まりんのピンチに長屋の面々が応戦します。しかし、メランまで現われても、多勢に無勢。特にメランがまりんに傷つけては駄目、という頼みを聞いている以上、勝ちようがありません。しかもばあちゃんを庇ってメランまで傷つけられるに及んで、まりんは警察に投降するのでした。ここでまりんとメランの応答により、メランがアンプルになるのは傷を治すためでもあることが判明。アンプルから戻せるまりんがいるからできる技なんですね、これは。
しかし、警察に連れていかれたまりんは、ここでアニメ史上でもほかにないだろって感じのきっつい取り調べを受けます。素性の知れない孤児という精神的なものと、13歳の少女にするにはやりすぎだろ!って肉体的なものです。あろうことか、大仏顔の警官はまりんの頭を何度も机にたたきつけたんだから、無茶苦茶です。でも、これってアニメだからってわけじゃなくて、実際に警察はやってると思います。敵と見なすとどこまでもきついというのは、日本人の身内根性なのかな〜と思ったり。
監獄に閉じ込められたまりんのところへロロが現われ、モノマキアが迫っていることを告げますが、助け出してはくれません。
そこへ現われたのがみどり先輩で、その前に喧嘩でぱくられた彼女がまりんを目撃するというカットが入っています。こうして見ると遊びのないアニメで、どのカットも何らかの伏線となり、意味を持っているというのは凄いことだなぁと思うわけです。
さて、現われたのはメランと同じ銃剣士パイオン=シルバー。右手の剣は聖剣エクスカリバー、左手の銃はガトリングガンと、メラン曰く「最強の銃剣士」だそうです。しかし、「最強」とかってわりには、活躍する回がこの後出てくる3人目の銃剣士エリュン(そういえば、彼女だけフルネーム明かされてない。色的にはエリュン=ピンクか?)よりも少なく、ニコ動見てた時には「うっかりパイオン」とか呼ばれてました。確かに再登場の仕方もうっかりさん…
しかし、今は強いです。まずは警視庁の建物を破壊し、まりん(パイオンは「まりーん」と発音しており、まりんとの微妙な差違がこれまた伏線…)とメランを捜します。警官隊も応戦しますが、かなう相手ではありません。しかもせっかくパイオンが見逃してくれるのに、わざわざ背後から撃つなんて喧嘩売りまくってます。無謀です。
一方、まりんとみどり先輩はいったんは警視庁から逃げ出そうとするものの、その前にメランのアンプルを取り戻せってんで、地下へ。
天井を破壊してパイオンが現われたところへメランもうまいことアンプルから戻されました。
2人の銃剣士の戦いはよく動くので見応えがあります。まだこんなに動くアニメが作られていたとは〜 「ジャイアントロボ The Animation 地球が静止する日」とか「起動武闘伝Gガンダム」とか見慣れた目にはこれぐらい動いて当たり前なもんで、最近のアニメ見るとがっかりしちゃうんだよね。
でも圧倒的に攻めているのはパイオンです。2人の切れ切れの会話からは「誇り高き銃剣士」という台詞が出ます。またメランの行動をパイオンは「裏切り」と捉えていることもうかがい知れます。そして、モノマキアたちがまりんを狙った理由に、「生死を問わず生体情報があれば」というパイオンの台詞から、まりんを連れて帰るつもりだった、という謎が明かされるのです。だからって、わかるような話じゃないんだけどな!
パイオンに追い詰められるメラン。銃声が響いて次回へ続く〜!
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