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大塚公子著。角川書店刊。

死刑について広く扱った本かと思っていたら、「半田保険金殺人事件(1979年発生)」の死刑囚(1993年確定)長谷川(旧姓・竹内)敏彦氏について書いた内容が大半で、なんというか、冒頭から文章のまずさに読む気なっしんぐになって、不承不承ページをめくっていった。

まず、「プロローグ」として、アメリカの死刑周辺の実情を書いたところはいいのだが、本編に入ってからがいただけない。
いきなり「半田保険金殺人事件」から話が始まり、ほぼ全編が長谷川敏彦氏のモノローグに近い自分語りで綴られるので、数ある死刑囚のなかでどうしてこの人を選んだのかわからぬまま、よく知らない半田保険金殺人事件を起こすに至った経緯が書かれている。しかも事件を起こすまでは「竹内」だったのが、捕まってからはいきなり「敏彦」に変わり、で、後はずーっとその調子で「敏彦は…だった」といった感じの文体が続いて、事件を起こし、やがて発覚して警察に捕まり、尋問され、裁判を受け、名古屋拘置所に勾留され、国選弁護人がつき、家族が面会に来、キリスト教に改宗し、といった内容が続く。

死刑について何冊も著書を出しているようだが、正直、このような文章ではまた読んでみようかなという気にはならない。こんな文でも金もらえるのね…というのが本音。

たきがは的には大変興味のある題材なだけに、取り上げる事件について、もうちょっと著者なりの思い入れとか理由とか書いてもらわんと、全然興味わかないよ。しかも大半の文章は「敏彦は…だった」で、なりきりぶりが痛いし。

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