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広江礼威著。既刊10巻。サンデーDXコミックス刊。

船戸与一さんが確か1巻の帯に推薦の言葉みたいなのを書いていたので前から気になっておりまして、きっかけがあったんで読んでみました。

日本の商社に勤める岡島緑郎はタイに出張の際、ブラック・ラグーンと名乗る運び屋に会社の機密ディスクとともに誘拐されてしまう。ブラック・ラグーンはディスクと緑郎の身柄と引き換えに身代金を請求するが、会社はディスクの秘密を守るため、緑郎ともども闇に葬ることを決める。直属の上司からそのことを伝えられた緑郎は、ブラック・ラグーンの乗組員、リーダーのダッチ、ガンマンのレヴィ、ブラック・ラグーン号を運転するダニーとともに会社が雇った傭兵部隊を撃退、そのままラグーン号の見習い水夫としてタイに残る決意をするのだった。

というのが第1話の粗筋なんですが、まぁ、後はブラック・ラグーン号と、彼らが根城にするタイの架空の港町に居座るロシアン・マフィアや香港系のマフィア、イタリア・マフィアや教会など、多彩な、ただし、みんな、基本的に暴力的な登場人物が入り乱れてのガンアクションという感じの話です。

わしは第6巻まで読みまして、飽きてきたんで止めました。やっぱり、完結していない漫画というのは読んでも、いまいちです。でも、この漫画、完結って、どこでもいいと思いました。作中の登場人物たちもあんまり変わりません。主人公の緑郎ことロックとレヴィは、作者の意向だといずれカップルになるようですが、第1話から第51話(最終話)までかけて、やっとヒロインに告白したどっかの大河ドラマの主人公のような進展っぷりです。褒めてません。

で最近、漫画評論家で原作者の竹熊健太郎さんのまとめ、「プロットが作れない漫画家志望の学生たち」みたいなのを読んでまして、その、終わることのない長編漫画、という枠に、この漫画も入っちゃってるんじゃないかなぁと思いました。

作者の中では最終回というのは決まっていて、そこまでの流れがあるのかもしれないんですが、主人公のレヴィをして、超凄腕のガンマンという設定で、それ以外にも超人がぞろぞろ出てきて、第6巻で終わった日本編(舞台は基本、海外、東南アジアが多い)でも弾丸を白刃で切っちゃうやーさんが登場しまして、やっぱりレヴィが勝つんだよねというお約束の展開に、いくら激しいアクションでも、第1巻から登場しているメイン・キャラクター(ラグーン商会の4人に、ロシアン・マフィア、香港マフィア、教会に、さらにだんだん増えつつある)が誰一人として死なない状況に、飽きてしまったのでした。まぁ、レヴィはヒロインだし、いずれロックと結ばれるという予想は立ちますが、ロアナプラ(という名の町が根城)に巣くう連中がことごとく生き延びるというのは、どうにも… 毎回、血で血を洗うような暴力描写なのに、ぬるい展開でして、いまいちでした。
で、そういう展開の遅さとか、ぬるさも、昨今の長編漫画にはありがちな感じもしてますんで、そんなことを思った次第。

船戸さんの「満州国演義」の7巻と8巻が出ているそうなんで読まねば!

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