対グランドマスターガンダム戦。
ガンダム連合集結時に、第4話でドモンに一撃でのされたネオキューバのアラクノガンダムはけ〜ん。台詞ないけど。ランタオ島で倒されたマスター、シュピーゲル、ジョンブル、ネロス、ゼウス、コブラ、ジェスター、再起不能になったランバー以外は、他作品のガンダムやはてはザンボット3まで大集合してるのは有名な話である。ネオスウェーデン基地の発射シーンとマーメイドガンダムプロトタイプの全機発進シーンをよくチェックすると、実は次作「Wガンダム」もいるらしい。その懐の深さも「Gガン」ならではであるな。あ、節操ないとも言いますかね。それにしても巨大磁石と同じのりで大気圏突破にミサイルにつかまるガンダムというセンスも真っ向勝負(この使い方間違い)なGガンらしいと思ったよ。
ラスト2話のみ、カッシュ博士登場〜。「大きくなったな」と万感の思いを込めて再会を喜ぶ父に頷くドモン。ちくしょー、ドモン、可愛いじゃねぇか。このシーンでの会話と前回での「父さん」絶叫、いままでの「兄さん」絶叫などなどから、たきがははドモンがマスターのもとに弟子入りした理由に天才の父と兄への反発説に反対するのである。復活したカッシュ博士、通信が切れるとすかさず「亜空間コードを試してみよう」ときたもんだ! この人はそんなことまで知ってるのか? 緊急事態だし、カラト委員長忘れてそうだが、国家機密とちゃうんですか?
「そんなことはどうでもいい!」けど。
ドモンに褒められて顔を紅くするカラト委員長。相変わらず憎めない親父だぜ。
で、エレベーターで動力炉に向かう5体のガンダムたち。つーか、そんなにでかいエレベーターをふだん、何に使っているのか、ネオジャパン? 「そのまま進めよ、ドモン」とつぶやくカッシュ博士に、ドモンは方向音痴ではないのかと要らぬ心配をしてしまったよ。通信復活したからちゃんと道を教えてあげられたんだよ! そういうことにしておこう。しかし、動力炉の位置も国家機密のような…
「そんなことはどうでもいい!」か。
ここまでで前半。第40話並みに盛りだくさんな展開である。
そして、要は寄せ集めなんだけど一応強いグランドマスターガンダム戦、ドモン、相変わらずあきらめるの早い。ジョルジュたちに「あきらめるな」とか「悔いはない」と言われてもまだ「でも」と来たもんだ! おいおい、そんな弱気でシャッフル同盟率いていけんのか。と早くも行く末が案じられる。しかし、ドモンのだめだめぶりはどっちかというと師匠、シュバルツ、キョウジ、台詞ないけど母さんの再登場(にして最後)のためかもしれないとも思った。この時のシュバルツはキョウジかと間違うくらい、テンション高くない(低い、という言い方はちょと違う気がするので)。でもキョウジはやっぱりキョウジだったよ。で、なぜかジョルジュは初のグランドガンダム戦以来、マント型シールドと右肩を貫かれるのがお約束で、チボデーはグランドガンダム戦から踏んづけられるのが癖である。アルゴとサイ・サイシーにはそういう癖はない。それこそ、
「そんなことはどうでもいい!」か。
シャッフル同盟拳でグランドマスターガンダムを倒したかと思ったのもつかの間、カッシュ博士の「いや」という言葉とともにデビルガンダム復活、レイン抹殺説。「レインは誰にも渡さない!」おお、第8話以来の熱い台詞であるな。最終回への伏線(というより、やっとか、このおくてめ、という意見のが多そうだが)だな。
次はいよいよ最終回。
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