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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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何てったってイチゴ〜♪

当ブログで、さんざんマスカット・オブ・アレキサンドリアが好きだ〜!と広言しておるたきがはであるが、実はいちばん好きな果物はイチゴだったりする。待て

いや、実は先日買い物に行き、安売りのイチゴを見つけてしまったのだ(↓これ)



少々傷物になっており、ぶっちゃけ、うれすぎなんだが、たきがは家では伝統的にこういうイチゴは潰して牛乳をかけてよく混ぜる、イチゴミルクという食べ方があるので、安売りしている時期にはうはうはで箱単位で買ってきて、わしの母親なんか砂糖を山4杯(先日は山3杯も入れたくせに、「やっぱり3杯じゃ甘さがいまいちね〜」とのたまった。ママ、砂糖の取りすぎはよくありません)も入れて食べるのだが、わしは伝統的に砂糖を入れたことがなく、イチゴ本来の甘さと牛乳との混ざり具合で食べるので、一口に「イチゴミルク」と言っても、斯様に千差万別だったりするが、実は違いというのは要は「砂糖を何杯入れるか」にしかなかったりする、大変単純かつ、腐ってさえいなければ、熟れすぎたイチゴほど美味しく食べられるお得な食べ方であると思っているので、春になるとイチゴミルクがたきがは家の食卓を飾らぬことはあり得ぬと言っていいほどである。
ちなみに、小学校時代から友人に言ってみても、この食べ方に同感されたことはないのだが、食器売り場に行けば、必ずと言っていいほど、このイチゴミルク専用としか思えない、イチゴ潰し用のスプーン(通常のスプーンとの違いは底が平らでイチゴ模様の凹凸があるところ)を売っているのだから、イチゴミルクが一般的でないはずがないのだが、未だに「ああ知ってる」とか「うちも食べるよ」とか「あれ、好きなんだよね〜」という意見を聞いたことがないので、広いネットの世界、うちも食べるという意見がござったら、是非、たきがはまでご一報くだされ。それとも地方色でしょうか?

と、これではいつもたきがはがイチゴミルクにして食べているようではないか。果物は常々、生で食べるのがいちばん、加工して食べるなんてもってのほかよ!とほざいている(←言ってない)奴が、何を外道な食べ方をしているのか、と思われる向きがあるかもしれないが、実はイチゴミルクで食べるのはあくまでも熟れすぎのイチゴであり、もちろんぴったんこかんかんなタイミングで完熟したイチゴを洗ってそのままかぶりつくに勝る贅沢は、果物数々あれど、なかなかないと思う。けっこう安上がりで済むけど。
その延長上と断言してもいいポジションに鎮座ますますのが、イチゴ狩りであり、たきがははここでもミルクをつけて食べるなどという真似はせず、基本的に質より量の精神なもので、へただけむしり取ってがつがつ食べるのが基本スタイルである。
ちなみに今年はまだ行っていないのだが、是非、1年に1回はイチゴ狩りねッ!と拳を握り締めていたら、妹さんに断られてしまったので同好の士募集中である。

しかも、たきがはの人生ン十年の中で、バイキングというと胃袋どころか食道まで物がつまってま〜すなスタイルを貫いているが、食べ過ぎで腹が痛くなったことは、思い返す限り、イチゴ狩り以外ではないという意地汚さである(←人として自慢するに値するかどうかと小一時間…)

さて、前置きがすっかり長くなってしまった。たきがはとイチゴの関わりはかくも深く長く意地汚い(←それもどうかと小一時間…)。
そのイチゴが、熟れすぎたイチゴが、1パック(通常のイチゴのパックより2倍近く大きい)250円で売ってたんですよ、奥さん! ああ、これだけあれば、イチゴミルクでうはうはだな〜と思ったのだが、表面のラップにはジャム用と書いてあった。でかでかとジャム用とあった。あれ、やっぱり、イチゴミルクじゃないな、と思ったことはさておき、実はたきがは、イチゴジャムもめっちゃ好きなんですよ。それも手作りイチゴジャム。
と言ったら、たきがはが今年の冬、ゆず茶を作ってうはうはしていたことを思い出される向きもあるやもしれぬ。あんまり延長にはないです、あっちは。
そこで、たきがは、思わず2パック買い求め、ほかにも生たけのこだの買ったもので(あ、タケノコも茹でなきゃ)、荷物が重く、ひいこらしながら帰宅していた時に、ふと思い出したのだ。

ああ、わしがいちばん好きな果物はイチゴだったのだ、と。

何だ、その脈絡のない思考はッ?! と突っ込んではいけない。専門学校に行っていた頃、わしは友人(女性)と話していて、「女の話って唐突だよね〜」という結論になり、試しに同級生(男性)に話しかけて実感したことがある。
たきがはの思考はめくるめくワンダーランド(そう考えてみると、「はみだしっ子」のラストの方で、グレアムがアンジーに「考えていることを言ってみろよ」とか言われて、とりとめもなくいろいろ打ち明けるシーンがあったが、ああいう考え方はすごく女性的だと思うのだった。でもわしが「はみだしっ子」でいちばん好きなキャラはサーニンなんだよね)。

考えてみたら、たきがは、生ジュースといったら、まずイチゴである。逆にイチゴのジュースがなければ見向きもしないと言ってもいい(10年以上前のCOMITIAではイチゴが売り切れていたんでキーウィを買ったが、例外)。生ジュースのスタンドにイチゴがあったら、何はなくともそちらに引かれていく。ふらふら
さらに、わしが31アイスでいちばん好きなのは1にバナナアンドストロベリー、2にベリーベリーストロベリーと来る。どっちもイチゴである。3位はよく変動する(最近はパンプキンプリンが好きなのだが、季節限定だしなぁ)。

ああ、かくもイチゴは我が人生を彩りけり…

そうだ、だから、わしは春が好きなんだ。イチゴが旬の春が好きなんだ〜

さて、そのいっとう好きなイチゴを2パックも買ってきて、何をしようと思ったのかというと、ジャムを作ろうと思ったのだ。イチゴを煮る、ああ、それだけでそれだけで、イチゴはふやふやになり、我が口の中でとろける。パンに乗せてよし、ヨーグルトに入れてよし。なにより、ジャムにすると生のままよりもつ。あんまり砂糖を入れないので長期保存には向かないが、慌ててイチゴミルクをかっこむよりも、数倍お得じゃありませんこと?

というわけで、イチゴジャムが完成(↓これ)



固めるようにレモンの汁を入れなかったので、ほとんど固まってません。ジャムというより、イチゴの砂糖煮ってのが正しそうですが、イチゴが容量の7〜8割占めてますので、パンに乗せて食べる分にはぐっどです。ヨーグルトに入れてもいいけど。

砂糖をかけて、いきなり火にかけたら、何か予想と違いそうなものができそうだったので、慌てて火を止めて、それから数時間放置して、イチゴから汁が出るのを待ったのはここだけの話です。

作っているあいだじゅう、うちの中でイチゴの芳醇な香りがぷ〜〜〜んと漂い、いい気分でした。

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