対ガンダムシュピーゲル戦。
「ドモンの信頼を裏切ってしまった」ってレイン、責任感強すぎ。アレンビーの件でそこまで思い詰めなくてもいいと思うけど、惚れた弱みというやつなのか。前半の「絶交しちゃうから」も出てこず、立場が逆転してるのか気になる。ドモンがそこまで強気に出られる理由も。まちを彷徨うレインはキョウジそっくりな人を見かけて後を追うが、そこにいたのはシュバルツだった。レインのキョウジへのこだわりに、初恋の人説もある。そりゃあな、いまのドモンは理不尽大王、10歳時は甘ったれの泣き虫小僧、大人なキョウジに目がいくのも無理からぬところ。だって、キョウジってドモンと違って何でもできそうだし。8歳も年上の大人だし。絶対に生活力あると思うわけ。レインもミカムラ博士やウルベ少佐あたりから「キョウジ真犯人」と聞かされていると思うけど、10年も会ってないドモンと違って大学に入るまではずっと「隣の頼れるお兄さん」であったはずで、しかもレインは一人っ子、幼なじみのお兄さんがいつか憧れの人に変わるにはそう時間はかかるまい。ってまるで少女漫画の王道ですな。その「幼い頃からよく知ってるキョウジさん」が国家反逆なんてするはずないという信頼感もドモンより強そうだし、キョウジとよく似た人というだけで追いかけるのも無理ない。もっとも、ドモンも今回のラスト、止め絵で「兄さん」絶叫ときたもんで、ギアナ高地で断ち切ったはずの兄への信頼は断ち切りがたいほどのものだったと思うのだった。しかし、マスクの下はキョウジなシュバルツのわけなんだから、常にドモンを陰に日向に見守っていたシュバルツのこと、今回の「おまえは俺のクルー失格だ!」な理不尽ドモンと辞表を出して飛び出したレインのことも知っていて、自分を追っかけてくるよう仕向けたかもしれない。とは深読みのしすぎか。でもレインが追っかけた先にガンダムシュピーゲルがあってシュバルツがいるなんてできすぎ、いやそこは
「そんなことはどうでもいい!」か。シュバルツは何でもお見通しなんだよってことで。
で、それこそ
「そんなことはどうでもいい!」な、シュバルツ、どうやってコーヒー飲むんだ?は、相変わらず謎。しかしレインが「もしかしてキョウジさん?」とか自分の考えにひたっているあいだにゲルマン忍術の早業でコーヒー飲み干したのかも、ということにしておこう。
シャッフル同盟は新生になってもはもる。「シュバルツ=ブルーダー!」「ドモン=カッシュ!」マスター、そのはもりが厭でシャッフル同盟から離別、ということはないすか?
「そんなことはどうでもいい!」すか。しかし4人が4人ともくらったと言うガンダムシュピーゲルの必殺技シュトルム・ウント・ドランク(どーでもいいのだが、この時の堀さんは「シュトルム! ウント! ドランクゥゥゥ!」と言ってるように聞こえてすごく楽しい)、一人ぐらい対策考えつかなかったのか、おまいら。それともマスターとためで戦えるシュバルツにはさすがのシャッフルもかなわなかったと見るべきか。ハイパーモードも通用しないとはな。前回、東方不敗最終奥義・石破天驚拳を伝授されたドモン、いきなり応用技とは恐れ入る。さすがはキング・オブ・ハートか。これぐらいの機転がきかないとシャッフルの頭ははれないのかもしれない。
レインの辞表、中身が日本語じゃないのはなぜ〜? 握り締めて「なんて勝手な奴なんだ!」と憤るドモンにミカムラ博士の油断ならない本音、「これだからカッシュ家の人間は油断がならない」とは、この後の展開への伏線か。驚くドモンに表情変えるのは、一応、ドモンへの罪悪感もあるのか。ないよな、この後、シュバルツがキョウジと知って殺そうとしてたもんな。しかし、一度は「ネオドイツの女」になったレインに「おまえはそんなにドモンくんのことを」と漏らす博士、心中すごい複雑であろう。でも、ドモンがGファイトに優勝したらカッシュ博士の冷凍刑は解けるわけで、そうなったら真相はカッシュ博士の口から語られるはずで、その時はどーするつもりだったのか? レインに真相を知られて責められてすごい落ち込んでたけど、そんなことは考えてなかったのか? そこらへんにも悪人になりきれないミカムラ博士のお人好し度がうかがえる。カッシュ博士のことも憎むというより羨ましかったのかな、とか。
ウォン、どーでもいいけど、「おめでとう、東方先生」って嫌み、マスターには全然通じてないぞ。マスター、まじで喜んでるもん。しかし、決勝大会で毎度思うのは、ウォンの「ガンダムファイトー!」って言い方は、どうにもラストの「トー」が間延びしていまいち迫力がないと思うのはわしだけですか? 同じ延びててもドモンたちと違うのはウォンがファイター、つーか武闘家じゃないからかもしれない。
シュバルツの正体はキョウジだった。しかし休む間もなくドモンたちはランタオ島のバトルロイヤルへ。そこに復活するはデビルガンダム。
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