最終回。
復活のデビルガンダム。この全宇宙を捲き込んだデビルガンダム事件、ネオジャパンはさぞ責任を問われたんじゃなかろうか。少なくともガンダムファイトの優勝ぐらいは取り消されたか、これだけでかい問題になったのをそれまでほとんど秘密にしてたんだから、さぞ責められたんでないかと勘ぐるのは余計な話か。まぁ、ウルベに罪をおっかぶせるにしても、カッシュ博士やレインは無事だったのかのぅ。そこらへんはカラト委員長が手を回してくれてたらありがたい。しかし、第47話以降、死者はけっこう出てるはず。「Gガン」てそういうところはあんまり書かないんだけど、だいじょぶだったんかなぁ。まぁ、そういう展開も「Gガン」らしくないとも言えるんで、
「そんなことはどうでもいい!」か。
デビルガンダム最終形態、ドモンが言うように「体内で武器を使うなんて自殺行為」だとわしも思うのだが、デビルガンダムは外も内も元気である。さて、もはや生体ユニットなしでも巨大なデビルガンダムは動くようになったのか。もはや別物で2体のデビルガンダムを相手にしていたのか。外の方は動力炉のが主体でまだウルベの意志が働いているのか。
「そんなことはどうでもいい!」けど。
ここにきて最後の敵がレインと知り、攻撃ばりばりさせられているのに呑気に落ち込むドモン。しかし、デビルガンダムの攻撃も当たらないようにも見えるんで、威嚇攻撃のが正しいのかもしれない。そういうことにしておこう、レインだし。そのわりにはドモンに切られると反撃ばりばりである。
で、アレンビーの最強のアドバイス後、ガンダム史上いちばん恥ずかしい告白となるのであるが、ドモンよ、おまい、いままでの自分の言動を振り返ってみろ。ミカムラ博士のことでドモンがレインを責めないと思うか、ふつう? いままでの理不尽大王っぷりを考えれば、責めるはず、と思うのがふつうだぞ。レインはそれだけで攻撃してるわけではないと思うが。ちょっと反省しなさい。でも、ドモンの告白でレインも解放されてるので、もはや初期の「絶交よ」は頭にもないようである。
たきがは、基本的にアニメのスタッフは脚本ぐらいは見るものの、ほかの面子にはほとんど関心がない。ただ、今回は作画がいいなぁと思っていたら、キャラデザインの逢坂浩司さんとメカデザインの佐野浩敏さんであった。ちなみにオープニング・エンディングアニメーションにはこのお二人に総監督の今川泰宏さんと原画をよく描いている小森高博さんも加わっている超豪華メンバーである。キャラ原案に島本和彦さん(漫画家)がいるのは有名だが、当人はあんまり「Gガン」は好きではなかったらしいが、最終回を見て「やられた」と言ったそうだ。時々動画でガイナックスとかも見る。
やはりここまできて「Gガン」は最終回、師匠の死で終わってはいけない。49話、たっぷり堪能させてもらい、泣いたり笑ったりさせてもらった(ドモンの泣いた回数、第46話も追加ね)。やっぱりおもしろい。最高のアニメだな。
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