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ウンベルト=エーコ著。

ショーン=コネリー主演で何年か前に映画になったんで、知ってる人も多かろう。
中世のイタリアのとある修道院を舞台に、遍歴の修道士ウィリアムと、その弟子アドソが、修道院長の依頼で謎の死を遂げた若い細密画家の事件の解決を依頼されるも、修道院では次々に殺人事件が発生。という話。
中世修道院ミステリー。ミステリーなんで種明かしはしませんが、ええと、「最初はホームズだと思ったのに落ちは金田一だった」というのがたきがはの感想。いや、金田一もの嫌いじゃありませんよ。映像なんか好きですけど、あれって推理物じゃないでしょ。どっちかというと「次にどう殺されるんだー?」ってホラーに近いと思うんすよ。だって、関係者のほとんど(また、血縁関係とか、縁故関係とか、過去に恨みがやたらに多いのも金田一ものの特徴でもありまして、気がついたら、金田一さんと警察以外の事件関係者が全部血縁、なんて落ち、珍しくもないもん)が殺されないと、金田一さんて事件解決できないでしょ。で、犠牲者が出ると「何で僕は気づかなかったんだろう!」って頭をかきむしり、お約束のふけがぱらぱら…って展開だもん。つまり、そういう話。ふけは落ちないけど。
書庫にまつわるトリックはおもしろかったです。ただ、宗教嫌いでキリスト教も嫌いで、異端だろうが正統派だろうが、どっちでもいいたきがはには、そこらへんの展開はどいつも狂信的でいやです。
ウィリアムはホームズ先生になぞらえるにはちと感情的に過ぎると思いますし、推理力も足下にも及びません。アドソもワトスン先生になぞらえるには、たぶん、映像化された、古いステレオタイプの、要するにギャグ担当のワトスン先生ならばわかりますが、原作やグラナダテレビ版の紳士であり騎士であり、友情あふれるワトスン先生と一緒にせんでください。失礼な。ぷんぷん。
上巻最後で「なんだかなー」な感想抱き始めていたたきがは、ふと、「京極堂」好きな人はおもしろいんでないかなーと思った。嫌いだけど。「姑獲鳥の夏」読み終わって、本をぶん投げたから。つーか、あれ、ミステリーじゃないから。あの落ち、ミステリーって認めませんから。ホラーですか。そうですか。

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