不乱拳博士の一件が終了し、新たな展開です。
まずはいつもクールなオープニングが、戦後のどっ暗いムードではなく、ジャズっぽい音楽に乗って。海の向こうの戦勝国、推定アメリカが登場。平和を乱すギャングの存在を提示して、その一人、スリル=サスペンスが鉄人を狙っていると紹介。さらに鉄人を狙う男がもう一人、ということで村雨健次が釈放されます。
酒場で飲んだくれる村雨。しかし、一帯の酒場から人が消えているのは、アメリカからマフィアが上陸したかららしいです。そんなことあったっけ?
そして、ブラックオックスは、敷島博士が調べるというので、大島に運ばれることになりました。またアメリカからロボット工学の権威が見学に来てるとかで、妙に嬉しそうな敷島博士。
しかし、正太郎はロボットが戦争に利用されることは反対。まぁ、穏やかではないよね、鉄人がそういう存在なんだから。
でも、呑気な敷島博士と大塚署長は、どんな力も使う者次第だなんて、どっかで聞いたようなことをぬかしております。
そして早くも登場、スリル=サスペンス一味。
ボスの声は秋元羊介さんですよッ!!(←ここ重要)
さて、浮かぬ顔でうちに帰った正太郎は、スリル=サスペンス一味に忍び込まれてしまいました。1対1ならば勝てる正太郎ですが、相手が銃を持ち出すとかないません。
しかし、そこは少年探偵の面目躍如っちゅうか、リモコンのありかを聞かれて、嘘をついて、一味を罠にかけるとは用意周到っちゅうか悪賢いっちゅうか、一筋縄ではいきません。
でも、ちょっとした隙に一味には逃げられてしまいました。
そして、一味に近づいたのが村雨健次です。鉄人憎さのあまり、一味に鉄人を盗むのを手伝うと言い出します。いや〜、竜作の死は確かに鉄人のためなんだけど、あれを鉄人のせいにして、その坊主にくけりゃ袈裟まで憎いな発想はやめようよ…
その頃、日本では電車の脱線事故が相次いでいました。三鷹松川事件って初めて聞きましたよ… アニメの中でもその事件に引っかけて電車の脱線事故が多かったと言ってますが、原因は怪ロボットです。
さて、正太郎は意外なところにリモコンを隠していました。大塚署長の秘書・高見沢さんにプレゼントした化粧箱の蓋です。ていうか、見れば、ばればれな操縦桿なわけですが、高見沢さんは気づいてないようです。
そして、怪ロボットのために電車が脱線した現場にやってきた正太郎と大塚署長。しかしこの事故は、村雨とスリル=サスペンス一味が仕掛けた罠だったのです!
事故現場に向かって暴走する列車。そこには乗客が乗っており、本当は前の駅で引き返すはずでした。
正太郎は電車を止めようと鉄人を呼び出し、まず、自分が電車に飛び移ります。
そして、鉄人に電車を強引に止めさせました。
ところが、電車の運転手がスリル=サスペンス一味で、正太郎に銃を突きつけて、まんまとリモコンを盗み出し、さらに正太郎も撃って、逃げ出しました。
主題歌に「
いいも悪いもリモコン次第♪(リンク先はこのアニメのオープニング)」と唄われる鉄人28号が、悪の手先になってしまいました!!!
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