監督:アンドリュー・V=マクラグレン
出演:ジョン=チザム(ジョン=ウェイン)、ビリー・ザ・キッド(ジェフリー=デュエル)、サリー=チザム(パメラ=マクマイラー)、パット=ギャレット(グレン=コーベット)、ジェームズ=ペパー(ベン=ジョンソン)、ヘンリー=タンストール(パトリック=ノウルズ)、ほか
1970年、アメリカ
実在の人物、ジョン=チザムを主人公にビリー・ザ・キッドなどの有名人も加えて、彼らの戦いを描いた話。
テキサスの大牧場主チザム。だが、その「王国」を振興の事業主マーフィーが侵略にかかる。チザムと親しい牧場主タンストールを殺されて、チザムの元で働いていたビリーは復讐に走る。手段を選ばぬマーフィーに、チザムはついに立ち上がる。
そういや、「
左ききの拳銃」にもビリー・ザ・キッドが出てきたなぁと思ったら、雇い主がタンストルだったよ!
タンストールが殺されるまでは「法に従い」と言って、理性的であろうとするチザムが、だんだん手段を選ばなくなるマーフィーにとうとうラストは大立ち回り。ビリーが旧敵と銃撃戦になったのもきっかけでしたが、ラストはマーフィーを倒して、一応、ハッピーエンド。でも、ビリーは町を出るし、ギャレットは保安官になるし、いろいろと苦い思いが頭をよぎったであろうラストのチザムでした。
実際にあったリンカーンという町でのチザムとマーフィーの勢力争いというか、マーフィーが一方的に侵略してきたのにチザムが立ち上がったという感じでしょうか。まぁ、勝てば官軍。
ただ、勝ったチザムも、タンストールやビリー、マーフィーの経営する商店に対抗して立ち上げた商店主を失ったりしてるので、けっこう痛そうです。
実話が元になってるだけに、いつものジョン=ウェイン物とはいかない感じ。
たんぽこ通信 映画五十音リスト
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