監督:グレゴリー=ラトフ
出演:アニタ(イングリッド=バーグマン)、プラント(レスリー=ハワード)、マルギット(エドナ=ベスト)、ほか
1939年、アメリカ
Wikipediaでスタッフとか調べていたら、イングリッド=バーグマンさんのアメリカ映画初出演作にして、レスリー=ハワード氏が「
風と共に去りぬ」に出演するにあたり、本作のプロデューサーをすることを条件にしたという映画だったことがわかりました。へぇぇ〜
アメリカ帰りのバイオリニスト・プラントは、久しぶりに帰った実家で娘のアン・マリーのピアノ教師アニタと会い、恋に落ちる。奨学生となって勉強したいとデンマークに里帰りしようとしていたアニタだったが、プラントとともに駆け落ちする。だが、彼女のなかにはプラントの妻子への後ろめたさが常にあり、とうとう身を引く決心をするのだった。
「
風と共に去りぬ」ではヒロイン・スカーレットにベタぼれされるも、妻のメラニーを「自分の夢だ」というぐらい、なんかふわふわした頼りないアシュレーを演じたレスリー=ハワード氏が相手役なもんですから、不倫しててもやっぱりふわふわしてるように見えます (´・ω・`) どうやら、奥さんも元は音楽家だったようですが、結婚して子どもも2人授かったので、プラントのように演奏旅行に出る気はさらさらないようで、そこら辺が新進のピアニスト・アニタに惹かれた理由でもあるのかな、という感じもしました。
最後は女から身を引いて、男はうちに帰り、娘が交通事故にあったけど、死ぬほどではなかったし、最後は奥さんも「お帰りなさい」と迎えてくれるので、長男の反発はあっても男性的にはめでたしめでたしな話となりましたが、アニタとしては何か失うものが多すぎやしないかな話でした。
たんぽこ通信 映画五十音リスト
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