ノロイ島に上陸する7匹を見つめる姿があった。白イタチのノロイだ。7匹は忠太の先導で島のネズミたちと合流すべく北側へ急ぐが、途中、草原でイタチに襲われる。だが、イカサマは傷つけられ、ガンバは絶体絶命まで追い詰められながら、イタチたちは途中で引き上げてしまう。ノロイが部下を呼び返しているのだ。その歌うような声は、忠太によれば、「まだ殺すな。ネズミなどいつでも殺せる」と言っているのだと言う。完全になめられたことに怒りに震えるヨイショだったが、7匹がイタチ相手に何もできなかったのも事実であった。そして、やっと島ネズミの隠れ家に至った7匹だったが、そこはノロイに襲われており、無惨な血の痕が惨劇を物語っていた。そして、嘆く忠太を叱咤し、島ネズミの生き残りを捜そうとするガンバたちの前についに白イタチのノロイが現れる。「ようこそ」と7匹を歓迎するノロイ、敵の口から発せられた言葉に驚いたガンバは、その隙をつかれ、ノロイの催眠術の虜になってしまい、いいようにいたぶられるが、ヨイショの「尻尾を立てろ!」という言葉にやっと我に返る。ようやく逃げ出した7匹だったが、海に突き出した崖の上に追い詰められ、ノロイに「殺される順番を決めるがいい」と言われて、ガンバは荒れ狂う海に飛び込むことを言い出す。ついに痺れを切らしたノロイが7匹に襲いかかった時、彼らは海に飛び込んでいった。
ノロイ登場で粗筋も長い。あ、そうそう。
生ノロイ登場、━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! に続き、
ノロイ、初台詞来たー! ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! これです、この声、もう慈悲のかけらも人情の切れっ端も感じられない大塚周夫さんの高すぎず、低すぎず、ドスのきいた声、これですよ、
ノロイ、ボイス来たー! ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!傷つけられていましたが、初イタチ戦、イカサマの冷静な分析がなかなか策士ぶりを感じさせるよね。ノロイに「いつでも殺せる」と言われてヨイショは涙を流して悔しがるんだけど、実際、そのとおりなわけで。7匹のうち、誰もイタチ相手に善戦したとは言えないわけで。ただ、ノロイが部下を呼び集めたからガンバも他の6匹も助かったわけで。ここでまず1匹とか殺しちゃったらより緊迫感増したのになぁ、とか。いや、誰とは言いませんが。
ぶっちゃけ、初イタチ戦後、7匹が島ネズミの隠れ家目指して急ぐんだけど、しっかりイタチに見張られているのは、なんかほんとに敵陣という自覚あるけ? という緊張感のなさ。それを言ったら、パラシュートでの降下後のガンバの騒ぎ方もヨイショじゃないけど、静かにしろと言いたくなるわな。で、やっと洞窟にたどり着いて、当然、先に忠太が行って、後から6匹もついていくんだけど、入るまでの馬鹿騒ぎがなんか、見ててくどかった。誰1匹としてイタチに襲われるかも、という予想をしなかったのか、おまいら。
そして満を持して、
ノロイ様登場! 来たよ、来ましたよ! ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!! ここでガンバが催眠術にかかるのはどういう意味かな。しかし、この直前までガンバってノロイの恐ろしさを実感してないのが台詞の端々に見える(見えるからむかつく、とは申しませんが)から、直接ノロイの恐ろしさを知っているヨイショと忠太でなくガンバ、という演出だったのか、しかし、ノロイの爪に引っかけられて、お手玉のように弄ばれて、イカサマより傷が軽いというのはなんかぬるいな。イカサマが襲われたの部下だし。鷹に襲われた時のがよほど重傷だったのは腑に落ちぬ。まさか、ノロイより鷹のが強いという演出か? うきーっ! そっちのが許しませんよっ!
で、ここで遊んでないで真面目にぶっ殺して(待て)おけば、ノロイも生き存えたであろうに、悪役というのはそういうところが抜けてるもんだから、しょうがないんだけど、しかもお約束。圧倒的な力を見せつけておいて、なめきる。だから、追い詰めて「順番は決まったかね。わたしに順番を決めさせたいようだな」とか言っておきながら、海に飛び込まれるという展開。
でもノロイの圧倒的な優勢は明らか。しかも島ネズミの行方も知れない(どうせ生きているのだが)。ガンバたちがどうやって戦っていくのか、という展開はノロイびいきながらわくわくするです。
1つだけ記憶違い。ノロイ島、人間が住んでるんですってよ! いつの間に…ちゅうことは、ノロイたちは船を使って島に渡ったんですかね。すごい数のイタチだと思うんだけど。まさか、海を泳いで渡ったのか?
[0回]
PR