地球の燃え尽きる日 第４７話

一夜明けて大作と行者の戦い。しかし、話は予想外の方向へ。

以下の感想は続きにしまっておきます。 行者との卓球勝負を終え、やっと男の子に戻って決意を新たにする大作。最近はいい顔をすることが多くなったよね、主人公らしく。もちろんサリー頼みであるところは否めないんだけど、なぜか大作のベッドに入っているサリーちゃん。おいおいおいおい！　（(；ﾟДﾟ)　そんなことがアルベルトに知られたら、大作半殺しでは済まんぞッ！！　まぁ、記憶は失っているものの、中身は２０歳の大人の女、素が出るのだろうか？　しかし、１０歳の時からカナーリの牢獄に囚われていたし、その前もBF団にいて、それこそアルベルトの監視の目はきつかったろうし、サリーちゃんにそういう機会があったとも思えないのだが…　まぁ、今川監督だし、突っ込むのはやめようそうしよう。

対して敵愾心を燃やす韓信元帥。しかもその因縁が晁蓋の意図にあったというんだからややこしい。というか長い。今は亡き梁山泊の頭領・晁蓋は、次期頭領を草間博士の息子に決めていたというのだ！　ｶﾞ━━(ﾟДﾟ;)━━━ﾝ!!!!!
何で草間博士でなくその息子なのかと！　しかも大作はまだ生まれてなかったというのにだ！　ここで「梁山泊激闘編」のプロローグに話がつながる。すばらし〜！　どうやら、「本当に男の子が生まれてしまった」とは、晁蓋の言う「草間博士の息子」で、「約束の日」とは「草間博士の息子が次期梁山泊の頭領となる日」だったようです。

韓信はどうやら草間博士とは犬猿の仲だったらしく（というか、韓信と仲が良かったのって、やんやの中条長官しかいないのでは…）晁蓋に抗議をしていますが、おめぇ、頭に何巻いてんだずら？　病鉢巻と違うのけ？　そりゃあ、もちろん、脳が沸いてい…（以下自主規制）

と過去を思い返して大作の資格を否定する韓信。馬君も一緒に怒ってるような顔してるのは、相変わらず、本物の韓信＝馬君説を否定しきれませんが、１０年以上前から韓信はやっぱりやんやのようなので、馬君はただの名馬なのかも、という気もしなくもない。ていうか、韓信の正体なんか些末事になりつつあるっちゅうか。

ところが！　大作と戦うはずだった行者がいきなり負けを宣言。昨日の晩に手合わせしたと卓球勝負を持ち出します。えええ〜ッ？！　Σ（ﾟдﾟlll）ｶﾞｰﾝ　まさか、こういう展開にねじ込むとは思わなかったぜ！　そして、いよいよ大塚署長説が濃くなってきた行者。だから、何で顔を伏せているのだと小一時間…

もちろん韓信元帥が納得するはずがないが、行者が突っ込み返します。「遺言書がなんで大会の景品になっているのか？」と。うわぁ、読者でさえ突っ込まなかったのを自ら突っ込んできたよ、監督。しかも「警察いくか！？」とまで言い出せば、いよいよ大塚署長かも…　しかし、大塚署長で竜作が納得するのかなぁ？　カナーリの牢獄編では活躍したけど、竜作とは会ってないし…　その前からのつき合いなんだろうか？　顔は広そうだし。

そして、行者はどさくさに紛れて、大作に賞品を取りに行ってもらうと言い出します。話のそらし方が強引だ。
でも、大作は梁山泊の頭領はどうでもいいが、草間博士の遺言書は欲しい（梁山泊の全好漢が涙目）ので、行ってくると答えます。

すると韓信元帥はなお大作を脅します。でも大作の目に迷いはありません。父との絆を取り戻すため、草間の乱の真相を知るため、覚悟はできていると答えますが、韓信はなお「おぞましき秘密」と言い、「奈落へ落ちる」とつぶやくのでした。いったい、どんな遺言書なんじゃ。

大作とサリーがやってきたのは遺言書があったはずの東屋の跡。大作が来たのではなく、台詞から察するにあばれ天童、影丸、ディック牧が案内してくれたようです。すっかりいい人。
でも、いきなり先に進めないと言い出す３人。守る気がないと言うより、これぐらいしのげなければ、大作に頭領たる資格がないということなんでしょう。そのかわり、「邪魔者が入らぬよう我ら３人守り申す」って爽やかに言われても…

