対グランドガンダム戦。
昨日の訂正から。「ウィナーは俺たちなんだよ! グッバイ、チャンプ」が正しい。
チボデーとジョルジュの軽妙な会話のせいか、アルゴとサイ・サイシーほどの悲壮感がない。「ドモンがデビルガンダムのもとにたどり着けるか賭けよう」というチボデーの台詞に始まり、ついにグランドガンダムに見つけられて、空き瓶を割って「生き延びよう、お互いに」と言い合う二人はこの話だけなのがもったいないほどいいコンビである。アルゴとサイ・サイシーの場合にはギアナ高地という前提条件があったのだが、チボデーとジョルジュはギアナでは別の話だったんで、改めて二人の対決も含めて、見てみたかったなぁと思ったよ。で、シュバルツ=キョウジたちが、今回はバリア破りでほとんど終わってしまっているのでチボデーたちの登場も長いし。ここらへんの展開、すごく好きだなぁ。チボデーが「俺はやりたいことはみんなやった」と言うのもらしいし、でもジョルジュに「あなたととことんやりあってみたかった」と言われて、表情を変えるのもチボデーらしい。で、グランドガンダムにとどめの一発を外すところもチボデーならではで(こういうところが、チボデー役立たずとかネットで言われる一因なんであろうが、たきがははこういうところも、終盤、デビルガンダムの体内に入り、まず攻撃して痛い目にあってしまうところも含めてチボデーは好きだ)、ジョルジュがいいサポートしてるのも、「あなたの戦い方には美学がない」なんて言ってシャンパンの瓶を振りまわしちゃうのも好きなのだ。
で、今回も出た。「わたしもそろそろ参戦」と言いつつ、自分では決して手を汚さないウォン。マスターの言うとおりだよ、我が身を傷めぬ勝利が、っすよ。
バリアを破るために力を使い果たし、休んでいくというシュバルツ=キョウジにレインが名前を呼ばないのは良い気配りだと思う。結果的にそれでレインがアレンビーの相手、シュバルツ=キョウジがドモンを助け、となるわけで、ここらへんの展開もランタオ島はなにしろ隙がない。
どーでもよくないけど、今回もシュバルツはキョウジだった。で、マリアルイゼに「あなたは大事な人がいないから落ち着いていられるのです」と言われて、いちばん焦ってるのは自分だって言った時に、マリアルイゼが実に素直な反応を示すところが良いですな。で、この後、クルーたちは各国のファイターを助けるべく、ランタオ島に向かうわけだが、この回が終わった時点で、動いているガンダムってゴッド、マスター、ノーベル、ライジング、シュピーゲル、デビルだけなんだね。コブラとジェスターなんてバトル・ロイヤルに参加した意味ねーじゃんな速さで前々回にゼウスに粉砕されたしな。デビルガンダムがいるから危険と言えば、これ以上ないぐらい危険だが、クルーたちが気づかれてなければかなり安全と思われる。
次はいよいよシュバルツ散る。いまから涙涙の展開。
今回、出てこなかったんでお約束。
「そんなことはどうでもいい!」
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