対ガンダムローズ戦。
ネオフランスの元首様、いい味出してる。前半のジョルジュに垣間見える弱さとラスト、ジョルジュをネオフランスの代表だと言うあたり、一国の元首としてはなかなか度量を持っておるな。ガンダムローズが盗まれて、早速ゴッドガンダムをマークさせたという判断もほかの国にはない知的さも感じさせる。対するマリアルイゼのけなげさもいい感じ。ジョルジュに「わたしの戦いは常に国のため、サンド家のため、そしてあなたのためだった!」と言われてのアップとか、ついに始まってしまった決闘を止めようとする父親に「あの人がそれでいいのなら見守るだけです」とは、いままでのおてんばぶりも可愛いんだけど、でもやっぱりお姫様なんだよね、どっかで国家を背負ってるんだろうね。ああ、彼女は大人になったらすこぶるいい女になるだろうなぁ、と思ったよ。
おかげで今回はたきがは大好き、レイモンドの出番が少ない。うううむ、ま、しょうがねっか。ただ、ドモンとのファイトをしようとガンダムローズの格納庫(カタツムリのカッコしてるのはエスカルゴか? しかも3色!)で暴れるジョルジュに最後の釘を刺す(国家反逆罪。ジョルジュだから効く。シャッフルの他の面々には効果なさげ。ドモンはお父さんを人質に取られてるようなもんだけど)元首様に思わず四つん這いになっちゃうジョルジュ、それを慰めようとするマリアルイゼ、止めるレイモンドというシーンは、レイモンドのジョルジュへの理解ぶりが伺えて、台詞ないけどいい感じっす。でも今回は「レイモンド」とジョルジュが呼びかけるシーンがなかったのが残念。絶対に甘えた口調があると思ったのだがなぁ。
すっかりドモンの特訓相手を務めるアレンビー。おまいら、場所を選べ。ゴッドガンダムが倒れたら、周りのジャンク船大変やろ! しかし、チボデーギャルズのクルーズ船から、ことごとく転覆したランタオ島の激戦中、ただ1隻無事だったハン老人の船だから、「はっはっは」とか笑いながらさばいてそうだが、ほかの船は危ないと思う。
「そんなことはどうでもいい!」でスルーしとこ。
決勝大会に入って、いままでになく止め絵の多いGガンであるが、今回のラストは去ってゆく師匠の脇に立つドモンたちで、ウォンはアウト・オブ・眼中なたきがは、あくまで悪役に徹しきるマスターにうっとり。考えてみたら、そろそろ石破天驚拳伝授だし、いよいよランタオ島まで数えるほどだし、そうなったら涙々の「暁に死す」だし、残り少ないDVDをしみじみと眺めるのだった。
次は対ドラゴンガンダム戦。わずかな登場だが、サイ・ロンパイ氏、要チェック!
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