アレンビー=ビアズリー登場。対ノーベル・ガンダム戦。
試合後のインタビューの殺到ぶりから察するに、アルゴはここまで全勝と見た。敗戦の理由を訊くドモンとナスターシャに「結果が全て、何を言っても言い訳だ」と言葉少ないアルゴ。ちくしょーっ、なんでこんなにかっこいいんだ! その分、ナスターシャが怒ってるようにも見える。もちろん、ドモン対アレンビー戦は仲良く観戦(その突っ込み、待て)。「勝てよ、ドモン」とライバルの身を案じるあたり、勝負を越えたシャッフルの絆を感じる。いや、この台詞、きっとチボデーたちも言ってると思うので。うう、アルゴに突っ込むの難しいなぁ。敗戦はしたけど、逆に男っぷりを上げてるのもアルゴならではだしな。どうでもいいけど、第13話で客車を持ち上げてたアルゴ、その気になれば、こんなワゴンもへでもないんだろうな。
以前はネオロシアのキャンプに爆弾とともに登場したドモンも今度はずっとスマートに運転手に化けてる。しかし、本物の運転手はどこへやったのか? やはり、ナスターシャの言うとおり、「何をするのかわからない」男だな。以後、アレンビーがレギュラーとして登場、自分の生い立ちを語る彼女に「俺と似てるな」と漏らすドモン。ということは拳の友より先に「自分に似てる」という同情が先か〜で、腕の立つ彼女に武闘家魂の火がついた、と。わかりやすいのぅ。だからアレンビーには優しいんだな、こいつ。だからレインに見放され、シュバルツに「おまえはあの時からちっとも変わっちゃいないんだ!」とか言われるんだ。つまりガキだと言いたいのですね、兄さん? ところで、ギアナ高地の時には「拳の魂」のこの字も言ってなかったドモン、アレンビーに向けて言うのが初出だったのか。そういうことはマスターの時に気づいてくれよ。師匠の、マスターアジアの拳が泣いてることに気づいてくれよ! しかし、明鏡止水とはいえ、バーサーカーのアレンビーに「俺は退屈なだけだよ」とは余裕だな。明鏡止水の上乗せ、すごいぜ。
ここまでノーマークだったというアレンビー。アルゴを倒して注目(昨日の記事で30秒と書いたのは48秒の過ちであった。瞬殺されたのには変わらないんだけどな)されたということはそれまでの対戦相手が弱いのばっかりということか。その中に間違いなくネオオランダが入ってると見た! いいファイトしてた2人だけど、あのままバーサーカーモードが発動しなかったらどうなったのか? ホルベインが言ったように「このままでは勝てない」のか。しかしドモンにも明鏡止水って上乗せあるもんな。それにバーサーカーモード時のアレンビーはドモン、怒りのスーパーモードにそっくり(色赤いし。表情の凶悪っぷりなんかも)、マスターやシュバルツの言うようにそれでは勝てないわけなんだな。でもウォンはファイターじゃないし、武闘家の心なんてわからないし、なにより、たきがは、最後以外は自分の手を汚さずってウォンは好きじゃないのよ。アレンビーを道具としてしか見てないところは嫌いだったし、Gガンの中じゃそういうキャラって異例だよね。だから、最後で「スーパー・ウォン」って言っても馬に蹴られて地獄に堕ちた時はほんと、すっきりしたわ。
ところで、1話ぶりに登場のウォン首相の対戦決定ルーム(という名前があるわけではない)、ノーベル・ガンダムの対戦相手を決める時にウォン、振り返ってマスターを見てたけど、そのシーンの終わりでは向かい合ってたぞ。いつの間に向きを変えた?orそこまで移動した? ええい、シュバルツもしばらく出てこないし、
「そんなことはどうでもいい!」次はチボデーの過去のトラウマ話。相変わらず予告で語られてないけど、ジョルジュ、負けてんだよね、ジェスター・ガンダムに。つくづく損な役回りやのぅ。
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