たきがははベーコンが好きだ。最近はホテルの朝食はバイキングが多くなったが、特に海外だと、必ずかりかりベーコンが並んでいる。必ず食う。ソーセージなんぞは差し置いても食う。絶対食う。日本だと割と少ないみたいだが、見つけたら絶対食う。なんでそんなに好きなんだって言われるぐらい食う。
かつてジョ○サンのカルボナーラで胸焼けした記憶のあるたきがはだが、実はカルボナーラはうまい店で食べるとめちゃんこ美味い。美味いか不味い。中間のないパスタのメニューである。何軒か美味い店は知っている。胸焼けしたことがあるくせに、何でまたカルボナーラを食べるようになったのか不明である。もともとホワイトソースが好きだったからだろう。たぶん。
で、カルボナーラの美味さはホワイトソースにあると思っていたんだが、自分で作ってみた時に気がついた。ホワイトソースっつーもんは、実は誰にでも作れる。20ccぐらいずつ牛乳を足していけば、だまもなく、誰にでも美味しく作れる。よほど不味いバターでなければ。そんなもんは食ったことがないが。マーガリンちゃうよ。よほど不味い牛乳でなければ。とりあえず成分無調整なら大丈夫だと思うのだが。
閑話休題。
カルボナーラの美味さの秘訣は、ホワイトソースではなく、ベーコンにある。自分で作った時にわかった。ホワイトソースは美味いのだがなんか物足りない。生卵は入れた。ううむ、後は何だ? といったらベーコンしかなかった。
かくて、美味しいベーコン探して何千里、もとい何軒、何品。このベーコン、あのベーコン、肉屋のベーコン、塊で売ってるベーコン。行きつけのスーパーで売ってるベーコン。いっそ、ベーコン、自分で作ったら? 煙出るしなぁ。うちマンションだしなぁ。何よりめんどくさいしなぁ。
美味いベーコンを求めて、美味いカルボナーラを出すレストランでも聞いてみた。「どこのベーコン使ってんの?」もったいぶって答えなかった。新宿小田急百貨店のレストラン。
しかし! 天は我を見捨てたまわず。たきがははある日見つけたのだ。業務用バラ肉ベーコン、角切り。こ、これだぁ!
求めてたベーコンはこれなんだぁ!
でも、まだ美味しいカルボナーラにはお目にかかっていない。どうやらベーコンの焼き加減が足りないらしい。じりじりとフライパンで? いっそオーブンで焼いたらどうだろう? 飽くなきカルボナーラ、もといベーコンの探求は続く。
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