スペイン。
監督:ラディスラオ=パホダ
出演:語り手の修道士(フェルナンド=レイ)、マルセリーノ(パブリート=カルボ)、僧院長(ラファエル=リベリエス)、ほか
実家のビデオが壊れまして、ビデオなしのBD買ったもんで、今まで取り貯めたビデオ要らないって言うんで、たきがはが引き取りました。見てないの多いしさ、見ておこうと思いまして。
で、軽いのあり、重いのあり、シリアスあり、コメディあり、西部劇あり、ミュージカルあり、とハリウッド映画中心に100本ぐらいあるんですが、最初から重いのはしんどいので、ちょっと軽めのでいこうと。で、うちの親曰く「スペイン版『禁じられた遊び』」だっていうんで、これから。
ママン、これ、「禁じられた遊び」ちゃうよ?
聖マルセリーノの祭りを祝うスペインの村。とある修道士が、病気で祭りに参加できない少女のために、マルセリーノの物語を語る。それは、この修道院に捨て子があったことから始まった奇跡の物語であった。
原題が「マルセリーノ、パンと葡萄」といいます。これがずばり本題、なぜマルセリーノがこう呼ばれるようになったか、という話です。
それはそれとして、マルセリーノが可愛い! この映画は全編、それにつきますな。親をなくして修道院に捨てられたマルセリーノ。彼を育てることになった12人の修道士たちは、そのいたずらに惑わされつつ、彼を可愛がります。
でもある日、修道士たちに入ることを禁じられた屋根裏で、マルセリーノは十字架にかけられる神を見、彼にパンと葡萄酒を運んでやるようになったのでした。
子どもの純朴さが起こす奇跡。宗教心の厚い、スペインならではの物語やな〜と思いました。
たんぽこ通信 映画五十音リスト
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