇うシャイニング、傷ついたシャイニングをだっこするゴッドなど絵的に好きなシーンが多いのだ。
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