忍者ブログ

されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

わが夫、チェ・ゲバラ

ゲバラの奥さんのアレイダ=マルチさんという人が、自分自身の生い立ちから振り返って、反乱軍に加わり、ゲバラと会い、死に別れた後までを回想した本。

1959年の革命成功から、わずか6年でキューバを出て、理想とする世界革命のためにアフリカ〜中南米と戦い、ボリビアで殺されてしまったゲバラについて、よくこんなことまで覚えてるな〜と感心するような細かい話も書かれた回想録っす。

ゲバラが他の革命家と決定的に違うのは、奉仕の精神が徹底してることだと思うんですよ。キューバの革命を達成して、そのまま国に残っても良かったろうに、奥さんも5人(アレイダ=マルチさんとの間には4人、前妻との間に1人)の子どもたちも置いて、世界革命の理想に燃え、そのために全てを抛ったゲバラ。そこが、今も彼が世界各地で理想とされる人気なんだろうなと思います。
でも、その影では、家族の涙があったのであり、そこら辺、わりと記述が淡々としてるんですけど、この人は慟哭したはずであり、絶望もしたはずであろうと思うのですが、ゲバラの妻、という立場はすごく重たいものだったのじゃないかと。
だけど、そんな面は感じさせず、むしろしなやかな強さを見せて、5人の子どもを育て、キューバを支えていく。

ゲバラの影にとどまらなかった、奥さん、天晴れです。

いつかキューバに行って、ゲバラの研究センターを見てみたいものだと思いました。

拍手[0回]

PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

最新CM

(06/14)
無題(返信済)
(05/29)
(04/27)
甘くない態度(返信済)
(04/26)
謹賀新年(返信済)
(01/04)

プロフィール

HN:
たきがは
HP:
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

かうんたあ

脱原発意思表示Webステッカー

バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン