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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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天冥の標Ⅶ 新世界ハーブC

小川一水著。早川文庫刊。シリーズ物の第7部。

セレスの地下に隠されていたブラックチェンバーに残された数万人の子どもたち。生き延びるための戦いを描く。

ここに来て、ようやく物語が第1部に繋がりましたが、前巻の「宿怨」に比べるとボリュームが小さい感じです。第1部まで、まだ300年もあるんですから、そこら辺もっとあるかと思いましたが、アイネイアたちも代替わりせず、歳こそとりましたが、死にもせずに終わりました。ううーん、どっかで書かれるんだろうか? 第8部の粗筋を見る限りでは、第1部の時代に戻ってしまいそうなんですが…

救世軍はアイネイアたちにとって脅威ではありましたが、それほど出てこず、第1部のフェロシアンのイサリがどうして300年も生き延びたか謎。
またブラックチャンバーを植民惑星メニー・メニー・シープにでっち上げたのはわかりましたが、300年ぐらいで救世軍の怖ろしさが忘れ去られたのも謎。
カルミアンは、その技術力の高さで救世軍を手玉に取るような知能犯でしたが、なぜ石工となって人間たちにこき使われていたのかも謎。
あと、作中でまったく医療の知識を披露しなかったアイネイア=セアキが、後生に医師として伝えられているのも謎。途中で唯一の医者も死んじゃうし、その手伝いをしていたという話もなかったし、ビデオ画像のような学習方法はあるようですが、そんなもので医療が身につくのが不明です。第2部がけっこう評価の高いパンデミックものなだけに、本来の医療の描写が案外、おざなりなのも謎です。
アンチオックスたちの能力は遺伝子レベルのものでいいよもう…

謎が謎呼ぶ展開です。

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