まりんの妄想癖とかギャグの部分ではとことん落としまくるこの話ですが、鬱展開もきついです。中盤過ぎまで引っ張るのが、級友の話で、今回はその端緒。まぁ、第1話や第2話にも、一信(パンツ好き)とか丹前(悲観的)とか出てたけどな。しかし、異性へのいじめって、なかなか傷つけるまで発展しないんじゃないかと思うんだけど、同性へのいじめってとことんエスカレートする感があります。
いじめっ子3人組が登校したまりんにねちねち。その前に萌ちゃんが迎えに来てくれて、ほのぼのしてるのに、なかなかきっつい展開です。まりんが萌ちゃんと階段から落ちて萌ちゃんがなぜかカエルになってしまうという妄想ギャグもあるので、そのギャップが激しい。
1969年が舞台の今作ですんで、みなしごへのいじめとかあったのだろうかなぁ。長屋に住んでて貧乏、というのもいじめの理由になるらしい。単純明快ですが、同情の余地はありません、いじめる側に。
屋上でいじめられたまりんが、萌ちゃんを傷つけられ、メランを出しそうになったけど、すかさずみどり先輩が木刀を投げてくれたので、事なきを得ましたが、いじめはさらにエスカレートして、体操の後でまりんの制服が切り刻まれ、まりんもはさみで髪を切られそうになるに及んで、ついにメランを呼び出してしまいます。
もちろんメランにとってはまりんをいじめる=敵=抹殺すべき相手という方式があるので、学校を壊し(ガラスを破ったり、壁をぶち破った程度ですが)、いじめっ子を追い詰めます。しかし、まりんの必死の制止が功を奏したのか、第2話で殺してはいけないという記憶が生きたのか、たぶん、両方なんだろうけど、いじめっ子には「威嚇だ」って。
ここら辺のメランの動きの軽快さ、よく動くさというのは見ていて爽快です。アニメってこうだよね!っていう。まぁ、総じて、メランの戦いではよく動きます。
しかし、モノマキアならばいざ知らず、一般ぴーぽーにはやりすぎの感もあるメランの行動にまりんはあくまでも否定的です。「あたし、メランを嫌いになりたくない」っていう台詞に、まりんはいい子なんだなぁと育てたモトばあちゃんの苦労とか喜びを思い知る。
考えてみれば、そもそも今回の件は、第2話での一信と丹前のいじめ、っちゅうか、例によってパンツめくりと、丹前の場合は煙草も吸っていたというあたりに端を発しているので、まりんは一信たちにいじめられたと言えばいいのに、言いません。まりんは「誰それが悪さをしたから、メランが出てきて」ということを作中で言いません。その信念はすごいなぁと思った。
[0回]
PR