赤影ではありませんが、「九大天王とは大ゲサな」っていうか「そんな守りなど早々に」っていうか。いや〜、前回のラストで酔いつぶれていたから、どうなったのかと思いましたよ、わしは。赤影、このままじゃ、影丸に負けっぱなしでいいとこないし。
ところが、それを邪魔したのがまたしても悪人４人衆の１人だ！　しかも戴宗を倒した男だッ！！！　赤影は正体を暴こうと戦いを挑む。

そして、なぜか余裕の韓信元帥。相変わらず「遺言書だけは誰の目にも触れさせてはいかん」とか言ってます。それでは遺言の意味がないではないの。
ところが東屋の辺りには奴が出るから、自分もおいそれと近づけないって…　誰？

読者を悩ませる暇もなく、ページをめくったら見開きで登場だ、無明幻妖斎！　しかも首ついてるし！　身体とつながってるし！　やっぱり生きてると思ってましたよ、じいちゃん。というか、このじいちゃんは、残月とのパワフルな戦いぶりとか見ていて楽しかったので、好きだな。

思わず「あなたは本物ですか！？」と尋ねる大作に「そんな事はどうでも良い！！」

Σ(ﾟДﾟ)ｶﾞｰﾝ

常識的にはあり得ないのだが、九大天王とか十傑衆にはわしらの常識は通用しないんだろうそうだそうしよう。

そして、初めて会った時には大作に敵対的だった幻妖斎だったけど、今回は遺言書を取りにいくなら、韓信が罠をはっているか気をつけろとアドバイスしてくれる。いつの間にフレンドリーになった。
「遺言書を隠そうとつまらん画策をしよるからじゃ」そうです。けっこういい人かも。お茶目だけど。お茶目がやりすぎるけど…　きっといい人なんだよ、幻妖斎は！
しかも、韓信がはった罠＝結界を突破する方法まで教えてくれる…　本当にいい人なのかッ？！　逆に罠ってことはないのかッ？！

ところが、これを立ち聞きしている者がいました。おや、この頭は…

衝撃のアルベルト、来ましたよッ！　ｷﾀ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━!!!!!　しかも「カナーリの牢獄編」ではサリーを奪われたことで理性も失ってるように見えたのにサリーの姿を見ているはずなのにクールですよ、このおっさん！　まったく喰えない御仁である。でも、アルベルトはおおむね格好いいので許す。「そううまくはいかんぞ？」と言ってるってことは、こんなところで邪魔する気でしょうか？　ﾋｨｰ(((ﾟДﾟ)))ｶﾞﾀｶﾞﾀ　一見、冷静そうに見えますが、はらわたは煮えくりかえってるんでしょうか？　（(；ﾟДﾟ)ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ　やっぱりこのおっさん、草間博士の遺言書とか梁山泊の次期頭領よりもサリーちゃんのことで頭がいっぱいなんでしょうかッ？！　(((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ　ついに大作にとって最大の障害が来たのか…？　(((((((( ；ﾟДﾟ)))))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙｶﾞﾀｶﾞﾀﾌﾞﾙｶﾞﾀｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ

一方、悪人と赤影の非公式対戦は佳境にさしかかっておりました。相変わらず、同じ技で返してるっぽいですが、赤影「なめるな！！」と本気モード。悪人を倒したかと思いきや、その姿を割って、登場した者があります！

神行太保戴宗復活！！！　ｷﾀﾜｧ*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･゜(n‘∀‘)ηﾟ･*:.｡..｡.:*･゜ﾟ･* !!!!!　誰もが信じていた「戴宗の兄貴が死ぬわけがない」がここで証明されたわけですね。すばらし〜！
しかも、兄貴を倒したはずの男から現われたのは…　どゆこと？！
　　_, ._
（　ﾟ Дﾟ）

あそこで倒されたはずの戴宗は抜け殻だった？　本物は悪人の中にいた？　となると、あばれ天童、影丸、ディック牧（と名前を並べていると、九大天王というより、その他大勢って感じになっちゃうので、早く個々に活躍させてください、今川監督。あ、でも、それよりもロボの活躍を〜！！！）の対戦相手も似たような感じ？　でも３人は死んでないし…　しかも何か意味深な伝言してたし…　どゆこと？！

と、いくつかの謎も解決したけど、相変わらず謎が謎を呼ぶ展開で以下次号。

それにしても、韓信の嫌われっぷりは半端ない。
無明幻妖斎も神行太保戴宗もやっぱり生きていた。
ここに来てアルベルトが大作の邪魔をしに。
韓信は生まれた時からやんや（←言い過ぎ）。

次号で草間博士の遺言書が読め！　たらいいなぁ。

• ジャイアントロボ
• CM(1)
• 2010/08/20 Fri.