忍者ブログ

されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

天涯の砦

小川一水著。早川書房刊。

時砂の王」「老ヴォールの惑星」「フリーランチの時代」などの小川一水さんの著書です。

時は未来。人類が月に基地を構え、惑星開発に乗り出した時代。地球と月を中継する軌道ステーション望天で起こった事故に巻き込まれた10名と犬1匹の、無事に帰還するまでの物語。

登場人物は皆、どこかで挫折していたり、一癖も二癖もあるような人びとだったりして、英雄のような存在はいません。これがハリウッド映画だと、二ノ瀬か久我山あたりが英雄になってそうですし、門前にいたっては凶悪なテロリストとかになりそうですが、ごく普通の人たちが、自分たちの持っている知識を出しあい、できることをして、望天の一部となってしまったピザ状の形をした区画と、そこにたまたま接岸していたために大きな役割を果たす、宇宙船との中で右往左往しつつ、頑張る話です。

表紙がその事故当時の望天と宇宙船わかたけの強制ドッキングの図になっていて、想像力がふくらませやすかったり、巧みに語られる未来予想図に、二ノ瀬たちがどうなるのか、はらはらしながら、一気に読み進んでしまいました。本読んで夜更かしなんて、何年ぶりだよ…

拍手[0回]

PR

コメント

お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新CM

(06/14)
無題(返信済)
(05/29)
(04/27)
甘くない態度(返信済)
(04/26)
謹賀新年(返信済)
(01/04)

プロフィール

HN:
たきがは
HP:
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

かうんたあ

脱原発意思表示Webステッカー

バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン