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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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羨ましいです!

ほしいと思いつつ高価であきらめて、幾年月…
すごい!入手されたですか!
あの総集編では栗山小巻がなんでルソン島にいるのかとか、謎だらけでしたもんね。
たきがはさんのレビュー、詳細ですごいです!そそられます。

キャスト改めて見て、豪華ですねえ。家康がアタックチャ~ンス~。

買っちまいました〜!

>ほしいと思いつつ高価であきらめて、幾年月…
>すごい!入手されたですか!

ヤフオクで買ってしまいました。期待以上のおもしろさです。

>あの総集編では栗山小巻がなんでルソン島にいるのかとか、謎だらけでしたもんね。
>たきがはさんのレビュー、詳細ですごいです!そそられます。

ありがとうございます。
それもこれも、元は言えば、ガラマニさんが「黄金の日日」を紹介してくださったおかげですよ。あのレビューでガラマニさんがわくわくを伝えてくださったので、私もこのドラマに興味を持ったわけですもの。ありがとうございます。

>キャスト改めて見て、豪華ですねえ。家康がアタックチャ~ンス~。

わっはっは。キャストを見た時に一瞬、まさかと思いましたが、児玉清さんて元々俳優さんだったのだなぁと思いました。

  • たきがは
  • 2009/04/27(Mon.)

第1話 信長軍包囲

やっと手に入れましたよ、「黄金の日日」完全版! これで総集編ではわからなかったところもばっちぐ〜だ!

主なスタッフとキャスト
原作:城山三郎
出演
助左(呂宋助左右衛門):市川染五郎(現・松本幸四郎)
今井美緒:栗原小巻
杉谷善住坊:川谷拓三
石川五右衛門:根津甚八
今井兼久:林隆三
笛(モニカ):夏目雅子
今井宗久:丹波哲郎
織田信長:高橋幸治
木下籐吉郎(豊臣秀吉):緒形拳
千宗易(千利休):鶴田浩二
徳川家康:児玉清 ほか

こうして上げるだけでもそうそうたる面子ですよ。さらに志村喬さん、宇野重吉さん、といった重鎮から、小野寺昭さん、鹿賀丈史さんと揃える揃える。この作品は1978年の大河ドラマっすが、あの当時の大河ドラマの重々しさ、重厚さがキャストにも溢れてるじゃありませんか。
でも主演が庶民(助左なんか後の豪商だし、五右衛門は後の大泥棒だが)てところがまた、他の大河ドラマにはない良さで、総集編でがっちりつかまれたっすよ。

ちゅうわけで、1年分、のんびりと鑑賞です。

自由都市・堺は、織田信長に命じられた献上金を拒絶し、2万の大軍に包囲される。あくまで信長に抗すべしとする会合衆に反し、今井宗久は9年前に会った信長の先見の明を恐れていた。そんな時、千宗易の申し出により、宗久は天下の名器・松嶋の葉茶壺を献上し、堺の危機を救おうとする。その使いに3人の今井家の奉公人が選ばれる。助左、五右衛門、杉谷善住坊である。

いや〜、つかみ、ばっちしですな。五右衛門のキャラは石川五右衛門というキャラが良くも悪くも有名人ですから、さらっと見せるだけで終わってますが、助左、善住坊のキャラがきちんと立ってます。
町中が反信長の熱気に包まれるなか、冷静に「生きるものを見たい」と言って、羅針盤を見る助左。まだ西=浄土という考え方のない時代なんですかね、北が死の方向だから、自分は南に行きたいという助左。大河でも珍しい(あるいはこれだけか?)庶民の主人公、でも夢はでっかいぞ、ってつかみがばっちりです。それに加えて、今井宗久の命令を受けた3人、ほんとはもっと呼び出されたんだけど、金5貫と引き換えに命を張る、という仕事で残ったのが3人だけだったわけで、助左は「金は要らないから船に乗せてくれ」と宗久に訴える。宗久の人物がまたでかくて、いかにも人の上に立つ、トップの人間って器の大きさが伺えて、丹波哲郎いいな〜と思ったんですが、その宗久にも想いのままにならぬものがある。息子たちがどうも自分のような商売とは別の方向に行きそうだって感じらしい。でも、助左は堂々と「親父のような」と言う。思わずこみ上げる宗久に、わしもうるっとした。助左の母は、海で亡くなった船乗りの父のように息子に船に乗ってほしくなかった。「一生、陸勤めにしてくれ」と遺言した。でも、助左はそんな母の意に反して、自分も船乗りになりたいと言う。その熱い思い、これから繰り広げられるドラマの主人公にふさわしい熱さだ。夢を語る助左はとても魅力的なキャラだ。
対する善住坊、鍛冶職だそう。一応、総集編見てるので、彼がどうなるのか知ってるわけなんですけど、なんちゅうかな、今井兼久(宗久の長男)に仕えて、おべっか笑いをしているような善住坊は、きっと気の弱い奴なんだろうな、と思った。身寄りがなくて、「こうが(というのは、あの甲賀すか?)」から堺に流れてきて、周りに気を遣って、きっと肩身の狭い思いばかりしてきて、鉄砲の名手なんだけど(堺を包囲する織田軍の旗を打ち抜く描写あり)、きっと言いたいことのひとつも言えなくて、その悲しみが川谷拓三さんの笑顔には溢れていた。善住坊が最後、とっても悲しい最期を遂げてしまうのに、何かいまからそんなものが見えていそうな、そんな悲しい笑顔だった。
それでも、この時の任務が縁で、助左、五右衛門、善住坊は生涯の友となるのだが、その友さえも、善住坊の運命を救いきれない、そんな笑顔に見えてしょうがないのだった(考え過ぎかもしれませんが)。

で、てっきり3人で行くのかと思ったら、どうやら今井宗久も同行する模様。太っ腹だなぁ、親父。こんな危険な任務にボスが来るかい! でも、この器のでかさがいいんだな〜

といったところで次回に続く。

最近の大河にありがちな、子役で数回稼ぐ、というあざとさもなく、いきなり主人公格が大人、でも若造ってところも個人的にはええと思います。子どもと動物には勝てないんじゃなくて、正々堂々と余計な話は紡がず(助左の子ども時代もさりげなく入れられていますが)、最初から直球勝負というのもええんじゃないでしょうか。はい。

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羨ましいです!

ほしいと思いつつ高価であきらめて、幾年月…
すごい!入手されたですか!
あの総集編では栗山小巻がなんでルソン島にいるのかとか、謎だらけでしたもんね。
たきがはさんのレビュー、詳細ですごいです!そそられます。

キャスト改めて見て、豪華ですねえ。家康がアタックチャ~ンス~。

買っちまいました〜!

>ほしいと思いつつ高価であきらめて、幾年月…
>すごい!入手されたですか!

ヤフオクで買ってしまいました。期待以上のおもしろさです。

>あの総集編では栗山小巻がなんでルソン島にいるのかとか、謎だらけでしたもんね。
>たきがはさんのレビュー、詳細ですごいです!そそられます。

ありがとうございます。
それもこれも、元は言えば、ガラマニさんが「黄金の日日」を紹介してくださったおかげですよ。あのレビューでガラマニさんがわくわくを伝えてくださったので、私もこのドラマに興味を持ったわけですもの。ありがとうございます。

>キャスト改めて見て、豪華ですねえ。家康がアタックチャ~ンス~。

わっはっは。キャストを見た時に一瞬、まさかと思いましたが、児玉清さんて元々俳優さんだったのだなぁと思いました。

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