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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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青梅雨・手袋のかたっぽ

永井龍男著。昭和文学全集10。小学館刊。

まだまだ続く車谷さんの小説。「青梅雨」です。

ある初老の夫婦が、その姉、養女とともに借金を苦に一家心中をした日の晩を描いた短編。とかくセンセーショナルに扱われがちな一家心中の裏にある、一家の心のひだといいましょうか、とてもこれから心中しようとしている人たちとは思えないような穏やかなやりとりが描かれてました。むしろ、もう死ぬと決めたから、この人たちはこんなに穏やかでいられるのかもしれません。自己破産とかなかった時代の話かな。

「手袋のかたっぽ」は、日本が中国東北部に満州という傀儡国家を築いていた時代、著者が北京に行き、たまたま知り合った商社の男性と昵懇になり、中国に来ることになったきっかけを語った話、だと思うんですが、短いなかにけっこうあれこれ詰め込まれていました。

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