第3話の続きです。学校でいじめられ、登校拒否するまりん。モトばあちゃんの「心が痛いから〜」の台詞は泣けます。いい人だ、ばあちゃん。しかもここの音楽が最高にいいです。泣けます。泣けるシーンでたびたびかかるんです。
一方、メランも雨降る屋根で思案にふけっております。まりんを守るを絶対優先任務としてきたのに、そのまりんとの関係がちぐはぐになっているので、「この世界のことを学ばなければならない」と言ってるあたり、メランの素直さが可愛いです。それが大塚芳忠さんの渋い声なんだぜ〜! たまらんですよ。
それなのに、びしょ濡れのままでまりんの部屋に行ったもので、またまりんに怒られて、「君に必要とされるまで」とアンプルに入ってしまうメランが可愛い。激可愛い。
先生がうちに来ると言うので、雨の中を飛び出していくまりん。ここで第1話から、ずっと思わせぶりな台詞を吐いてきて、いつも食べ物を手にしていた少年、亜呂真(あろ まこと)くんが、まりんに傘を差しかけてあげます。最後まで見てから、彼の行動をまた最初から見直すと、いろいろと納得することも多いんだよね。
あと、前話で木刀を貸してくれたみどり先輩が再登場、名乗り合います。
そして、長屋へ訪問するまりんの担任。そう言えば、中盤以降、この人の存在感ってなかったなぁ。彼女はまりんがメランを操って、級友に乱暴したという話を鵜呑みにしてましたが、モトばあちゃんの説得で改心、しかし、教師としてはかなり不安が残ります。ばあちゃんの言い分は「まりんの事情も聞いてやってくれ」です。しかし、ばあちゃんはあくまでもまりんとメランを信じるというものです。そう簡単に論破されてもいいのか、先生。
ところが、そこへ液体型モノマキアが飛来。まりんがメランを忘れてるってんで、ばあちゃんが「出てこい、メラン(という口調がまんま「出てこい、シャザーン」というのが笑える)」と言いましたが、メラン、出てきません。これは重要な伏線だったのデスネ。まりんにしかメランをアンプルから出せないというのは。だから、メランは根津神社に祀られていたのだな。アンプルに戻るのはメランの意志でできるからな。アンプルから戻せる人物=まりんというのは、メランにとっては「君を守る」という最重要任務につながっているわけなのだな…と、用意周到に張られた伏線に気づく…。
さて、まりんのピンチに萌ちゃん登場。メランのアンプルを持って、まりんの場所へ。前話でいじめっ子のリーダーに足を軽いねんざさせられていたのですが、萌ちゃん、まりんが相手だと尋常じゃないパワーを発揮するので、無事にアンプルをまりんの元へ。ここで、かつてまりんにリレーの練習を手伝ってもらったと回想が。しかし、この時代の運動会は秋に行われたはずなので、季節がどー見ても夏の話で、それって無理があるような… 春の陸上大会だったのだろうか…
液体型モノマキアと、まりんとメランの戦い、しかし相手が液体なもんで、メラン苦戦。まぁ、銃も剣も効かないだろうし。
ここでロロが登場し、乾燥剤の存在を誇示。ロロって、すっごくふざけた言動をしてるんだけど、なんだかんだと言って、まりんとメランを助けてくれます。いい奴です。彼には彼の思惑があるんですが。
まりんを助けるメラン。萌ちゃんとみどり先輩。みんなで仲良く虹を見上げて、今回のタイトルにつながりました。そう言えば、毎回、タイトルに色が入っているのだな。
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